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[改正薬事法の背景と経緯]
●驚くことに薬事法改正(S35)以来、医薬品の販売に関する法律は皆無だった●大衆薬も医薬品です。安全ではありません●厚労省は、何度となく医薬品の販売に関する方法を通知で出してました●行政手続法により、法律に基づかない通知・指導は強制力がない●「やった物勝ち」の医薬品販売の実態に、国民の安全を求める声が高まる●すべての医薬品は、効果とリスクを併せ持っているのです●世界先進各国では、高騰する医療費を、大衆薬の活用で抑制しています●今後「医療制度の崩壊」か「高負担制度の導入」いずれかの選択となる●今20歳の人が37歳頃、消費税20パーセント時代がくるかもしれない?●薬事法改正の目的(理念)は「現行医療制度の維持」「医療費高負担の抑制」●薬業界も国民の求める「安全」と「医薬品の有効活用」のあり方の議論を重ねる●改正薬事法の目的や内容、実態をよく研究してください●改正薬事法は、まさに国民・行政・業界の「三方一両損」の制度改革●販売制度のルール化は、「販売者責任制度」の導入となる●販売ルールの導入で、大衆薬の可能性が大きく高まります
[改正薬事法施行と医薬品無店舗販売]●改正薬事法により医薬品の通販・ネット販売が制限され、業者が反発●なぜ今頃になってこうした不満行動をとるのかが不思議です●改正薬事法に適合できない人たちの救済を考える●大衆薬を購入できない方への救済をどうするか●大衆薬の無店舗販売の方々への救済をどうするか●法整備なくしてネット販売を認めたらどうなるか●急がれる法整備●改正薬事法の手続きに問題があったか●法律づくりとネット販売の議論●店舗販売業でネット販売・通信販売を行うには限界があります●リアリティスペースの店舗の間借りで、ヴァーチャルの店舗運営は難しいのです●現在行われている検討会について[改正薬事法によるメリットを考える]
●改正薬事法は、国民の求める安全性に応え、かつわが国が迎える高齢化社会に対応するために、大衆薬の販売制度を整備したものです●改正薬事法の施行は、生活者、医薬品の利用者に多くのメリットをもたらします
[改正薬事法の概要]●改正薬事法により、これまでから、今後このように変わっていきます●医薬品のリスク区分によって、具体的にこのような事が出来るようになります●医薬品を安全に使うために必要な情報提供・相談応需は、利用者の大切な権利となります●その他にも、改正薬事法によって身近にこのような変化があります●改正薬事法に関する署名運動はしないことにしました●いつも生活者・消費者はおいてきぼり●改正薬事法とセルフメディケーションの推進を国民運動として広めてください