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「釣りバカ日誌」の製作発表会見 最終作、素晴らしい作品に

2009年6月5日 04時12分

 「釣りバカ日誌」シリーズ最終作について語る、主演の西田敏行さん(中央左)、三国連太郎さん(同右)ら=3日、北海道中標津町

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 日本映画を代表するコメディー「釣りバカ日誌」シリーズ最終作のロケ地・北海道中標津町で、俳優陣が出席して製作発表会見が開かれ、西田敏行さん(61)が「必ず素晴らしい作品になる」と自信を見せた。

 最終作「釣りバカ日誌20 ファイナル」は、同町や厚岸町など北海道東部を舞台に、西田さん演じる浜崎伝助(ハマちゃん)、三国連太郎さん(86)演じる鈴木一之助(スーさん)の名コンビが活躍。ゲストは松坂慶子さん(56)ら。会見に先立ち渓流釣りのシーンの撮影風景も公開された。

12月26日公開の予定。

 西田さんはシリーズを振り返り「三国さんと21年も共演できるとは夢にも思わず、それが終わろうとしていて感慨もひとしお」。また「人間は自然と折り合いを付けて生き方を模索しなくてはならないと、ちょっぴり訴えられれば」と狙いを語った。

 三国さんは「シリーズ中で最高に社会のひずみに切り込んでいる」と胸を張り、朝原雄三監督(44)は「寂しいが最後まで楽しい映画を作る」と意気込んだ。

 会見では、三国さんが4月に心筋梗塞の疑いと診断され、カテーテル手術を受けたことを明らかにした。自覚症状はなく術後も順調という。

(共同)
 

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