女優・南果歩(45)が、笑いの殿堂・吉本入りしたことが3日、分かった。
南が移籍したのは、池脇千鶴が所属している吉本グループの事務所「エス・エス・エム」。笑いの殿堂としての印象が強い吉本グループだが、これまでも小室哲哉らが一時所属、現在もデーモン小暮閣下らミュージシャン、石井一久投手らスポーツ選手らが所属するなど、幅広いジャンルの人材を受け入れてきた。南は、もともと関西(兵庫県)出身ということもあり、なじみ深く、可能性を生かせる新たな飛しょうの場として、吉本グループに新天地を求めたようだ。
移籍第一弾の仕事は、今夏放送予定のNHKドラマ「再生の町」。財政破たん寸前となった大阪の架空の市で、新市長から招集された財政再建プロジェクトメンバーの1人を演じる。南は「関西出身なんで、吉本といえば明るく楽しいイメージを持っています。自分の枠を作らずに、いろんな可能性を見つけていけるのではと楽しみにしています」と前向き。
今後は吉本グループならではの組織力やメディア力で、女優業だけでなく新たな展開も考えられそうだが、関係者によれば「現時点でお笑い界への進出はない」そう。新たなスタートを切る新生・南果歩に注目が集まりそうだ。