省エネ性能に優れた家電3製品の購入を後押しするエコポイント制度が5月15日にスタートして約半月。全国の家電量販店で薄型テレビと冷蔵庫の売上高は5月、前年同月比それぞれ約22%、約16%伸びた。エアコンは微減だったが、マイナス幅は4月までに比べると縮小し、いずれもエコポイントが押し上げた。ただ、5月末には3製品とも売れ行きは減速した。
約4500店の販売データを集計するGfKジャパン(東京・中野)が2日明らかにした。薄型テレビの4月売上高は前年同月比1.6%増にとどまったが、5月は買い控えていた客が動いた。冷蔵庫は「大容量機種が好調だった」(ヨドバシカメラ)。エアコンの5月は1.6%減。気温が高めだった前年同月の売れ行きがよかったため、、反動で減ったもよう。
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