magnoria

うちは母子家庭で、文字通り死に物狂いで働いています。年収が80万だとかおっしゃっていましたが、その収入で食べていけて、コンサートだの美術館だの、いいご身分ですよね。すべてご両親のすねをかじっているからなのに、料理できないのも自立できないのも親のせいだとか？
年収80万では到底暮らしていけません。それでやっていけるのは、すねかじりのパラサイト。あなたは死に物狂いで働く必要がないってことです。そんな安楽なところに居て他人にボランティアしろだの、よく言えたもの。ボランティアしなくたって、周囲の50代はすねかじりじゃない分、あなたよりましですよ。
そんな安楽なところに居て「死にかけた」なんて、死に物狂いで働いている者にはちゃんちゃらおかしい。

ご無沙汰いたしております。
これまで、コメントをされていた方々が指摘を「遠回し」にされてきたことを、母子家庭さんが、明確に述べられたようですね。こちらのブログの読者諸氏がお考えになられていたことをそのままに。

私も眼をしっかりと見開いて、これまで経過を拝見しておりました。繰り返しになりますので、わざわざ、magnoriaさんがお答えになられることもないでしょう。眼はコピーできております。magnoriaさんの代理人をさせていただきます。

「母子家庭の方々のご苦労は分かっています。しかし、それも、周囲の環境が整っていないせいだと思います。私が死にかけたのは本当です。会社に不当に扱われ、使い捨てのようにして、不要なものだとリストラされました。全て問題は、強者が弱者を食いものにする社会の構造にあるのです。私も被害者です。十年間という長い時間を社会に奪われたのです。それによって、いろいろな機会を奪われました。ようやく、社会復帰ができるようになり、地域のために働いています。個人は社会に奉仕することで、その社会をより良い方向に変化させることができるのです。

そのためには、個人の営みは社会への奉仕よりも後回しにすべきなのです。そうしなければ、強者と弱者という関係を突き崩すことができないからです。この構造を変えることができて、初めて、誰もが恵まれた生活を得ることができるのです。弱者である私が、徒手空拳のまま利害をむさぼる強者に満ちた社会に立ち向かうことはできません。私が、文化活動に参加しているのは、強者と闘うための知識や強靭な精神を得るためです。何の力も生み出さないミーハーな気を持って参加したことは一度もありません。恵まれた強者は、何の苦労も無く、個々人がやりたいことをやって、暇つぶしがてらに気ままに美術館などに行きますが、私は違います。私が参加している文化活動は私自身が稼いだなけなしのお金をはたいて行っているものです。したがって、パラサイト呼ばわりされる覚えはありません。

私は明日も知れない生活をしています。それも、全て強者によって支配された社会の中にいるためです。私は恵まれた彼らがその精神を変えることを求めていますが、強者はそれに気付こうともしません。恵まれた彼らは自らの生活を謳歌することしか考えていないからです。彼らがボランティアをして社会奉仕をしない限りは、母子家庭のような恵まれない人たちはいつまでも恵まれないままなのです。私を攻撃することは間違っています。あなたの矛先は、私ではなく、強者であり、恵まれていることにあぐらをかいて、社会に対して一切なにも協力しようとしない彼らに向けられなければなりません。

楽をして社会のすねをかじっているのは、必要以上に利益を得ようとする彼ら強者なのです。私は恵まれていないのに、必死で、文字通り、死ぬような思いをしていますが、社会に奉仕しているのです。それを茶化されるのは、心外です。あなたは死に物狂いかもしれませんが、そのような強者のための社会を変えようとしない姿勢には、怒りを覚えます」

magnoriaさん、いかがでしょうか。これ以上の付け足しはありますでしょうか。それとも全く的外れな代弁でしたか？

以上の文章に滑稽さをお感じになられる方は、果たして異常でしょうか？

では、私は、これからも続けて、ご熱心に綴られているこちらのブログを拝見させていただきたいと思っております。今晩は、これで失礼いたします。

母子家庭さん、たしかに私はパラサイトであることを良いとは思っておりません。家事がきちんとできないといけないと思っています。でも、私は掃除はかなり自信が持てるようになりました。私は掃除から整理整頓、洗濯、そして最後に料理のマスターという計画で家事をマスターし、結婚というつもりでいます。私は４４歳です。結婚してももう子供を産めない確率の方が大きいです。近い将来介護が必要となる両親がいます。それだったら夫と上手くやっていくには家事をきちんとして夫に不満を与えないこと、共通の多くの友人を持つしか幸せな結婚生活を維持する方法はないのです。子供がかすがいになってはくれないのです。子供がいればよっぽどのことがなければ離婚されず、家事はおおざっぱでも許されるのではないですか？がそれにもうフルタイムでの仕事も無理でしょうし、したくありません。　

私はコンサートや展覧会に行けるのは恵まれていると思います。でもこれは将来、芸術に関する仕事をしていく上で必要不可欠な勉強でもあるのです。つまり自己投資です。それにコンサートや講演会の場合は、愉しませてもらうという受け身の姿勢ではなく、その人を勇気づけ支えるサポーターとしての意識を持っています。それによって他のファンの人のため世の中のためになっていると私は思っています。

５０代で働いている人だって、スネカジリではないとは言えないと思います。外でフルタイムで働いている人で子育ても家事もおばあちゃんに任せている人はたくさんいますよ。つまり恵まれている人です。外で働ける人は恵まれている人です。働きたくても働けない人はたくさんいます。母子家庭と言われますが、あなたは結婚できて子供まで産めたのだから、今は私より恵まれていなくても、離婚以前は私より恵まれていたはずです。子供がいれば将来支えになってくれるし、再婚できればもっと楽になれるじゃないですか。今はそんな余裕はないにしても。