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2009年6月3日(水) 19:20 |
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不況の中、「下取り」ビジネスに期待
不況の中、消費者の人気を集めているのが使わなくなったものを買い取ってもらう「下取り」です。 全国的に売上が落ち込むデパート業界も、この売上が落ち込むデパート業界を寄せています。
岡山高島屋で始まった、婦人服・紳士服のリサイクルコーナーです。 たんすに眠る着なくなった服を回収して、自動車の断熱材などに再利用するというエコ活動で毎年行なっているものですが、今年は変化が見られました。 新たな取り組みとして、古い服を持ち込んだ客に店内で使える5%の割引券をプレゼントしています。 一方、天満屋岡山店では今、「マンシングウェア」ブランドのゴルフウェアの下取りを行っています。 古い服を千円の買い物券と交換して、新しい服を買ってもらおうというわけです。 天満屋岡山店では、先月にも古い靴と洋服を買い物券と交換するキャンペーンを行いました。 それぞれわずか1週間の期間で、靴1万2千足、洋服1万5千着を集め、結果として前の年の約2倍の売上につながりました。 不況を脱するためのさまざまなアイデアが求められる今、エコ感覚と消費を両立させた「下取り」ビジネスはますます広がりそうでデパートも期待を寄せています。
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