鼠先輩「もうからないから」年内で引退
引退会見をする鼠先輩
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昨年6月にデビューした歌手の鼠(ねずみ)先輩(36)が3日、都内で会見し、年内で引退することを発表した。大きな理由は「思っていた以上にもうからなかったため」で、一発屋らしく「桜のように散りたかった」と思いを説明。今後は「鼠は“巣に帰る”のが一番」とし、かつて監督も務めたアダルトビデオ(AV)など映像制作への復帰に含みを持たせた。
♪ぽっぽ――の文句で生涯唯一の話題作となったデビュー曲「六本木〜GIROPPON〜」の生まれた街、東京・六本木のホテルで会見。
わずか1年半での引退に「芸能界は華やかな世界で夢だったし楽しかった。でも思ってた以上に厳しくお金にならなかったのが実情。もっと欲しかった。未練はありません」と理由を説明した。
関係者によると、デビュー直後のブレークで出だしは好調だったがすぐに急降下。この1年で本人の懐に入ったのは「おそらく数百万円ちょっと」。“ぽっぽ”で話題となったものの、あっという間に仕事が“ぽつぽつ”になったことが引退の理由だ。
ラスト作品は、デビュー(08年6月18日)からちょうど1年となる17日発売の「おかね」。現在の心情を歌っており、21日に「さよなら先輩」と題した記念ライブを東京・渋谷DUOで行う。
芸能界史上最短といえる「一発屋」として、人々の記憶に残るかもしれない引き際に「デビューした時からもって1、2年と思っていたので引退は最初から頭にあった。自分としては大成功だったので桜のように咲いて散りたかった。最後の日にNHK紅白歌合戦からオファーがあれば出たい」と思いを吐露。今後については「鼠は“巣に帰る”のが一番いい」と説明。「ハローワークに通いながら好きな道を」とし「鼠先輩」という名前の原点であるAVなどの映像制作に復帰する可能性はありそうだ。
トレードマークのパンチパーマを「来年からサラサラヘアにします。もともとサラサラなんです」と明かした先輩。関係者によると、AV界に入る前の20代前半に海外を放浪していた時「サラサラのロン毛だった」という。「巣に帰る」の言葉には“素に戻る”の意味も込めていたようだ。
◆鼠先輩(ねずみせんぱい)1973年(昭48)4月5日、岡山県生まれの36歳。高校中退後、歌謡曲中心のボーカルスクールに通う。20歳で上京。数々のアルバイトをして海外放浪をした後、映像制作会社に勤務。やることなすことがすべて空回りだったことから上司に「ハツカネズミ」「ネズミ」と呼ばれ、芸名の由来になった。
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