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【芸能・社会】

鼠先輩 今年限りで引退 想定内!?「売れなかった」

2009年6月4日 紙面から

 「六本木〜GIROPPON〜」のヒットでブレークした歌手の鼠先輩(36)が3日、東京・六本木のホテルアイビスで会見し、年内いっぱいの活動で芸能界を引退することを発表した。

 昨年6月に同曲でデビュー。10万枚ヒットした。引退の理由について、鼠先輩は「芸能界入りは夢でしたが、長く続けるには厳しいところ。シングルを3枚出したが、売れたのはデビュー曲だけ。自分でも一発屋と思っていて、デビュー当初から1、2年で引退するつもりだった。思ったより、お金にならなかったことも理由の一つ」と説明した。

 既婚者で2歳の長女がいる。引退後の生活については「まだ何も決めていない。ハローワークにも通って、楽しいと思える仕事につきたい。妻も理解してくれている」と話した。

 今月17日に最後のシングル「おかね」を発売。21日に東京・渋谷DUOで引退ライブを開く。鼠先輩は「桜のようにパッと咲いて、パッと散っていくのが自分の美学。きれいさっぱり、芸能界から足を洗います。復帰はない」とさばさばした様子で話した。

 

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