9360万円、交付総額の78% 京都府会会派の政調費・運営費支出
6月4日9時39分配信 京都新聞
京都府から昨年度、府議会に交付された政務調査費と会派運営費の支出状況が明らかになった。全会派が支出した政務調査費と会派運営費の総額は約9360万円で、交付総額(1億1890万円)の78%にとどまり、府議個人への政務調査費支出額も約2億6800万円で交付額(約2億8840万円)を下回った。このため、各会派は残金約4480万円を府に返還する。
会派の調査研究費や研修費として議員数に応じて配分される政務調査費は、自民党が交付された全額の2880万円を支出したほか、民主党の支出は約950万円(交付額1800万円)、共産党が約1230万円(同1320万円)、公明党が約420万円(同720万円)、京都創生フォーラムが約420万円(同460万円)だった。
また、会派の事務経費や会議費などに充てる会派運営費の支出額は、自民が約1320万円(同1800万円)、民主が約500万円(同1140万円)、公明が約430万円(同480万円)、創生が約280万円(同345万円)で、共産は交付額900万円の全額を支出した。
政務調査費と会派運営費をめぐっては、使途基準があいまいとして府監査委員が2007、08年に相次いで目的外支出を指摘し、各府議に返還を求める勧告を出した。
勧告を受けた府議会が使途基準を明確化し、昨年度分から1円以上のすべての支出項目に領収書添付を義務づけたことが交付額を下回った要因とみられる。政務調査費の収支報告書と会派運営費の実績報告書は、府庁(京都市上京区)の府議会図書館で閲覧できる。
会派の調査研究費や研修費として議員数に応じて配分される政務調査費は、自民党が交付された全額の2880万円を支出したほか、民主党の支出は約950万円(交付額1800万円)、共産党が約1230万円(同1320万円)、公明党が約420万円(同720万円)、京都創生フォーラムが約420万円(同460万円)だった。
また、会派の事務経費や会議費などに充てる会派運営費の支出額は、自民が約1320万円(同1800万円)、民主が約500万円(同1140万円)、公明が約430万円(同480万円)、創生が約280万円(同345万円)で、共産は交付額900万円の全額を支出した。
政務調査費と会派運営費をめぐっては、使途基準があいまいとして府監査委員が2007、08年に相次いで目的外支出を指摘し、各府議に返還を求める勧告を出した。
勧告を受けた府議会が使途基準を明確化し、昨年度分から1円以上のすべての支出項目に領収書添付を義務づけたことが交付額を下回った要因とみられる。政務調査費の収支報告書と会派運営費の実績報告書は、府庁(京都市上京区)の府議会図書館で閲覧できる。
最終更新:6月4日9時39分