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「夢の鉄道車両」が一堂に /釜山

KTXの次世代型車両など

 釜山市海雲台区の国際会議場「BEXCO」で3日開幕した「2009釜山国際鉄道・産業物流展」で、最先端の鉄道車両が一斉にお披露目された。

 流線形のスマートなボディーが目を引く韓国高速鉄道(KTX)の次世代型車両は、車体の幅が現在の車両より20センチほど広くなり、座席がかなり大きくなるとともに、間隔も広がった。また、車内のインテリアやトイレなどは大型旅客機並みの水準だ。最高時速は400キロを誇る。現代ロテムが韓国の技術で開発し、2015年の実用化を目指している。

「2009釜山国際鉄道・産業物流展」で初めてお披露目された、韓国高速鉄道(KTX)の最高時速400キロの次世代型車両。/写真=キム・ヨンウ記者

 コンテナ用トレーラー並みの大きさのゴムタイヤが車両の前後に二つずつ付いた「無人ゴムタイヤ式新交通システム」も初めて公開された。ゴムタイヤを使用しているため、回転半径や騒音・振動が小さく、快適な走行ができるのが特長だ。ウジン産電社が韓国で初めて製作し、2010年下半期に開業する釜山地下鉄3号線の盤松支線へ投入される予定。

 ロウィン社が韓国で初めて製作したモノレールも公開された。レールが1本のため、建設するスペースを少なくできるのが特長だ。来年初め、仁川市の月尾島観光特区で営業運転が開始される予定。また、現代ロテムが韓国で初めて開発した、軌道と接触せずに走行する磁気浮上式リニアモーターカーも目を引く。低騒音・低振動・低公害というのが大きな特長で、12年に仁川国際空港で営業運転を開始する予定だ。

朴主永(パク・ジュヨン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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