【2009年06月03日19時05分 更新】


1.着陸時に接触トラブル 空港一時閉鎖
 (06/03 18:53)

3日午後、宮崎空港で、日本航空の旅客機が、着陸の際、機体の後方部分を滑走路に接触させるトラブルがありました。このトラブルによるけが人はいませんでしたが、宮崎空港は一時閉鎖され、2便が欠航しました。3日午後3時ごろ、福岡発宮崎行きの日本航空の旅客機が、宮崎空港に着陸しようとした際、突風にあおられて、バランスを崩し、機体の後方部分を滑走路に接触させました。旅客機には、乗員・乗客合わせておよそ130人が乗っていましたが、けが人などはいませんでした。このトラブルの影響で、宮崎空港は、午後3時21分から午後4時までの約40分間、点検のため、滑走路が閉鎖されました。閉鎖の影響で、宮崎空港を出発する予定だった日本航空の羽田便と、日本エアコミューターの大阪伊丹便の2便が、欠航しました。


2.保育所近くにイノシシ 防護柵設置へ
 (06/03 18:57)

日南市の保育所近くに、野生のイノシシが5頭出没し、問題となっています。日南市では、園児の安全を確保するため、来週、防護柵を設置することにしています。日南市の山間部にある宮浦保育所の近くでは、去年から、イノシシ5頭が出没するようになり、今では、保育所のすぐ裏の空き地を掘り起こし、エサを探した跡もみつかっています。(宮浦保育所・吉川ひとみ園長)「山にエサがないときに来るのでは。(掘った)穴があちこちにある」このため、保育所側は、園児13人の安全を確保するため、敷地沿いの一部にバリケードをつくり、園内に侵入しないよう対策を講じています。(日南市立宮浦保育所・吉川ひとみ園長)「子供たちは保育所の裏に行かせない。もしフェンスの外で見たら、子供は室内に集めて安全を確保したい」一方、保育所から連絡を受けた市では、来週、本格的な防護柵を設置することを決めました。宮浦地区では、ポンカンや日向夏などの農作物が、たびたびイノシシの被害を受けており、住民たちも、園児たちに被害が出ないよう、市や保育所などと協力していきたいとしています。


3.公社理事長 地盤陥没を謝罪
 (06/03 18:49)

宮崎市のエコクリーンプラザみやざきで、施設の補強工事中に、地盤が陥没しているのが見つかった問題で、施設を管理する県環境整備公社の田中理事長は、3日、宮崎市佐土原地区の自治会長らに対し、地盤陥没を謝罪しました。この問題は、先月26日、エコクリーンプラザみやざきで、破損した調整池の補強工事中に、矢板と呼ばれる鉄板を地中に埋め込む作業を行っていたところ、矢板と地面のすき間に、陥没が見つかったものです。こうした中、3日は、宮崎市佐土原町の自治会長ら20人あまりが出席して、公共事業対策協議会の総会が開かれ、出席した県環境整備公社の田中義信理事長が、今回の陥没について謝罪しました。(田中義信理事長)「課題が山積する中で、新たな課題が出てきて申し訳なく思う。来年5月30日までに、予定通り完成させたい」このあとの質疑では、出席者から「日常的に監視をしてほしい」といった要望や、「安全、安全と繰り返し言うが、改めて安全な工法を検討すべき」など厳しい意見が出されました。これに対し、田中理事長は、「現在の体制では、県や市町村の責任や役割があいまいだ」として、公社の体制を、抜本的に見直す必要があるとの考えを示しました。


4.ガソリン価格14週連続上昇
 (06/03 18:47)

県内のガソリンの価格が、14週連続で値上がりしています。レギュラーガソリンの平均価格は、1リットルあたり119円。不況の中、家計への負担が、じわりと増えています。石油情報センターによりますと、県内のレギュラーガソリンの平均価格は、今月1日現在、1リットル当たり119.0円と、前の週に比べて、0.5円値上がりし、14週連続で上昇しました。ガソリンの平均価格は、去年8月の1リットル184.1円をピークに、下落傾向にありましたが、原油生産量の減少などで原油価格が上昇し、今年2月から値上がりが続いています。県石油商業組合では、「去年のような、急激な値上がりはないと思うが、原油価格の上昇に合わせて、120円から130円ぐらいになるのではないか」と話しています。


5.えびの市職員が国民年金保険料不正申請
 (06/03 17:28)

えびの市役所の女性職員が、市内に住む知り合いの男性の国民年金保険料について、6年間に渡って、総額約100万円の保険料を、不正に免除していたことが分かりました。えびの市によりますと、不正な申請を行っていたのは、市民課に勤務する50代の女性職員です。この女性職員は、2002年4月から去年6月までの6年余りに渡って、市内に住む知り合いの男性の国民年金保険料について、世帯主の所得が基準以上であるにもかかわらず、不正な申請を続け、あわせて約100万円の保険料を免除していました。えびの市では、今年1月に、不正な申請が行われていたことを突き止め、4月から、柳田和幸副市長を委員長とする倫理委員会を設置して、女性職員からの聞き取り調査を実施。今後、処分を検討することにしています。女性職員は、「男性には知的障がいがあり、かわいそうだと思って、不正な申請をしていた」と話しているということです。


6.死亡事故現場で街頭キャンペーン
 (06/03 17:28)

死亡事故多発警報が、県内に発令される中、先月、死亡事故が発生した西都市の現場で、交通安全を呼びかける街頭キャンペーンが行われました。西都市茶臼原の県道では、先月25日、普通乗用車が対向車線にはみ出し、大型トラックと正面衝突する事故が発生し、乗用車の運転手が死亡しました。3日は、警察や交通安全協会の関係者など、20人あまりが事故現場を訪れ、再発防止策などについて話し合ったあと、街頭キャンペーンを行いました。参加者たちは、ドライバーにチラシを配りながら、脇見運転などに注意するよう呼びかけていました。(西都警察署・池田健二交通課長)「直線であろうが、カーブであろうが、脇見をしない、運転に集中するということを心がけていただきたい」県内では、今年に入って、去年を大幅に上回る31件の死亡事故が発生し、33人が亡くなっています。


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