山口県の北浦捕鯨最大の基地として栄えた長門市通(かよい)地区で7月20日、古式捕鯨を再現する伝統行事「通くじら祭り」が開かれる。3年前から一般参加者も募り昨年は東京や北九州、高松などから計10人が参加し祭りを盛り上げた。
古式捕鯨の実演は、全長13.5メートルのクジラをかたどった船を海に浮かべ、赤い締め込み姿の男衆が、ほら貝や太鼓を打ち鳴らして湾内に追い込み、モリを打ち込んで仕留めるまでを演じる。
募集対象は中学生以上の泳げる人で、定員10人(先着順)。参加料1000円。参加者には赤い締め込みをプレゼントする。締め切りは6月15日。希望者は、住所、氏名、年齢、連絡先を明記して、ファクス、電子メールで通公民館に申し込む。電話も可。通公民館=0837(28)0008、ファクス=0837(28)0266、メールアドレスはkayoi.kominkan@city.nagato.lg.jp
=2009/06/04付 西日本新聞朝刊=