Commented by 大藏寺 at 2008-07-25 20:38 x こんにちは。 奈良県宇陀市の大藏寺と申します。 貴ブログ、お写真を楽しく拝見させていただきました。 この度、大藏寺公式HPを開設致しましたので、この場をお借り致しまして宣伝をさせて頂く事をお許し下さいませ。。 また平成15年より登山家や写真家による諸問題から、雲海が見える景色までの道を全面封鎖をしておりましたが、 マスコミによるブームが去った事と判断致しまして、特定の写真愛好家の方のみ通行の解禁を致しました。 まだまだ様々な問題を孕んでおりますが、これを機にご縁を頂戴頂ければ幸いです。 長々の書き込み、失礼致しました。
お育ちは超一流なのに、
喧嘩の話や
武勇伝など、お人柄を彷佛とさせる
エピソードを知るたびにまた好きになります。
イッセイ・ミヤケの服も着こなす、
お洒落さんだったそうですよ。
> 喧嘩の話や武勇伝など、お人柄を彷佛とさせる
> エピソードを知るたびにまた好きになります。
これは面白いですね、まだその辺を書いたものには行き当たりませんが、そのうち出てきそうです。アレックス・カーさんとも交友があったそうですし。
白洲さんが訪ねた跡を追ってみるのが、これからの楽しみです。
おかげで記憶できそうです。
白洲二郎・正子についても読んだことがない。近年テレビ放送で色々流れるけれども・・・・なんだかこういう名門・貴種は苦手。樺山資紀は日本史では帝国議会での「蛮勇演説」が有名、薩摩閥意識濃厚な政治家軍人ですが、文部大臣時代の仕事はすばらしい。川村純義は軍人に徹したか。お公家さんからすれば、「薩摩の成り上がりども」になりましょう。下流階層の私めなど「日本文化」を結局は理解できないのでしょう、下流にも文化は開かれているけれども・・・・本質はつかめない、楽しめないもののようです。
> 宇陀の大蔵寺、探訪できていない、その動機もない。
> 岡倉天心寄進あたりにテキストの記憶が・・・・・
まさに「かくれ寺」だったわけですね。それは私の本望です。
> なんだかこういう名門・貴種は苦手。
白洲正子の文章は、男性の文章のように思い切りがよくて、ズバッと核心を突いてきます。奈良に関連するものも多く、いちど立ち読みでもされればと思います。
一体いつ頃から管理されなくなったのだろう。
鐘楼で遠慮がちに鐘をついた。思った以上に大きな音響にちょっとびっくり。
しばらくすると森林組合の男性が、急な石段をあがってきた。鐘の音を聞いて、「住職が帰ったと思いあがってきてみた」ということだった。
帰り道、県道手前で作業をする農家夫婦に、大蔵寺に参拝したことと、無人で荒廃した様子を伝えたが、「檀家一堂も恥ずかしい」と事情を話してくれた。
事はともあれ、由緒ある古寺をこのままに放置し朽ちるままにすることは絶えずたい。
国と奈良県の重要指定文化財であり、景観保存地域
であるのならば、国、県の何らかのバックアップを緊急に要請したい。
東大寺西大門勅額・快慶作地蔵菩薩立像、興福寺世親菩薩像、手向山神社舞面、称名寺薬師如来立像、法華寺維摩居士坐像、朝護孫子寺信貴山縁起絵巻、中宮寺半跏思惟像・・・。
疎開には搬入、管理、搬出に多額な資金がかかり、その全額を国や県が負担しなかったため、寺からも相当負担したようです。
日本の宝である文化財を戦禍から守ってくださったありがたい寺が荒廃しているというのは、本当に嘆かわしいことです。今度は国や行政が責任をもって支援する番ではないでしょうか?
http://ookuraji.web.officelive.com/default.aspx
HPによれば、ご住職は他県でご活躍の様子です。
観光、写真撮影目的の来訪者の狼藉にお怒りのご様子です。
にしても、早くお帰りいただきたい、ですね。
> 一体いつ頃から管理されなくなったのだろう。
> 荒廃した様子を伝えたが、「檀家一堂も恥ずかしい」と事情を話してくれた。
白洲正子の『かくれ里』には《むろんこの山寺には、そうした明るさはない。といって、密教寺院につきものの陰鬱なきびしさはなく、雑木山のハイキング・コースといった気分である》とあり、私が受けた感じと似ています。
名刹というものは、京都の観光寺院のように庭はきれいに掃き清められ、観光バスやタクシーが駐車できるスペースがなければいけないのでしょうか。そうなると進入路も広げて舗装する必要があり《雑木山のハイキング・コースといった気分》も味わえなくなります。
こんな「かくれ寺」があっても良いではありませんか。雑草による荒廃より、押し寄せる(無知な)観光客による荒廃の方が、よほどコワいです。
> ご住職は他県でご活躍の様子です。観光、写真撮影目的の来訪者の狼藉
> にお怒りのご様子です。にしても、早くお帰りいただきたい、ですね。
同感です。お寺にいて、目を光らせてほしいものです。
> 太平洋戦争時、国宝の疎開先として多くの文化財を保護管理していたようです。
> 今度は国や行政が責任をもって支援する番ではないでしょうか?
これは初耳でした。貴重な情報、有難うございました。庭の草刈りだけでもすれば「荒れ寺」の雰囲気は幾分和らぐかも知れません。その程度の「管理」は必要ですね。
仏教には戒律があり、それは僧侶にも課せられたものです。
寺やその寺域は観光やハイキングコースではありません。霊場です。
古寺は1500年に渡り南都で培われた仏教と日本人のかかわりの場所です。
また墓所を持つ檀家の寺でもあります。
信者ならずとも訪れる観光客をしてこのブログにその在りように愚痴を投稿させる寺が嘆かわしいと思っているのです。
> 寺は信仰の場です。仏教には戒律があり、それは僧侶にも課せられたものです。
> 寺やその寺域は観光やハイキングコースではありません。霊場です。
子供の頃、親に手を引かれてよく近所のお寺に行きました。盆と正月以外では、お祭りや花(桜、牡丹など)を見に。学校からは、写生会でお寺を訪ねました。
落語も講談も、お寺から始まりました。寺子屋という言葉がありますが、お寺は学校でもありました。
観光寺院化するのには反対ですが、お寺にはいろんな顔がありますので、お参りする人は、それぞれ目的を持って参拝して構わないと思いますが…。
当山、事情がありまして現在は、このような荒れ放題となっております。
また、皆様のコメントは厳しくも的確な事として受け止めております。
実は私、住職 田辺獅豊は大蔵寺に居住しており、恥ずかしながら管理をしております。
明治期の廃仏毀釈、近隣暴動の襲撃などの復興が著しくなく、先代でほぼ現在のようになりました。
復興の為に尽力を尽くしておりますが、御参拝の皆様にはご迷惑をおかけしております。
大蔵寺には 檀家がなく(コメント中には檀家のお話がありますが)お察しの通り廃寺寸前です。
復興の為の資金を得るために講演を行ったり、他活動を行っております。
この様な時に、貴ブログを拝見し、当山が考える復興の姿を先んじて考察されている事に、大きな喜びを感じております。
まだ時間がかかりますが、必ず復興を致しますので、今後の大蔵寺を見守って頂けましたら幸いです。
また、個人的に貴ブログのファンとして、今後も拝読させて頂きますので、宜しくお願い致します。
合掌
> 住職 田辺獅豊は大蔵寺に居住しており、恥ずかしながら管理をしております。
私がお邪魔したとき、寺務所の前に車が駐まっていました。田辺さんのお車だったのですね。
> 事情がありまして現在は、このような荒れ放題となっております。
> 貴ブログを拝見し、当山が考える復興の姿を先んじて考察されて
> いる事に、大きな喜びを感じております。まだ時間がかかりますが、
> 必ず復興を致しますので、今後の大蔵寺を見守って頂けましたら幸いです。
岡倉天心も白洲正子も愛したこの名刹の復興には、賛同される方も多いと思います。こないだの奈良検定1級にも「岡倉天心が寄進した弁事堂のある寺院は」という問題が出ていたほどです。
私見では伽藍の復興より、まずはボランティアを募り、草刈りと掃除から始められてはいかがでしょうか。協力すれば仏さまをご開帳いただき、ご住職の法話が聞ける、という特典でもつけられれば、人が集まると思うのですが…。
> ブログのファンとして、今後も拝読させて頂きますので、宜しくお願い致します。合掌
これはもったいない。当ブログで何かご協力できることはないか、考えてみます。今後とも、どうぞよろしく。
宗教、文化、自然、社会を、どの様に調和していくか大きな課題となっております。
皆様にボランティアをして頂けるに足る行いを心がけて活動していきますので、今後とも宜しくお願い致します。
春のツツジが見頃になるまでには…と考えています。
暖かくなりましたら是非、経過を見に御参拝ください。
そしてまた、ご指導頂けましたら幸いです。
合掌。
> ボランティアをして頂けるに足る行いを心がけて活動していきます
> 春のツツジが見頃になるまでには…と考えています。
> 暖かくなりましたら是非、経過を見に御参拝ください。
了解しました。また、ぜひ進捗状況をお知らせください。
パンクしたオートバイが放置され、寺域の路は雑草が茂り満足に歩くこともできない。
いつ頃から管理されなくなったのだろう
> 森林組合の男性が、急な石段をあがってきた。鐘の音を聞いて、「住職が帰ったと思いあがってきてみた」ということだった。
帰り道、県道手前で作業をする農家夫婦に、大蔵寺に参拝したことと、無人で荒廃した様子を伝えたが、
「檀家一堂も恥ずかしい」と事情を話してくれた。
> HPによれば、ご住職は他県でご活躍の様子
> 今度は国や行政が責任をもって支援する番ではないでしょうか。その程度の「管理」は必要ですね。
> また墓所を持つ檀家の寺でもあります。
信者ならずとも訪れる観光客をしてこのブログにその在りように愚痴を投稿させる寺が嘆かわしいと思っているのです。
まとめると、大蔵寺の管理者である住職は寺域に私物やゴミを放置し、草刈りも掃除もしない若しくは出来ない人間で、
森林組合や檀家という農家夫婦にいつ帰るかも知らせずに寺を無人にしている。
寺を、恥ずかしい、嘆かわしいと思われる状況にさせているのは当の住職であるように思われます。
住職の自業自得で廃寺寸前になっている様にも考えられます。
> 住職 田辺獅豊
> 大蔵寺には 檀家がなく
住職の法名は以前、田邉史宝だったらしい。法名を変えるとは何事なのでしょうか?
大蔵寺には檀家が少なくとも一件はあったと思いますが…。
他ブログからのコピー
Commented by 大藏寺 at 2008-07-25 20:38 x
こんにちは。
奈良県宇陀市の大藏寺と申します。
貴ブログ、お写真を楽しく拝見させていただきました。
この度、大藏寺公式HPを開設致しましたので、この場をお借り致しまして宣伝をさせて頂く事をお許し下さいませ。。
また平成15年より登山家や写真家による諸問題から、雲海が見える景色までの道を全面封鎖をしておりましたが、
マスコミによるブームが去った事と判断致しまして、特定の写真愛好家の方のみ通行の解禁を致しました。
まだまだ様々な問題を孕んでおりますが、これを機にご縁を頂戴頂ければ幸いです。
長々の書き込み、失礼致しました。
大藏寺住職
田邉 史宝(髭の坊主です)
大藏寺アドレスsntgm396@ybb.ne.jp
HPアドレスhttp://ookuraji.web.officelive.com/default.aspx
> 信者ならずとも訪れる観光客をしてこのブログにその在りよう
> に愚痴を投稿させる寺が嘆かわしいと思っているのです。
お寺の境内は、最近では整備が少しずつ進み、ご住職も常駐されている様子です。あれだけの広い寺域で草刈りと掃除を一度にやることは至難の業だと思いますので、方向的に間違っていなければ、長い目で見守っていけば良いのではと考えます。私もまたお参りしなければ、と思っています。
私も個人的に参拝したことがありますが、お寺や宗教について詳しくはないです。宗教行為に口を出すわけではありませんが、昨今ではオウム団体や僧侶の逮捕事件なども報道されることがあるので、不信感と書きました。
住職の法名も変わり、檀家もいない、住職以外の関係者も常駐しているのかわからない。
お寺だから、霊場だから、何千年も歴史があって、偉いから、というだけで盲信するのは危険だと私は考えます。
私達は所詮お客です。外側しかみえないものです。ご住職は、本当に感じの良い方でしたか?
個人的感想ですが、喫煙と、かなりのメタボ体型が印象に残りました。髭も正直な所、不潔です。
寺域の中、どこで寝起きしているのだろう・・・非常に残念な状態なのかもしれません。
住職になるくらいですから、お育ちもご経歴もご立派なのでしょう。しかし人間、それだけでしょうか。
他ブログ コピーもと
namazuのブログ 大蔵寺(おおくらじ)宇陀市大宇陀区栗野
http://namazukun.exblog.jp/4688088/