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新型インフル感染、川崎で新たに4人/神奈川県内は計6人に
- 社会
- 2009/06/03
川崎市は3日、いずれも市内在住で、会食に同席した男性会社員(34)、無職女性(29)の夫婦、別の男性会社員(34)の3人と、フィリピン旅行から帰国した男性(65)の計4人が新型インフルエンザに感染したと発表した。県内の感染者は同市で確認された女子高校生と30代女性に次いで6人になった。
同市によると、夫婦と男性会社員の3人は5月30日、都内で開かれた結婚式の会食、2次会に出席。今月1日に東京都墨田区で感染が確認された米国在住女性(29)も出席していた。2人の男性は都内の同じ勤務先で、1、2の両日は電車を利用して出勤。2日から発熱などの症状が出て、女性は1日に発症していた。3人は体温38度未満で落ち着いているという。
一方、フィリピン旅行の男性は5月31日に帰国後、ぜんそくの持病があるため今月3日に一般医院で受診。医師の依頼で市衛生研究所がPCR検査を実施し感染が確認された。
同市は「いずれも濃厚接触者は限定されており、施設の休業やイベントの中止は要請しない。市民には冷静に対処するようお願いしたい」と話している。
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