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注意欠陥/多動性障害

理解する

どんな病気?/中心症状

AD/HDは、次の3つを中心的な症状とする発達障害*です。

  1. 不注意(物事に集中することができず、忘れ物が多い)
  2. 多動性(落ち着きがなく、じっとしていることができない)
  3. 衝動性(思いついた行動を唐突に行う、順番を待てない)

症状の現れ方や程度にはかなり個人差があり、大きくは次の3つに分類されます。

  1. 混合型(不注意、多動性、衝動性の3つがみられる)
  2. 不注意優勢型
  3. 多動性・衝動性優勢型

AD/HDをもつ子どもの場合、実行機能の低下をはじめとする脳の器質的*・機能的障害が背景にあると考えられています。実行機能とは、目の前の状況を把握して認知する力、順序立てて考えをまとめる力、衝動的に反応して行動せずに熟考する力、現在の状況と過去の記憶を照らし合わせて判断する力、実行に移る前に順序立てる力、のことです。この実行機能が障害されているために、多動性や衝動性、不注意が引き起こされると考えられています。

*用語の解説
発達障害:
発達期(主に乳幼児期から幼児期)にあらわれる心身の障害で、代表的なものとして、自閉症、アスペルガー症候群、AD/HD、学習障害などがあります。脳機能のアンバランスが原因と考えられていますが、詳しいことはまだ解明されていません。
器質的障害:
胃が炎症を起こしているなどのように、物理的(物質的)に脳に異常が生じている、脳炎、外傷、腫瘍などの障害のことです。器質的障害は、ほとんどの場合、CT、MRIの検査で確認することができます。

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