MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

ニュース: 事件 犯罪・疑惑事故・災害裁判写真RSS feed

「ライオンはシマウマに何か感じるか」…土浦8人殺傷で被告人質問

2009.6.3 14:58
このニュースのトピックス土浦8人殺傷事件
金川真大被告(左)はげっそりと痩せ、あごにはひげを生やしていた=3日午前、水戸地裁(イラスト・今泉有美子)金川真大被告(左)はげっそりと痩せ、あごにはひげを生やしていた=3日午前、水戸地裁(イラスト・今泉有美子)

 茨城県土浦市のJR荒川沖駅周辺で昨年3月、通行人ら8人が殺傷された事件などで、殺人罪などに問われた金川(かながわ)真大(まさひろ)被告(25)の第3回公判が3日、水戸地裁(鈴嶋晋一裁判長)で開かれ、金川被告に対する被告人質問が行われた。金川被告は弁護人から一連の犯行の動機を問われ「死刑のため」と述べた。

 金川被告は「死にたいことが先。そのための手段が殺人」と動機を説明。そのうえで、「こんなに裁判に時間がかかるとは思わなかった」と述べた。

 被害者への思いを問われると、「ライオンがシマウマを食べるとき、ライオンはシマウマに何か感じるでしょうか」などと独自の論理を展開した。

 この日の裁判では、金川被告の父親(60)に対する証人尋問も行われ、父親は「(息子は)当然、死刑になってしかるべき」と語った。

 冒頭陳述などによると、金川被告は平成20年3月19日午前、同市中村南の無職、三浦芳一さん=当時(72)=方に侵入し、玄関付近にいた三浦さんを文化包丁(刃渡り約18センチ)で刺殺。指名手配中の同23日午前には、同市荒川沖のJR荒川沖駅構内などで、文化包丁(同約18センチ)とサバイバルナイフ(同約21センチ)を振り回し、阿見町うずら野、会社員、山上高広さん=当時(27)=を刺殺、警戒中の警察官ら7人に重軽傷を負わせたとしている。

このニュースの写真

金川真大被告(左)はげっそりと痩せ、あごにはひげを生やしていた=3日午前、水戸地裁(イラスト・今泉有美子)
[PR]
[PR]
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2009 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。