７回、鳥谷は送りバント失敗

◆　３連敗…交流戦単独最下位　◆

　＜楽天３−２阪神＞真弓に、鳥谷に、迷いが出た。１点を追う７回無死一塁から３番・鳥谷が送りバントを決められず、追い込まれた後は強攻策に出て遊飛。走者を進められない最悪の一打が結果的に響いた。前半の好機で鳥谷が２度凡退するなど、相手を上回る８安打を放ちながら接戦を落とし３連敗。今季最多の借金「８」となり、交流戦単独最下位に転落した。

　▼阪神・真弓監督　（鳥谷の初球は）セーフティーバントだったが（鳥谷がバットを）引いてしまった。それで（気持ちが）受け身になって、悪い方にいったね。きょうみたいな投手（ラズナー）は開き直っていくことができないから、考えてしまう。（楽天・田中の先発が予想される）明日は開き直っていくしかない。気持ちだけで何とかしてほしい。

試合結果

[ 2009年6月3日付 ]