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病院事業の経営状況を議論 名張市議会

090603.jpg 名張市議会全員協議会の予算・決算部会(福田博行部会長)が6月3日開かれ、経営改革が急務となっている名張市立病院と付属の看護学校、介護老人保健施設の経営状況について市側から説明を受け、質疑と議論を行った。

 この日の会議で、市側は病院、看護学校、老健施設に分けた病院事業の過去5年間の収支状況を説明。資料によると、2008年度決算では、病院は約7億5千万円の赤字、看護学校は約222万円の黒字、老健施設は過去最大の約6070万円の赤字となる見込みで、不良債務は市の病院経営改革プランで定めた見込みより約1億6千万円増える見通しだという。

 議員からの「病院経営改革プランの下方修正は考えていないのか」との質問に対し、市側は「正直なところ、改革プランのハードルが少し高かった。現在病床稼働率は70%を超えており、今後の推移を見守りながら検討したい」と答えた。

 また、議員からは「改革検討委員会に会計の専門家を配置すべき」「病院付属の学校、老健としての今後のあり方も考えていく必要があるのでは」などの声もあった。

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