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鹿児島家裁元書記官、児童買春で有罪判決
(2009 06/03 10:37)
 鹿児島県内の少女にみだらな行為をしたなどとして、児童買春・ポルノ禁止法違反などの罪に問われた鹿児島家裁名瀬支部の元書記官で、福岡県鞍手町、無職國府英俊被告(40)=懲戒免職=の判決公判が2日、鹿児島地裁であり、平島正道裁判長は懲役1年6月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
 量刑理由で平島裁判長は「裁判所職員という高い倫理観、道徳観が要求される立場にありながらの犯行で厳しく非難すべき」と指摘。「裁判所に対する国民の信頼を大きく損なった」と述べた。
 一方で「賠償金を支払うなど反省している」とし、執行猶予をつけた。
 判決によると、國府被告は昨年12月、鹿児島県内の空き地に止めた乗用車内で、県内の高校生(16)が18歳未満と知りながら、みだらな行為をし、現金3万円を渡すなどした。
 判決後、國府被告は「被害者の健全育成に取り返しの付かない影響を与え、法曹など関係各機関に多大な迷惑をかけた」などとするコメントを出した。
 




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