2009年6月2日 21時42分 更新:6月3日 0時59分
東京都は2日、米国ニュージャージー州在住で5月31日に一時帰国した日本人女児(4)について、新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。立川市内の病院に入院しているが、快方に向かっているという。
また、留学先の米ニューヨークから一時帰国し、1日に感染が確認された都内の女性(29)を巡り、5月30日に友人の結婚式後の宴会で同席した男女計3人も感染が確認された。いずれも29歳で、墨田区の男性と中央区の男性、千葉県四街道市の女性。
都内の感染者は計7人、千葉県の感染者は3人となった。
四街道市の女性は千葉市立青葉病院の看護師だったため、同市は女性が濃厚接触した患者や看護師、家族13人の健康状態を調べている。
一方、埼玉県は2日、カナダに留学していた川島町に住む無職の女性(26)の新型インフルエンザ感染を確認したと発表した。埼玉での感染確認は3人目。女性は5月31日、カナダからエア・カナダ1便で成田空港に帰国。現在入院中だが、2日午後5時現在で38度弱の熱がある。女性の家族4人は女性が発熱してから外出しておらず、県は感染拡大の恐れはないとしている。