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2009年6月2日(火) 19:20 |
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JR突き落し殺人事件で少年に求刑
去年3月、JR岡山駅のホームに男性が突き落とされ死亡した事件で、殺人などの罪に問われている当時18歳の少年の裁判が岡山地裁で開かれ検察側は懲役5年以上10年以下を求刑しました。
起訴状によりますと、この事件は去年3月25日深夜JR岡山駅で大阪府の当時18歳の少年が、岡山県職員の假谷国明さんをホームに入ってきた列車の前に突き落とし死亡させたとして殺人などの罪に問われているものです。 3日の裁判では少年の両親の証人尋問が行われました。その中で父親はいじめから少年を守るため、あまり少年を外に出さなかったことについて触れ「僕が家の中へ閉じ込めたそれが社会との接点を失わせてしまった」と述べました。 また検察側は「少年への有期懲役の最長の期間刑事施設に収容させることが相当」として懲役5年以上10年以下を求刑しました。 少年の責任能力の程度をどのように判断するかが主な争点であるこの裁判判決は今月17日に言い渡されることになっています。
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