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動物行動学

2009-05-17 20:53:12
テーマ:犬 トレーニング
S先生のメール
「どんな学術的なロジックよりもそこにいる動物から感じること、感じることが出来る自分の感覚(現場)をこれからも大事にしていきたいと思っています。」

私はこの一文に今までのズレや違和感の原因を感じ、Sさんに訓練を依頼した。

今まで私を異端児扱していたヒトの考えは下記メール。。。
Wさんのメール
「これから真の作業犬を目指すなら、少なくとも皆さんが犬を扱っているやり方を見習い(真似し)、貴女自身のマリンに対する思い込みやマリンの行動擁護の主張を抑え、マリンを「犬の訓練の世界」の中で指導してください。」
「あなたは、擬人化したまりんを「大切な宝物」として「溺愛」し、自分の考え方が「正しい」と信じ込み、「多くの人のアドバイス」を聞こうとしない頑なな姿勢が強すぎます。
それが単なる「溺愛」と「思い込み」でしかなく、周りの人に不快感や迷惑を掛けるのであれば、「人間社会」という現実の世界で犬を飼う資格はなくなります。
それでも飼いたいのであれば、「自己中心の世界」を構築するために人里から離れて孤立するしかありません。」
「あなたが「お仕置き」としてケージを考えるなら、あなたは犬の本能や心理学をしらない無知な飼い主と同じことになります。
ケージという犬にとって落着く空間がなぜ必要なのか、それを動物行動学として知ろうとせずに「家畜小屋」という発想は、動物としての犬を知ろうとしない者の考え方です。」

Sさんも日本の訓練に何か感じるものがあるらしく、ふとした会話の中で出て来た話が、
S「動物行動学とは、あらゆる環境から犬を隔離して、単独の反応を見るものなんです。現在の犬が人間との係わり無しで単独に行動する事は有り得ませんから、決して十分な学問とは言えません。そういう反応が有るんだなと知っているだけで良いと思うんです。」

動物行動学とは何か、動物行動学という言葉を振りかざす人は信用出来ないと書いているサイト⇒犬に関する言葉の疑問「動物行動学では」

そして私はW氏に決別した。
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クレートトレーニング

2009-05-17 19:59:09
テーマ:犬 トレーニング
S「さて、私に何が出来るかは分かりませんが、出来る事はお手伝いします。」

私「特に何を望むとかは無いんです。 ただ、クレートトレーニングを拒んだら異端児の様に睨まてしまったので、クレートトレーニング無しで訓練したいだけなんです。
土日しか一緒に時間を過ごせない生活だから、土日くらい一緒に何かしたいと考えて始めた事なのに、土日まで閉じ込めてしまうんでは私の意図する事と違ってしまうんです。」

S「クレートトレーニングには良い所も有ります。が、これをすると、犬はクレートの外に出る、即ち何かしなくてはならないという気持ちになる場合が多いようです。 つまり、リビングでくつろぎながらテレビを見、その脇で犬がゆったり寝そべるという光景は有り得なくなるんです。 クレートの外に居る⇒何かしなきゃ⇒何しよう⇒暴れようor家具をかじろうor走り回ろう等々。^^; 私の知っている犬がそうなってしまい、大変だった事があります。」

S「クレートトレーニングは、何頭も同時に訓練する時に都合の良い、訓練士に便利な方法なんですよね。」

私とはちょっと違う目線での解説だったが、的を得ていると思った。

去年、Wさんに、クレートトレーニングを拒んだら、返って来た返事が
「あなたが「お仕置き」としてケージを考えるなら、あなたは犬の本能や心理学をしらない無知な飼い主と同じことになります。ケージという犬にとって落着く空間がなぜ必要なのか、それを動物行動学として知ろうとせずに「家畜小屋」という発想は、動物としての犬を知ろうとしない者の考え方です。」
「どんな世界にも、一つのことを成し遂げるためには、「我」をある程度捨て、その世界で多少不本意なことがあっても、研修、鍛錬を続けて、基本を身につけたあとに初めて「自分の世界」を構築していくものです。「こうしなければいけない」という指導に対して、あなたは「まりんを盾にして」自分の頑な考えを強行しようと必死になる。「まりんのため・・・」と。それを傍から見ていると、ちっとも「まりんのため」にはなっていない。まりんとは関係ない単なる妄想、自己主張、自己満足の世界で終わってしまってる。」

私は訓練所に来ている犬達が延々と閉じ込められ、吠え続け、やっと出して貰えるや否や走り回ったり、訓練どころじゃない状態の犬を見ていたので、まりんがそうなる確率は非常に高く、何故犬達の心に耳を傾けないのか不思議だった。

訓練が必要なものと言う事は、クレートは犬本来が本能的に落ち着く場所では無いという事で、この返事を読んで私はWさんを信用出来なくなった。

ドッグトレーナー

2009-05-17 19:02:16
テーマ:犬 トレーニング
今朝は土砂降りで一つ用事が流れたが、お昼頃には止んだので、予約していたSさんと訓練を始めた。

Sさんはアメリカで動物行動心理学を学んだ博士の肩書きを持つ。

私の今まで感じて来た違和感を解消してくれるような気がする。

期待一杯、夢一杯。目

初日は、まりんと私の関係を見極める、何処まで出来るのか確認する、というのを脚側歩行の中から見極める内容だった。

どんな言葉を使っているのか、どんな生活をしているのか、どういう考えなのか、意見交換をした。

S先生は、コマンドは英語が良いと考えているのだが、私は日本語をお願いした。
パピートレーニングの時に、日本で生活するのだから、咄嗟に出てくる日本語を理解して欲しいと決めて続けていたからだ。

「ヒール」とかカッコ良いけど。。。

「後へ」とか地味だけど。。。

私は英文科出てるけど。。。

万が一私が死んだりして、まりんが誰かの元に引き取られた時、英語しか通じないんじゃまりんが困ると考えた。

日本語の語尾変化は犬には理解出来ないという通説が有るが、そんな事は無い。

犬はそんなに馬鹿じゃない。

日本人にも難しい日本語が理解出来る、とても優秀な一族だ。

後は、犬の気持ちを喋って欲しいような欲しくないような。。。
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