花見の後
2009-04-09 17:43:43
テーマ:日記
昨日の深夜は公園で犬友達と遊んだ。
ライトアップなどされていないが、枝振りの良い桜の大木が、真っ白く暗闇の中で浮き上がっていて神秘的だった。
写真に撮ろうと思っても、ちいさなデジカメではフラッシュも届かず、脳裏に焼き付けるしか無い。
本当に綺麗な景色は写真には残せない。。。
私達は、「ライトアップしてくれれば良いのにねぇ。」「いやいや、そんな事したら静かな公園が人間達に荒らされちゃって台無しになるよ。」と言いながら深夜の幻想的な景色を楽しんでいた。
花見をして帰ろうという事になり、一周する事にした。
ぐるーーっと上を見上げながら歩いていると、犬達は花見客が捨てて行った呑み残しのドリンク臭に夢中になり、地面ばかりを嗅いでいた。
土の臭いの中に甘ったるい缶チューハイの匂いが立ち昇り、犬達の顔はニヤけていた。
「犬に星」とはよく言ったものだ。
暫く歩いた先で、まりんが立ち止まり、一生懸命一点を嗅ぎ始めた。
「あ、だめだよ」
何が落ちているかはよく見えないので取り敢えずダメだと言っておいた。
私の言葉にハッとわれに返り、その場を離れたのだが、100mも離れた所で、まりんはくるりと方向転換をし、だーーーーーーっと走っていった。

私の手が届かなくなった距離に来て、さっきの気になった場所に戻って行った。
クンクンクンクン嗅いでいる所に私も猛ダッシュして追い駆け、覗き込んでみると。。。
さつま揚げが落ちていた。。。
大きな桜の木の下で、花見客が捨てて行ったさつま揚げが落ちていた。。。
そりゃぁ、見過ごせないよねぇ。
まりんは迷っていたようだ。 こんな道端でこんな美味しそうなものが落ちていて。。。食って良いんだろうか。。。 考えていた。
私は、こらっダメ! と怒鳴った。
気にしていない振りをして私を出し抜いて。。。知恵付けやがって!!
まりんは、はっとして思い留まり、私の膝と膝の間に頭を突っ込み、ゴメンナサイのポーズ。
まだ拾ってません。許して許して~。
出し抜かれた事に腹が立って殴りたい衝動にも駆られたが、食べる事を思い留まった事に免じて許す事にした。
「だめでしょ。 そう、食べなかったの。良い子だね。」
トーンダウンして花見に戻った。
彼女は二度とこの木の下のモノに執着しないだろう。
ライトアップなどされていないが、枝振りの良い桜の大木が、真っ白く暗闇の中で浮き上がっていて神秘的だった。
写真に撮ろうと思っても、ちいさなデジカメではフラッシュも届かず、脳裏に焼き付けるしか無い。
本当に綺麗な景色は写真には残せない。。。
私達は、「ライトアップしてくれれば良いのにねぇ。」「いやいや、そんな事したら静かな公園が人間達に荒らされちゃって台無しになるよ。」と言いながら深夜の幻想的な景色を楽しんでいた。
花見をして帰ろうという事になり、一周する事にした。
ぐるーーっと上を見上げながら歩いていると、犬達は花見客が捨てて行った呑み残しのドリンク臭に夢中になり、地面ばかりを嗅いでいた。
土の臭いの中に甘ったるい缶チューハイの匂いが立ち昇り、犬達の顔はニヤけていた。
「犬に星」とはよく言ったものだ。
暫く歩いた先で、まりんが立ち止まり、一生懸命一点を嗅ぎ始めた。
「あ、だめだよ」
何が落ちているかはよく見えないので取り敢えずダメだと言っておいた。
私の言葉にハッとわれに返り、その場を離れたのだが、100mも離れた所で、まりんはくるりと方向転換をし、だーーーーーーっと走っていった。
私の手が届かなくなった距離に来て、さっきの気になった場所に戻って行った。
クンクンクンクン嗅いでいる所に私も猛ダッシュして追い駆け、覗き込んでみると。。。
さつま揚げが落ちていた。。。
大きな桜の木の下で、花見客が捨てて行ったさつま揚げが落ちていた。。。
そりゃぁ、見過ごせないよねぇ。
まりんは迷っていたようだ。 こんな道端でこんな美味しそうなものが落ちていて。。。食って良いんだろうか。。。 考えていた。
私は、こらっダメ! と怒鳴った。
気にしていない振りをして私を出し抜いて。。。知恵付けやがって!!
まりんは、はっとして思い留まり、私の膝と膝の間に頭を突っ込み、ゴメンナサイのポーズ。
まだ拾ってません。許して許して~。
出し抜かれた事に腹が立って殴りたい衝動にも駆られたが、食べる事を思い留まった事に免じて許す事にした。
「だめでしょ。 そう、食べなかったの。良い子だね。」
トーンダウンして花見に戻った。
彼女は二度とこの木の下のモノに執着しないだろう。