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トップインタビュー/黒井和男・角川ヘラルド映画社長
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角川とヘラルド合併で総合映像会社を目指す

角川映画と角川ヘラルド・ピクチャーズは3月1日付で合併、映画製作から配給、興行まで行う総合映画会社「角川ヘラルド映画」が誕生。買収から始まったヘラルドを巡る再編成は完結。今後はビデオを含めた総合映像会社を目指す

■角川ヘラルドPは解散

角川映画と角川ヘラルド・ピクチャーズは、3月1日付で合併。角川映画が存続会社とする吸収合併方式で、角川ヘラルド・ピクチャーズは解散した。

合併後の新社名は、角川ヘラルド映画。役員は、取締役会長に角川歴彦氏、代表取締役社長に黒井和男氏、代表取締役専務に江川信也氏がそれぞれ就任。取締役に唐木仁、小畑良治、坂上直行、大河原宏、椎名保、荻野和仁、宇田川昭次、能宗啓之の8氏が就く。本社は現在の東京都千代田区紀尾井町3番6号。資本金は4億9300万円(従来通り)となる。
映画製作の角川映画と配給・シネコン会社を傘下に持つヘラルドの合併は、松竹、東宝、東映に次ぐ総合映画会社の誕生であり、その合併の経緯や狙い、今後の事業展開について黒井和男角川ヘラルド映画社長に聞いた。

――昨年8月2日の角川ホールディングスによるヘラルドの完全子会社化以来、この合併は織り込みずみだったとは思いますが、これまで黒井社長が話されていたスピードよりも早かったのではないでしょうか。

角川映画もヘラルドも決算期は3月末だから、4月1日付で合併しようという案もあったんです。しかし、私は反対したんです。なぜかというと、合併に伴う諸々で4月、5月は仕事にならない。それだったら多少早いという気はしなくもないが前倒しで合併して、4月1日からは一応映画会社として機能できる体制作りをした方がいいんじゃないかということで早めたんです。

――角川会長というよりは、むしろ黒井社長の考えで早くしたということですか。

私の考えというよりも、話し合いの中でね。もともと同じビル(秀和紀尾井町パークビル)に入っているわけですし、いつかは合併するだろうなと見られていたわけですから、どうせだったら前倒して行こうということだったんです。もともと2年前、角川映画がヘラルドの第三者割当増資に応して44%の株主(04・3)になってからもヘラルドは古川博三クンがやってくれるつもりでしたからね。私が会長で、古川クンが社長をやればいいと思っていたけれど、古川クンが社長をしないんだったら私が会長をやる意味もないし、江川信也クンを送り込んで専務から社長に、そして角川歴彦角川ホールディングス会長に会長に就いてもらったという経緯なんですね。

――では、古川さんが辞任するというのは想定外だったんですか。

古川クンがやめるということは想定外だったね。日本ヘラルド映画から角川ホールディングス完全子会社の角川ヘラルド・ピクチャーズ(05・8)になり、一緒にコントロールしていこうということで同じビルに引っ越したわけですよ。なにも古川クンが抜けちゃうんだったら、同じビルに移転することはなかったんです。ただ、ヘラルドがグループに入って以来、同じ映画会社という業態であり、ランニングコストを落として運営するという狙いから遅かれ早かれ合併するだろうな、合併せざるを得ないだろうということは、角川会長も私も腹の中にはあったんだが、口には互いに出さなかったんだ。
(2006/04/10)
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