2日午前11時10分ごろ、神奈川県小田原市上曽我の民家で、一部が白骨化した男性の遺体があるのを小田原署員が発見した。男性の腹などに切り傷があり、室内に刃物がないことから、同署は殺人事件の可能性があるとみて捜査している。
同署によると、遺体は約10年前から一人暮らしをしていた無職男性(60)とみられる。普段着姿で玄関先にあおむけで倒れ、腹などに切り傷があった。同署は身元の確認を急ぐとともに、司法解剖して死因を調べる。
玄関のかぎは閉まっていたが、勝手口は開いていた。部屋に物色したような形跡はないという。(02日 23:01)