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新型インフルの波紋:滋賀、発熱外来を縮小 医師不足で維持困難に

 滋賀県は1日、新型インフルエンザ対応の発熱外来を縮小することを決めた。同県内での感染は5月20日の初確認以降3件で、依然として感染を封じ込める「感染初期」にあるが、慢性的な医師不足に悩む医療機関では体制維持が難しいため。

 同県では、4月28日に発熱外来を初めて置き、先月末には20病院で開設していた。病院によっては、救急外来と発熱外来で二重の24時間体制を敷いており、複数の病院が「現状の人員ではこれ以上続かない」と訴えていた。

 県や保健所、病院によると、県内7保健所のうち甲賀保健所管内(2市)では、従来の3病院中1病院が1日、発熱外来を休止。長浜保健所管内(2市6町)でも、2日から従来の2病院中1病院で休止する。これ以外に県内で2病院が休止を希望している。現在4病院に発熱外来がある草津保健所管内(4市)では、時間帯や曜日ごとの交代制も検討中。

毎日新聞 2009年6月2日 大阪朝刊

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