• 平成21年5月のモーニングセミナーから
5月1日(金) お   休   み 
5月8日(金)

(社)倫理研究所
法人局普及事業部
首都圏副方面長

吉川 和儀 

「美  学

 

30社32名

守らなければならない約束事には、自然界の法則(物理)から社会の法則(必要最低限の法律・
法令遵守)や社会の規範としてのモラル・マナー・風習などがある。さらにその上にあるのが
「美学」であり「美意識」である。これは自分自身との約束。したがって、法律やモラル・マ
ナーとは違い、破ったからといって社会から罰せられたり、他人から批判されたりするもので
はない。あくまで自身で決めたこと、だからこそこれを守ることが美学なのである。他人の目
を欺くことはできても自分を欺くことはできない。お天道様が見ているという古来の感覚こそ
が大事。倫理でいう実践とはこういうことであると思う。何か一つのことで良い。徹底して実
践すれば一点突破・前面展開に繋がる。
例えば、履物を揃えるということ。これを徹底すること。きちんと手で揃える。遅く帰った日
でも飲んで帰った日でも、忘れたかなと思った時でも玄関に戻ってきちんと行う。けじめをつ
ける習慣は集中力を生み、能率も上がったという。それだけでなく、思いも及ばない結果に繋
がることがあるのだそうだ。実例の主はお弁当屋さん。お寺に営業をかけていたが何ヶ月通っ
ても一つとして注文が頂けなかったが、ある日の注文を境にどんどん大きな注文が継続的に入
るようになった。何故か、後で聞いた話しでは、お参りに見えた家族連れの方が本殿に上がる
際にその家族の脱ぎ捨てた靴を思わず揃えた。それが習慣だから反射的にしたこと。この様子
を住職さんが見ていたということだ。お寺にもいろいろな方が営業にみえる。これ見よがしに
手を合わせる人が多い。慇懃無礼に感じてしまうそうだ。それに対して思わず出た所作が信頼
を勝ち得た訳である。意図してでない行いにこそ人の心を動かす力がある。
(記:アレックス/菊池 均)
5月15日(金) 後楽園倫理法人会 会員
柳田インターナショナル
代表取締役

柳田 真知子 

「アテンションプリーズ
国内線機内事情

31社33名

日本航空での32年の経歴を持つ柳田様に、旅客機での出来事やマナーについて、お話頂きま
した。
柳田さんがスチュワーデスになった時、教官から愛嬌・色気・知性の3つの武器を持っていくよ
う言われた
そうです。また昔は、着物を着てお客様の応対をする事も有ったそうです。世界各
国を周る中、各国のマナー
の違いを感じたそうです。その中でも、日本人のマナーは、あまり
良くないようです。
マナーも、世界の
スタンダードを知る事が基本になるようです。それを知らない事が、日本人
のマナーの悪さになっているよ
うです。マナーは、形に心をのせること、とお話頂きました。
皆が相手を思い、マナーを守る事が、社会を
良くする事につながります。一人一人がマナーを
り、より良い社会にしていきましょう。
(記:小林宝林堂/國分 孝一)

5月22日(金) 医療法人社団正志会 理事長
医学博士

猪口 正孝 

「脳卒中の救急医療

35社37名

■インフルエンザについて
現在世間を騒がしている豚インフルエンザで医療界はパニックしている。既に感染者数が多い
関西は言うまでもなく、これから感染者数が増加してくると思わ
れる関東においては事前対応
策の検討に日々追われている。但し実際の豚インフルエ
ンザは既ウィルスの亜種であり、特性
は感染力はとても強いものの鳥インフルエンザ
の強毒性に対し弱毒性である。世間が騒いでる
のは新型である事や必要以上の報道に
より不安を仰がれてるに過ぎない。アメリカでも同様の
社会現象が問題になった為、
オバマ大統領から声明があったほど。

■脳卒中
脳卒中は脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、全ての総称である。中でも一番患者が多いのが脳梗
塞で脳卒中の4分の3を占めるが致死率はもっとも低い。残りの二つは逆に
発症数が少ないもの
の致死率は高い。脳卒中は日本においての死亡原因第三位だが寝
たきりになる原因の第一位と
なる恐ろしい病気である。一番の患者の多い脳梗塞には
血管が少しづつ詰まる症状と血栓(血
液の塊)が細い部分でつまる二種類があり、後
者のケースにおいてはTPAという血栓溶解剤が開
発された。とても有効であるが投与
の条件が厳しく採用出来ている病院も限られる。基本的に
血液サラサラの状態では掛
からない病気なので野菜中心の健康な食生活をおススメする。
(記:KDD/星宗徳)

5月29日(金) 春原整骨院 院長
(社)東京都柔道整骨師会
常任理事

春原 博 

「柔道整骨師の過去・現在・未来

  • 平成21年4月のモーニングセミナーから
4月3日(金) (社)倫理研究所 
   法人スーパーバイザー

山路 卓司 

「 純 情 な 心 

41社44名

倫理では、純情と書いて「すなお」と言い「ふんわりとやわらかで、何のこだわりも不足もなく、
澄みきった張りきった心、これを持ちつづけることで、これこそが「万人幸福の道」だと説きます。
松下幸之助翁も、「素直な心の効用十か条」があるのだそうですが、その松下さんが「この頃、
やっと素直な心の初段になれた」と言われたことがあったのだそうですが、その訳は素直になる
ことを祈願・実践して一万日、つまり約30年の歳月。それほど素直になることは難しいことだ
ということ。尚、十か条から抜書きすれば、(1)素直な心が働いたならば、なすべきことを正
しく知り、勇気をもって行うという姿が生れるようになる。(4)素直な心になれば、現状にと
らわれることなく、日に新たなものを生み出していくことができるようになる。(5)素直な心
になれば、危機に直面してもこれをチャンスとして受け止め、“禍を転じて福となす”こともで
きるようになる。(10)素直な心になれば、病気になりにくく、たとえなっても比較的なおり
やすくなる。倫理では、明朗(ほがらか)愛和(なかよく)喜働(よろこんではたらく)を実践
することと端的に示しています。
(記:アレックス/菊池 均)
4月10日(金)

(株)HAYASHIDA-CS総研CEO
元ザ・リッツカールトン大阪 営業統括支配人

林田 正光 

「No1ホテルから学ぶ
 感動のサービス真髄


 

45社50名

フロリダのの素晴らしいビーチにリッツ・カールトン ホテルがある。
ある1人の青年が、夕暮れ時ホテルマンに『椅子を一つ貸してくれないか?』と尋ねた。
ホテルマンは『どうなさるのですか?』と聞き返した。
するとその青年は『今日このビーチで彼女にプロポーズをするのに彼女に座ってもらうんだ』
と返事をした。
それを聞いたホテルマンは椅子を2つ用意し、椅子の間にはパラソルを置き、
冷えたグラスとシャンペンを用意し、赤い一輪のバラを用意した。
彼はタキシードに着替え青年とともに彼女を待った。
数週間後、その若者から感動と感謝の手紙をもらった。
椅子を2つと言ってから2つ用意し、シャンペンをと言われてからシャンペンを用意し、
花をと言われてから用意してそこに感動があるだろうか?
そこにおもてなしの心があるだろうか!?
お客様の心を先読みし、お客様の期待を上回る気配り心配りこそ真サービスではないだろうか?
商品に格差がなくなった時代、「満足サービス」は当たり前、「感動サービス」が他社に差を
つけなければならない。
お客様のわがままも目一杯聞いてあげよう!
NOと言わないサービスを提供していこう!
これこそリッツ・カールトン ホテルの求める真のサービス・おもてなしの心だ。
しかし、初めてリッツ・カールトン ホテルが日本に上陸しオープンの準備をしている時、日本人
スタッフから反対があった。
『そんなまともに聞けるわけないじゃないか!』
『出来ないことをどうやってやるんだ!』
お客様第一主義といいながらも実際は自分たちの都合で動いているお客様第二主義になってる。
この状況を打破し、リッツ・カールトンの精神が全員に浸透し、現在のリッツ・カールトンに
なったのだろうと思う。
改めのホスピタリティー、おもてなしの心、真のサービスとは何か考えさせられるお話しでした。
(記:ハロー話し方教室/福士敏行)
4月17日(金) 荒川区倫理法人会 幹事
公演家・書アーティスト

荒川 祐二 

「半ケツとゴミ拾い

31社34名

変わりたいけど変われない。何をすれば良いのか解らない。自分には何もできない。自分が大嫌い。
そんな大学時代に出会った映画からの「自分が動けば世界が変わる」というメッセージで一大決心。
毎朝6時から新宿東口広場の掃除を始める。自分にできることと考えたらそれしか無かったから。
ダンボールで作った「一緒に掃除してくれる人募集!」の看板を背負って、広場に立ったもののそ
こはヤクザやホストの溜り場、執拗な嫌がらせが続く。挙句の果てに喧嘩に巻き込まれる。
もう今日だけで止めようと思った時にホームレスのおじさんが手伝ってくれる。「半ケツ」とは、
そのおじさんのズボンが下がって半分お尻が出ている姿のこと。そのおじさんに始まり一人、また
一人と集まるようになる。
ある日、朝日新聞に掲載されたことがきっかけで全国から多くの人が集まるようになり、掃除を始めて
半年後の5月3日(ゴミの日)には、全国27箇所で444名を集める。
また今年の5月3日にも開催予定とのことだが、その目標は…なんと一万人。さらに来年にはカンボ
ジアに学校を建てる計画も進行中とのこと。全国を廻っての講師料は全てそのための資金になる。
そんな荒川さんが皆に伝えたいのは、「誰にでもできることを、小さなことで良いから始めてみよう」
大事なのは、行動すること。そして諦めないこと。
今では毎日がワクワク、小さなことにも感謝できる、そんな自分が大好きと語れる荒川さんでした。
4月20日は、東都地区(上野、浅草、文京区、後楽園、荒川区)共催のイブニングセミナーでも
講話していただきます。(場所:ラングウッドホテル内サニーホール、19:00〜20:30)
会費1000円ですが是非、多くの方に参加していただければと願っています。

(記:アレックス/菊池 均)
4月24日(金) 杉並区東倫理法人会 会員
(株)シー・プロダクション
代表取締役

倉部 久義 

「豊かな時代が本質を失くす
41社44名

22歳で交通事故、その後会社の倒産など様々な人生経験から、「生きる」をテーマに研究を進める。
目的が見つからないから彷徨う、目的があるから迷う、今は幸せになる途中であると考える。小さな
ことの積み重ねが成功を導き、仕事の成功の上に人生の成功がある。人間にとって本当に大切なもの
は命(自分と愛する人たち)・健康(健康である事に気づく事)・心(豊かな気持ち)・人(広がり)・
物金(現実)であり、そのバックボーンに自然環境と平和と愛がある。これらが生きるために必要で
万人に価値のあるものと考える。IQからEQ、そしていまNQ(ネットワーク指数)が必要とされる時代
になっている。自分でできないことを人が補ってくれる。その人と人とのつながりを大切にすること
がネットワーク力と言える。自分が経験し、研究し気づいてきた事を沢山に人に伝えていきたいと思
って活動をしている。
(記:フォーティ/四禮 静子)
  • 平成21年3月のモーニングセミナーから
3月6日(金) (社)倫理研究所 参事

津々木 昭子 

「人生を拓く

29社30名

倫理で学んだことに、実践しないことは害になるということがあった。
例えば、今、幸福だから明るい心になるのではない。
明るい心を持つから幸せなことが次々と起きるのだ。
ここに倫理の考え方がある。
心を明るくするために挨拶がある。
理屈をこねずに実践するとある時『アラッ』という瞬間がある。
様は、実践しないと何も分からないということだ。
次に、日常のちょっとした事に心を込めることが大切だ。
ある朝起きると玄関の長男の靴が脱いだままに部屋に向かっていた。
『長男も疲れているんだろうな』と思うと、思わず
長男に感謝し心を込めて出口のほうに向けて直した。
日常のちょっとした事に心を込めることが大切だ。
日常の中の当たり前のことを当たり前にやっていく中に輪が生まれる。
その一番の元は家庭だ。
その土台は夫婦だ。
夫婦が愛和の世界の中で生活することだ。
(記:ハロー話し方教室/福士敏行)
3月13日(金)

郵便事業(株)浅草支店
支店長

辻口 正雄夫 

「自分の環境・社会環境の
     変化についてゆく


 

30社33名

北海道生まれ、冬はスキー、夏は飛び込みをして遊んでいた。夏、がらがらな
スキー場の駐車場でバイクに乗っていたところをメーカーの人の目に止まり二
輪ドライバーとなる。雨の中のレースで前が何も見えない。と、二輪から4輪
へ転向。ドイツなど海外で活躍しF1レーサーまであと一歩というところで、海
外で瀕死の事故にあう。奇跡的に命が助かった時に、親から郵便局員の試験を
受けるように言われた。いつも極限まで挑戦し続ける生き方をしてきた自分が
郵便局の仕事をすることに違和感を覚え、試験会場を抜け出し専門学校などの
講師となる。この時30歳。いくつもの講師をかけもちしている生活から抜け
ようと再度郵便局へ。郵便局では、ふるさと切手や三宅島復興記念切手などの
企画を手がけた。今、民営化されて郵便局員の仕事が分散化され、役割に疑問
を感じる。自分の人生を振り返っても、時代の流れを見つめても、常に環境の
変化が伴うなかで、自分に出来ることを探し、確実に行っていくことが大切で
はないか。 (記:フォーティ/四禮 静子)
3月20日(金)

休         会

3月27日(金) 浅草倫理法人会 幹事

山岡 学嗣 

「生命保険を使いこなす
〜家族愛・人間愛・生命保険〜

 

山岡さんの、今まで歩んできた経緯と、今の仕事である生命保険の意味と重要性
について、お話いただきました。山岡さんは、野球三昧の学生生活を送った後、
人の役に立つ仕事と考え、製薬会社に入社しましたが、その後人の誘いにより、
今の仕事の素晴らしさを知り、転職し意識を高く持ち、人の役に立つよう努力
されているようです。生命保険は、その人に何かがあった時に、如何にその人の
経済的な役に立てるかが重要な事で、その為には、知らない事によって、本当に
必要な時に、保険が利かないことがないように、しっかり見直す事が大事なよう
です。その為にも、気楽に相談できる人がいると良いですね。全てに言えること
ですが、まずは知る事、そして良い人間関係を築きお互いに協力し、良い道を歩
んでいきましょう。
(記:小林宝林堂/國分 孝一)
  • 平成21年2月のモーニングセミナーから
2月6日(金) 東京外国語大学

小野瀬 克二 

「企業が求める
    学生像と大学

31社34名

東京外国語大学は日本で唯一の外国語の単科大学だ。
外語大卒業というと、学校の先生か外務省とかに進むのかといえば決してそうでない。
日立、コマツ、トヨタ自動車、ホンダなどに多く就職している。
理由は、グローバリゼーションされた今日、海外に進出している企業にとっては、
貴重な戦力になりえるからだ。
というのも外大生の7割以上は留学をし、それを通し、その国の文化、宗教、哲学、
生活習慣を学んでいる
ことが重宝される理由だろう。
一方、現代の学生のマイナス面もなくはない。
外大生は学校の成績は良いのだが、実際問題として、就職の時、企業は学校の成績は
見ていない。
・協調性
・打開力
・決断力
・自主性  などを見ている。
次のような事例があった。
ある化粧品の会社の就活でTOEIC(990点満点)で960点取った外語大女子大生が採
用されず、
660点しか取れないが明るい女子大生が内定をもらった。
不採用の女子大生は20分間の面接で落ちたようだ。
理由は人とのコミニュケーションが上手く取れないからだ。
上の協調性、主体性、打開力等のない学生を、いくら学校の成績が良くても採用する会
社があるだろうか!?
人間力がかけている、コミニュケーションが取れない、というのは就活で致命傷だ。
現在、社会に通用する学生を育てるのが大学の使命と感じている、とのお話しでした。
(記:ハロー話し方教室/福士敏行)
2月13日(金)

(社)倫理研究所
法人スーパーバイザー

大西 国夫 

「倫理の基本

 

2月20日(金) 浅草倫理法人会 副会長
NPO法人
まちづくり推進機構 代表

関根 博之 

「路 地 再 生」

現在の日本の法律は「車の道路」と「生活道路」を混同している。
「戦災にあってゼロから作り直したまち」では特に問題は無いのだが、「戦災を免れたまち」
では、これが大きな問題となっている。

国は「戦災を免れたまち」を《負の財産》として取り扱ってきたが、私はこれを《魅力ある
日本の文化》であると考える。

《魅力ある日本の文化》を守る為、私は2つの方法論を提唱している。
1つは、地域の防災能力を高めて今の法律の中で何とかしようという方法。
もう1つは、法律に例外規定を設けようという方法である。
前者は、京都祇園町で成功した事例があるので、これを全国に広めたい。
後者は、6月7日に行われるシンポジウムに国の担当者が出席するので、これを機に話を進めたい。
(記:浅草ストリート倶楽部/太田匡英)

2月27日(金) 台東区副区長

山田 哲也 

「台東区の
これからのまちづくり

33社35名  

台東区16万都市のこれからのまちづくりのための取り組みに対して講演いただきました。
山田副区長は2008年4月より台東区へ赴任され、まちづくりと観光を主な仕事として取り
組まれており、まちづくりは町に住む人が主役であるとのお考えから、実際に町に出て、
自分の目で見て、人に会って色々なことを聞くことを第一に活動されておられるとのこ
とでした。
また、台東区は面積では23区で一番小さい区だけれども、様々な特色を持った、色々な顔
がある町であり、人と人とのつながりを大事にしている町(コミュニティー意識が強い町)
であり、住んでいる人が自分たちの暮らしに誇りを持ち、人に見てもらうことに慣れてい
る町であり、衣食住が密接している町であり、区の7割は商業地域であり、道路率も25〜26
%と23区でトップクラスであり、また、区民の満足度調査においても、町並みの景観、歴
史文化を守るという項目がトップに挙がる町である。ということから、アクセス環境充実
プロジェクト、賑わい創出プロジェクト、水辺活性化プロジェクトの3つをかかげ、地域の
人々と一緒にまちづくりをしていき、台東区を訪れる人が、リピーターになり、最終的に
は台東区に住むようになる。そんな好循環ができればと、
講演を締めくくられました。
(記:山岡学嗣)
  • 平成21年1月のモーニングセミナーから
1月9日(金) 浅草倫理法人会 幹事
ハロー話し方教室 代表

福士 敏行 

「受験と人生と話し方

25社26名

受験では、30分かけて問題を正解する者よりも、5秒で問題間違える者の方が合格率が高い。
ぐずぐずしている者、悩んでばかりいる者は人生の失敗者なのである。

受験では、英語は文法、国語は漢字、数学は計算、…と、まず、やれる事を徹底する。
人生においては、挨拶、返事、後始末などがこれに該当するだろう。

受験は人生の縮図であり、人生に必要な事は皆、受験が教えてくれるのである。

講話の最後、「言葉を発する事で心を安定させる」を実践する為、会場に居る全員が願望を思い描きながら
「出来ない 無理 やっても無駄」などの言葉を白紙に書き、「そんな事あるかぁ!」と言葉を発しながら
これを破りました。
(記:浅草ストリート倶楽部/太田匡英)
1月16日(金)

新  年  式

副会長の堀田さんから、新年の歌を一句頂きました。
新玉の
年は変われど
変わらぬものは
倫理の心と松の色
女性会員さんが用意してくれたおにぎりやお料理を頂きながら、全会員の新年の抱負発表を賑やかに、
和やかに、行われました。
堀田副会長をはじめとして、浅草倫理法人会には
素敵な女性会員が多く活躍をしております。
(記:ロジザード/遠藤 八郎)
1月23日(金) やたがいクリニック 院長
医学博士

谷田貝 茂雄 

「医療、薬剤、食品の誤解
〜ひとは、いつまで誤解し続けるのか〜


「人は誰でも間違える」失敗の知識を伝達し、皆で共有する。
ハインリッヒの法則(300回のヒヤリ、ハット→29回の事故→1回の重大事故),割り箸の法則(250人が
遠足に行くと、3人は箸を忘れる)を例にあげ、人は誰でも間違えるとの観点に立ち、エラーチェーン
をどこかで切ることをしっかりやっていくことが重要である。オレは気合が入っているから大丈夫と
いう根性論ではなく、エラーの連鎖、ちょっとしたミスの積み重ねが大きな事故につながるのであり、
いかに事故を起こさないようにするか、起きた時はいかに最小限に抑えるかを考えていく。そのため
には、一人一人が、どんな小さなミスでも、まあいいやではなく、しっかり報告する風土づくり、失
敗を報告した職員を褒め、その失敗を皆で共有していくシステムづくりが大切であると、ご講演され
ていました。最後に自身のクリニックでの実践ということで、医師×看護士×医療事務×薬剤師×ケ
アマネージャー×ヘルパー=医療安全 という方程式のもと、みんなはひとりのために、ひとりはみ
んなのために、みんなが愛をもって生きる。と締めくくって講演を終わられました。

(記:山岡学嗣)
1月30日(金) (社)倫理研究所
法人局教育業務部

内田 文朗 

「実  践  力
 

22社23名

純粋倫理とは自然の法則を人にあてはめたものである。純粋倫理を知り、実践することが大切。
苦難の解決・悩みの解消・願望の達成を危機とするならば、高い目標を持つから危機がある。
それを乗り越えるためには心意・行動を変える実践が必要となり人は変化していく。
そこで自己変化が起こり環境が変わることで新たな出会いが生まれて結果が伴ってくる。
この流れが大切である。幸福とは感じるものであって、何が幸福かはそれぞれによって異なるのは
当たり前である。南モンゴルの砂漠へ植林をするボランティアを行っているが、日本人が使わなく
なった文房具をプレゼントしたら非常に喜ばれた。モンゴルの子供たちを日本に招待したら、日本
はおとぎの国のようだと喜んでいた。黄河の水で暮らしているモンゴルの子供達にとって、日本の
トイレの水はミネラルウォーターに匹敵するくらいの価値を持っていた。今を幸せと思えるように、
常に感謝の気持ちを持たなければならない。どんな環境に置かれても幸福とは自分が感じるものである。

(記:フォーティ/四禮 静子)
  • 平成20年12月のモーニングセミナーから
12月5日(金) (株)エーワン
取締役工事部長

草川 輝行 

「人生が変わる瞬間

31社32名

以前の自分は漠然と遊び、漠然と建築の資格を取り、漠然と建築の仕事をしていた。

自分が勤めていた会社の東京支部が無くなる時、「自分の力で成功したい」というプライドから東京
支部に居たメンバーと一緒に新しい会社を立ち上げたが、2年後に会社は駄目になってしまい、妻と
も別れてしまった。

その後、能力開発セミナーで人生の目的・目標を定める事を学んだ。

ネガティヴな考えがポジティヴに考えに変わり、自分の人生が変わった。

(記:浅草ストリート倶楽部/太田匡英)

12月12日(金) やたがいクリニック 院長
医学博士

谷田貝 茂雄 

「突然起る脳卒中、心筋梗塞。
  症状なく進行する癌

〜生活習慣を改善すれば脳卒中、
  心筋梗塞、癌も予防できる〜

谷田貝先生による、第2弾のお話です。前回は、2件は欲しいかかりつけ医、という内容で、身近な
お医者さんの重要性についてお話頂きました。今回のお話では、日本は世界に比べて、医療にかける
お金の割合が、少ないという事。また、がん・脳卒中・心筋梗塞での死亡者が増えているが、現在は
早期発見により、良い治療法が色々あるので、患者が、患者力を鍛え、知識を増やし、早期治療が重
要だとの事です。また、最近言われている、メタボリック症候群も、若年期の取り組みが重要だとの
事です。患者が変われば医療が変わる。お医者さん任せではなく、自分たちで考え、行動する事が重
要なようです。今日という日を健康を考える日にしましょう。実践する事が、倫理の基本ですね。体
に気をつけましょう。

(記:小林宝林堂/國分 孝一)
12月19日(金) (社)倫理研究所
法人局普及事業部
首都圏副方面長

松本 光司 

「後始末の効用

ニューヨークの殺人事件を激減させたその方法とは。
地下鉄を綺麗にすることから始まった。割れ窓理論と言うのがある。
一枚の窓が割れたらすぐ直す。そうすることにより2枚3枚と割られなくなる。
常に綺麗な状態にしておくことが予防になるということだ。
片付いていない場所で生活していると仕事がうまく回らなくなってくる。
さらに活力そがれ健康におよび心が害される。
掃除後始末が如何にに大事かがわかる。

それではどうすれば後始末ができるのか、それにはコツがある。
片付かない、後片付けができないと言うことは必要以上のものがあると言うことだ。
故にコツは『捨てる』ことだ。
・過去の栄光・思いでを捨てる
・自分のレベルを下げてしまうようなものを捨てる
・過去の栄光・思いでを捨てる
・いつか使うと思っているものを捨てる
・過去の栄光・思いでを捨てる
・もったいない、と思っているものを捨てる
このようなものは片付かない原因になっている。
物はその役目を発揮するためにこそある。
使わないものを持っていることは、その役目を発揮させていないことだ。

物はその使命を100%働かしてやることが天与のものを活かすことだ。
必要なものは、大いに活用し、眠って役に立たないものは捨てていく。
これが本当に『物を活かす』ことだ。。
(記:ハロー話し方教室/福士敏行)

12月26日(金) 活動写真弁士

麻生 八咫 

「私と倫理運動
 

「楽しく生きよう」と決意して、楽しく生きる。決意すればそこまでいく。

大分の薬屋さんの長男として生まれ、家を継ぐと思っていたが、数学に対しやる気が全く起きず、
4浪の後、法学部に入学。4年浪人生活を送っていたため、自分の心が分からず、ましてや他人の
心も分からない状態だった。
他人を演じることで自分を見つめようと演劇研究会に入り、大学で自分の劇団を立ち上げ、一人芝
居の全国旅公演を400公演するに到った。その中で活弁士の演劇をすることで、活弁と出会い、
写真が語りによって動かされていると感銘を受け、先生に弟子入りし、活弁士になる。
その中で、自分の仕事を子供にみせよう、家での練習は楽しそうにしようと決め、実践したことで、
お嬢さんが4年生の時に「お父さんのようになりたい」と影響を受け、1年間、朝5時に起きて登
校前に稽古をし、5年生の時にデビューをするまでになった。

活弁というのは古い芸かもしれないが、古いものはまた新しいものでもあり、映像に語りをつける
という可能性や、英語という言語も取り入れることで、新しい味をつけ、進化させ、現在に至る。

また、講演の中で、アメ横の社長との出会いが、文部大臣賞にも繋がったと、出会いの大切さにも
触れ、感極まるシーンもあり、実際の活弁『国定忠次 赤城山』もありと大変密度の濃い講演でし
た。                       
(記:山岡学嗣)

  • 平成20年11月のモーニングセミナーから
11月7日(金) メイク・ア・ウィッシュ
オブ ジャパン
事務局長

大野 寿子康 

「夢に向かって
   一緒に走ろう

29社32名

米国で始まったメイク・ア・ウィッシュの活動。その日本での活動を行っている大野氏。難病を抱えた
子供たちの夢を叶え、希望と笑顔を与えるというボランティア団体です。

「ボランティアは弱者に何かを与えるのではない。ボランティアを行うものと受けるものとは対等であ
る。ボランティアを行う側は笑顔や勇気や感動をもらっている」とは大野氏の言葉。

メイク・ア・ウィッシュでは今までに1271人の難病の子供たちの夢をかなえてきたが、一人ひとりが違
う夢を持っている。死んでいく子供たちの願いを叶えるのではなく、夢を実現化していく過程で子供に
は笑顔や希望が湧いてくる。関わった大人たちには笑顔が宿る。その話を聞いた多くの人には感動が生
まれる。この過程を大切にしたい。

人生は白か黒かでは決められないグレーゾーンに生きている人が沢山いる。病気か健康か・・・。
病気を抱えながらも生きるというグレーゾーンをいかに生きていくか。一人でも多くの子供たちの夢を
叶え続け一つでも多くの笑顔を生み出していきたいとのお話でした。いくつかの事例を上映してご紹介
くださいました

(記:フォーティ/四禮 静子)

11月14日(金) やたがいクリニック 院長
医学博士

谷田貝 茂雄 

「ひとりに2ヶ所の
      かかりつけ医

〜かかりつけ開業医と専門病院〜

35社36名

「私も、診て頂きたい。」とモーニングセミナーの帰り際の太田区議の言葉に代表される今日のお話し
でした。
私たちの年代(中年以降)は、病気を自覚した時は病気が完成した時という説明は極めて重く聞こえま
した。
「運命は、自ら招き、境遇は自ら作った」と言われたように思います。
若い頃からの生活習慣によって蓄積された結果が病気として顕れると言うことです。
「病気は生活の赤信号」
まったく、丸山先生の言葉が、そのままに、なぞらえる事ばかりです。
矢田貝先生は、高い倫理観のもとに地域の医療を支える頼もしいお医者さんであることは、冒頭の太田
区議の上記の通りです。
今日は、「一人に2ヶ所のかかりつけ(医師と病院)」というテーマでお話しを頂きましたが、矢田貝
先生には、この後数回の連続で講話を頂く事となって
おります。
矢田貝先生の好きな言葉として、水原秋桜子の次の言葉を紹介されました。
「仕事の中に 自分の人柄を 磨き上げる」
素敵な言葉で私も好きになりましたが、矢田貝先生の仕事の姿勢を感じました。
(記:ロジザード/遠藤 八郎)
11月21日(金) 東京都台東区立千束小学校
校長

中川 修一 

「学校発!
    教育を取り巻く現状

36社40名

保護者や地域からの理不尽な要求で、学校はゴミ箱、教師はサンドバッグ状態である。
今の社会は、倫理観が崩壊し、命の尊厳が崩壊し、規則正しい生活が崩壊している。
「最近の子供は…」とよく耳にするが、子供に「自分勝手な事ばかりしては駄目」と言った時、
「あなたもね」と言い返されてハッとしない大人がどれだけいるだろうか。
昔の日本には「親は無くても子は育つ」という言葉があったが、今の日本は「親はあっても子は
育たない」となってしまっている。
子供は大人を真似て育つものであるから、まず、大人が変わらなくてはならない。
学校が悪い、家庭や地域が悪いと相互批判をするのではなく、互いに足りない所を補い合っていこう。
(記:浅草ストリート倶楽部/太田匡英)
11月28日(金) (社)倫理研究所
法人局教育業務部 部長

内田 文朗 

「私と倫理運動
 

起業して依頼会社も忙しく順調発展していった。しかし、世の中そんなに甘いものではなかった。
忙しい中、廃材の焼却を大学生のアルバイトにお願いしておいた。
ある日、社員が血相を変えて私のところに来た。大学生が全身大やけどをしたというのだ。
理由は、前日、雨が降り、仲々廃材に火が付かないため、大学生は車のガソリンを抜き、廃材に
撒きそれに火をつけところ大爆発し、全身大やけどを負ったとのことであった。転院の話しがあ
った時、生き死にかかわる問題でもあり、大いに迷ったが自分の全責任において思い切って転院
に賭けた。するとその病院に≪たまたま≫九州で皮膚科の屈指の名医が訪れており、診てくれる
ことになった。お陰で3ヵ月後、幸いにも皮膚も綺麗に戻り退院することが出来た。
この≪たまたま≫の出会いこそ、普段の考え方、生き方、人生観、あるいは普段の行いが問われ
ているのではないだろうか。
世の中チャンスは山ほどあるのと同じように落とし穴もたくさん転がっている。
ここに成功と不幸の分かれ道があるのではないか。
人はどちらに出会うのか。
それは『そこに倫理があるか』ということではなかろうか! (記:ハロー話し方教室/福士敏行)
  • 平成20年10月のモーニングセミナーから
10月3日(金) 江戸時代案内人

徳川 光康 

「徳川家と江戸の町

39社42名

徳川家の祖は群馬県の新田郡得川郷であったが足利尊氏に破れ、三河の松平に移り、9代目の家康が
徳川を名乗る。清和源氏の流れをくむということであるが、徳川に限らず島津・細川といえども武家
の祖というのははなはだ怪しいと言わざるをえないとのことである。光康氏は15代将軍慶喜の子孫。

江戸の町は、約100万人。下水・治安などに優れた世界に誇れる都市であったといいます。
100万人の内、約半数が武家で、30%が寺社、町人(土地と家を所有し税金を納めている)は約
10%に過ぎないが江戸文化とは、まさに町人文化であったとのこと。そのパトロンは材木商など。
(火事が多かったので儲かったということです。)


茶屋等の食文化。歌舞伎、浮世絵。寺小屋による教育も特筆すべきで、当時の識字率は約80%で世界
でも類を見ない高水準。江戸の町は、参勤交代などもあり、女性が極端に少なかったので婦女暴行など
の事件が多く、岡場所(吉原)を設けることでその緩和にも努めたが、約200人いる奉行所の内、治
安にあたれるのは、わずか10人ほど。
そこで、町人たち自身による優れた自衛組織が生れた。町火消
しである。今でいう消防、機動隊、裁判所の役割も担っていた。纏(まとい)持ちは、役者と並んで江
戸の花形で、憧れの的であったということで統率のとれた組織が発達したのだそうです。

浅草寺は徳川家の祈願寺で縁が深いが、町火消し・侠客として名高い新門辰五郎は慶喜の警護に尽力し
たことでも知られる。光康氏も浅草には良く遊びにきたとのことです。

(記:アレックス/菊池 均)

10月10日(金) (社)倫理研究所 参事
法人スーパーバイザー

柏田 良丸 

「すばらしハイ

32社34名

仕事で指を切断した時、痛みがピークに達している中でも元気よくハイッ!と言い、その後も病院で元
気よくハイッ!を言い続けた。
しばらくして、1人の看護婦さんに「私、結婚するんです」と言われた。
最初はなぜそのような事を自分に言うのかが分からなかったが、新しい布団がいるので自分から元気印
の布団を買いたいのだという事だった。
宮崎県都城市(みやこのじょうし)は、13万人の人口に対し300人の倫友がいる。
都城市で元気よくハイッ! ハイッ! ハイッ!と返事をしていたら、それが市議会に伝染し、市長に
伝染し、都城市内の色々な集まりが、元気よくハイッ!というのが当たり前になった。
実践出来ないのは、やる気が無いからである。
本当に実践するという事は、他人を感動させるものである。
周囲を変えるという事は、結果である。
(記:浅草ストリート倶楽部/太田匡英)
10月17日(金) 東京都倫理法人会副会長
法人レクチャラー
野菜果物研究所 所長

根芝  勇 

「自信過剰に赤信号


33社35名

「声がでかい、態度がでかい、夢もでかい」と、自ら言う根芝氏は、田舎から上京して浅草雷門の八百
屋に奉公。日本一の八百屋になってみせるという夢にまっしぐら。日本一にこそ届かないものの、年商
60億円、社員百数十人の規模にまでのし上がるが、挙句は倒産という経験の持ち主。
そして今回は、「胃がん!この私が…」。まさに晴天の霹靂だったと言う。酒もタバコもやらず、野菜
中心の健康的な生活なのに、何故なんだと医者に噛み付いたり、倫理指導の先生にも同様に喰ってかか
ったりしたとのこと。指導のことばは「おめでとう。病気は生活の赤信号。病気に感謝しなさい。」と
いうことだった。それにしても、やはり運が良い。たまたま献血しようとしたら、血液の濃度が基準値
にわずかばかり薄くて献血できず、受診を勧められ。それならばと、モーニングセミナーで何度か講話
を聴いていた谷田貝先生の診察を受け、「胃がん」の可能性を聞かされ、さらに専門医を紹介してもら
い、入院、手術も超スピードで進み、無事退院できた。しかも、
、思うようには減量できなかった体重
は86kgから72kgへと、労せずに減量に成功という「オマケ」付きである。
会場は終始、爆笑の渦で、まさに面目躍如。体はややスマートに、器はさらに大きくなったのではとい
うのが素直な感想。倒産、大病と大物への階段をクリア。苦難福門の好例を見せていただきました。
(記:アレックス/菊池 均)
10月24日(金) VOICES編集長
ルポライター

橘 ジュン 

「レディースチーム
  リーダーから 
 少年少女保護活動へ

VOICE編集長の橘ジュンさんとご主人のお話しを頂きました。ご主人は、後ろで奥様のジュンさん
をしっかりとサポートしているように感じました。
若い頃に目的がなく暴走族をしていた自分を振り返
り、今、同じように
目標を持てずに、自殺や非行など、自暴自棄の子供達に夢や希望を持ってもらえる
サポートをVOICEというフリーペーパーを通して活動してい
る。
何時も、渋谷や新宿の繁華街で無目的に遊ぶ、少年少女に声を掛けて内なる声を聞き、繋がりを作り、
携帯電話で何時でも話しを聞いてあげるようにし
ているが、中には、これからリストカットするという
電話を掛けて来る子も
いるそうです。何時でも、何時までも話しを聞いてあげることが出来るように、
自由が丘に
場も提供しているとのこと。
テレビでも、活動を紹介され幾らかの支援者もいるが、16pageのフリーペーパーの広告収入が主
たる収入でボランティアでの活動には経済的に厳
しいようです。
ご主人が写真家で取材の写真などは、ご主人が撮影されているようでしたが、お話しの途中でも、何度
か振り返り、ご主人に相づちを求める仕草は何とも
言えない感覚でした。
何のためにやっているのか?
自分が出会いによって「ものを書く」仕事を得て目的・目標を持てた喜びを同じように、場を提供する
ことで目標や夢を持ってもらいたい。
引きこもりの少女が舞台にチャレンジして、目標を達成した喜びを紹介してくれました。
「人の喜びを我が喜びに」
(記:ロジザード/遠藤 八郎)
10月31日(金) 三木コーヒー (株)常勤顧問
警視庁シニア・アドバイザー

原  哲也 

「倫 理 と 安 全
 

秋葉原連続殺人事件は、ゲームが悪い。ナイフが悪い。ナイフを売る大人の倫理観が悪い。
犯罪者の三大言い訳は「魔が差した」「出来心で」「分からないと思った」である。
人間は誰しも聖人君子ではないので、魔が差す事も出来心が湧く事もある。
そういう時に自分を引き止める(自分をリセットする)きっかけを事前に作っておく事が大切だ。
個々の倫理観を高めていく事が、安全な社会を作る事につながるのである。
「戦後の日本から消えていった大事なもの」の1つは、「叱る」文化である。
子供には叱られる権利があり、大人には叱る責任がある。 (記:浅草ストリート倶楽部/太田匡英)
  • 平成20年9月のモーニングセミナーから
9月5日(金) 浅草倫理法人会 幹事
ロジザード (株) 
   代表取締役会長

遠藤 八郎 

「30年間の
 企業経営で学んだこと

31社33名

27歳の時、仲間とコンピューターのシステム開発の会社を起業。4年で20人の会社に成長。
企業理念もなくお金儲けの会社だった。一緒に会社を興した友人が社員を連れて独立する
などの困難もあり、借金は1億以上に。自己破産も考えたが、最後に残った社員と自分たち
のやりたい仕事をすることで、本来の実力を発揮でき、独自のシステム開発商品を生み出す
ことに成功した。失敗をすることで学び、苦しいことの経験が財産となっているように思う。
夢×志×執念 どれか一つでも「0」があると結果は「0」になる。

若いころ、新聞配達をしながら周りの学生の刺激をうけ、たくさんのことを学んだ。また、
少ない給料の中から親に仕送りをし、今思うと当時が一番親孝行だった気がする。両親は90
を超え、今何をしてあげられるのかと考える。現在の心境としては、「何事かがあっては
いけない!」と構えてしまうと怒りも出てきて冷静な判断ができなくなる。「何が起こっても
いい。何事かが起これば冷静に考えよう」と構えない生き方ができればと思う。

(記:フォーティ/四禮 静子)

9月12日(金) 浅草倫理法人会 相談役
(株)創造ブレイン・
  コンサルティング 
       代表取締役

平野 嘉重 

「生命の根源

42社47名

近年、子が親を殺し、親が子を殺す事件が増えている。
「万人幸福の栞」の40ページに「人は人、自分は自分と、別々のいきものだと考えるところに、
人の世のいろいろの不幸をきざす。」とあるが、こういった事件は、まさに人と人のつながりが
薄くなっている事に起因する不幸であろう。
親が子を、子が親を憎悪するのは、そこに「無関心」があるからである。
「無関心」は、「無理解」→「反抗」→「憎悪」と発展し、「関心」は、「理解」→「尊敬」→
「崇高」と発展する。
親が子に関心を持てば、子も親に関心を持つであろう。
親が子に「ああやれ」「こうやれ」と命令するだけではいけないが、自分の都合のいいように
行動するのは人間の本能である。
経験/17箇条を100%にする事は不可能であるが、我々は「限りなく100%に近い場所」を
目指して歩いているのである。(記:浅草ストリート倶楽部/太田匡英)
9月19日(金) (社)倫理研究所 参事

金子 和男 

「家庭は事業経営の基盤

30社33名

教育(共育)も事業経営も国家経営も全ては家庭こそが基盤。一家団欒、食卓こそが愛和の中心。
家族の歪みは食の乱れに始まる。非行に走る少年の大半は、離婚など両親に問題がある。
現代は一家団欒が崩れている。食事を作らない母親、朝食を摂らずに学校へ行く子供、一人ぽっち
での食事。今まさに、食の乱れが世の乱れに繋がっている。
食が体力の源なら、気力の源は「感謝の思い」である。「ありがたい」という思いが、「還元」と
して深まる時、足元から湧出する泉のごとく気力が「発顕」していきます。
子供の人格は、3〜9までに形成される。人は誕生と共に2人のパートナーを持つ。父と母である。
つまり、教育の基本は家庭である。学校の先生は3人目のパートナーにすぎない。従って、感謝の
気持ちを育てるのは父母しかないのである。感謝の思いを持つとき、人は世のため、人のために働か
ずにはいられなくなるのです。人を愛する者は、人に愛される。これは原理である。故に、人を責め
てはいけない。正義を押し付けない。「正しさより明るさを!」こそが究極である。
(記:アレックス/菊池 均)
9月26日(金) 中央区倫理法人会 幹事
(株)林田プロジェクト 
       代表取締役

林田 素美 

「メタボ予防で
    心も体も健康に

 〜実践アドバイス〜

33社34名

ご自分の鬱になった時のご体験をお話くださいました。
ご自分は過労とストレスからある日突然鬱になったそうです。
しかし当初気が付かず内科の先生に診てもらった。
その時は、セデスと点滴を打ってもらってすましてしまった。
ところが、ある日親類で看護婦をなさっている方が、どうも気になり様子を見に来られた。
彼女を見るや否や家族の皆に『何をやっているの!すぐ聖路加病院に連れて行きなさい!』と言われた
そうです。
後で聞いてみるとその時の自分の目はまるで死んでいた、と言うことだったそうです。
家族の方は、きっと疲労だろう、と気にはなったがそこまでの病とは気がつかなかったようです。
確かに、毎日会う人の変化は判りにくいものです。
体重が5キロ太っても、毎日会っていますとその微妙な変化には気がつきませんが、
いきなり5キロ太った体を見せられれば、誰でも驚くものです。
まして心の病は余計発見が難しいかもしれません。
ですから、周りが注意し、変化を軽視せず手遅れにならないように十分注意したいものです。
そんなことを気付かせてくださった大変ためになるご講話でした。 
(記:サンシャインスクール/福士敏行)
平成20年8月のモーニングセミナーから
8月1日(金) 浅草倫理法人会 会員
(株)久保柳商店 
   代表取締役会長

久保田 清人 

「皮革業界の近況

36社39名

浅草の地場産業としての皮革業界について、お話しを頂きました。
皮革素材メーカから最終製品の靴や鞄等のメーカ・卸し・小売りまで皮革関連の全てがあり、かつ沢山
集まった町が浅草だったそうです。今でも靴屋さん鞄
屋さんは多いと思いますが、その昔はもっと多か
ったと言うことです。
戦後の昭和25年の統制解除から多くの皮革業者が生まれ、ミニスカートからブーツの流行で多くの事
業者が好況に沸いたことなど業界ならではの楽しいお
話しでした。しかし、これは自らの努力ではなく、
時代や流行のお陰で起きた
好況で、それが過ぎると淘汰される企業が多かったということです。
現在は、皮革メーカ(タンナー)も安い中国産などの影響も大きく難しい仕事の割に価格が抑えられて
厳しい状況と言うことでした。
いま国内で業界を支える若い人が少なくレザーフェアなどで若い人の育成にも業界として力を入れており
文化服装大学等の学生を中心に皮革を使ったデザ
インや作品を作る人も出てきたが、なかなか、期待した
成果になっていない面
も有るということでした。
革靴などは、ヨーロッパのブランド品も良いが、合わない靴で痛い思いをして履くよりも、日本人の足の
木型で作ったものが、履きやすく体にも良いという
アドバイスも有りました。
革製品の取扱方法でも、水に弱い製品の扱いやエナメル製品の特性などもお話し頂いて為になった女性参
加者も多かったと思います。
業界のために、浅草の地域のために活動されているお姿が感じられました。
私が浅草倫理法人会に加入したきっかけも、同じ業界のフジトウ商事さんの藤田会長からのお薦めでした
ので興味深くお聞きしました。
(記:ロジザード/遠藤 八郎)
8月8日(金)

(社)倫理研究所 
 法人局普及事業部

津隈 亮二 

「静観自得」

27社30名 

親の仲が悪く殺伐とした家庭から18歳の時に飛び出し、「今が良ければそれで良し」という生き方をして
いた。21歳の時に実家に帰ると、親の様子が変っていた。名前で呼び合い、挨拶をきちんとし会話の多
い夫婦になっていた。当時家庭倫理を始めた親の変貌ぶりに驚く。それが倫理との出会いであった。
高千穂から50キロ離れた家庭倫理の会の会場へ毎週末通う両親。今では、高千穂に倫理の会ができ会員も
100社を超えている。両親の姿を見て自分も自己を見つめて明日のために今日を生きようと思った。

自得とは、目に見える事が全てではなく、その奥にある普遍の事を見つめることが大切である。
自分の価値観を絶対と思い込むことは危険である。悪口を言うその奥には何かがあるはずである。
相手の価値観と自分の価値観をしっかりと客観視することが大切である
(記:フォーティ/四禮 静子)

8月15日(金)

お    休    み 

8月22日(金)

斎藤 隆己 

「朝起きは、すべての基本

朝寝は、わがままな生活のはじまりである。
早寝早起きは、自然のリズムと生活のリズムを合わせる事である。
目が覚めたらサッと起きる事は、気付いたらすぐする事の実践である。
純粋倫理は、大自然の法則に従った生活の道筋である。
生活の道筋には、宗教も宗派も越え、普遍的に人々の苦難を救済する力がある。
ゆえに、純粋倫理は、絶対的に正しい。(記:浅草ストリート倶楽部/太田匡英)
8月29日(金) 東京消防庁 日本堤消防署
 署  長
  

横山 正巳 

「大規模災害に備えて

39社44名

「大規模災害に備えて」という内容で、消防署長というお立場で、災害の危険性と心構えについて、
お話し頂きました。日本は世界の中でも自然災害が、特に多い国だという事です。阪神淡路大震災
では、特に火災による被害が大きく、また、中越地震では、家具の転倒による被害が多かったとの
事です。阪神淡路大震災では、自助(自分や家族)によって助かった人は78.7%、共助(まわり近
所の人)によって助けられた人は16.5%、公助(消防やレスキュー)によって助けられた人は4.8%
だそうです。いかに自主防災が必要かということです。首都圏直下型地震が起こる可能性はとても
大きいようです。個々に防災の意識を持ち、近所の人たちと協力して被害を最小限にくい止めて行く、
という事が1番大切だということです。

(記:小林宝林堂/國分 孝一)
平成20年7月のモーニングセミナーから
7月4日(金) 浅草倫理法人会 会員
台東区議会議員

石川 義弘 

「毎日モーニングセミナー
  844日での気づき

30社32名

浅草の街の活性化を考えてみる。隅田川を歩き観音様へお参りし吉原へと人が流れた時代がある。
30mの富士山を作りパノラマ館や水族館がありと、浅草が娯楽の街であった時代に比べ今の浅草は
娯楽が少ない。かつては映画館が立ち並んでいた場所も、わずか1件となってしまった。あまりにも
地代が高く利益率の低い映画館を作ることができなくなってしまった。行政では吉原もなくす方向へと
向かっている。浅草はもはや「繁華街」ではなくなったのか?!門前町、観光の町というとらえ方に
なりつつある。観音様に頼らない繁華街としての街「浅草」を復興させるために、今考えなくてはなら
ないことは何か?を模索している。また、浅草の文化である「伝統工芸」は、失われると取り返しが
つかないものである。決してなくしてはならない「浅草の文化」を守り続けていくにはどうしたらいいの
か?この2点に特に重点を置いて議員活動を行っていくつもりである。(記:フォーティ/四禮 静子)
7月11日(金)

観光地域プロデューサー

鈴木 英雄 

「観光競争力世界23位って

        高い?低い?

30社34名

日本の観光競争力は世界経済フォーラムによれば、128ヶ国中23位。
世界のトップ10は、1.スイス、 2.オーストリア、3.ドイツ、4.オーストラリア、5.スペイン、
6.イギリス、7.アメリカ、8.スウェーデン、9.カナダ 10.フランスという順。
UNWTO(世界観光機構)という別の指標によれば、1.フランス、2.スペイン、
3.アメリカ4.中国、
5.イタリアということだ。欧米が主体の審査という事実は否めないものの
総合経済力は、世界第7位
ということを思えば、決して高いとは言い難い。ランキングを下げてしまう最大の要因は文化の違い、
おもてなし方の違いだそうだ。日本流のおもてなしは、一言でいうと特別扱い、離れで会席料理。
ヨーロッパ流は、自宅に招きこんで普段の食事を共に供するというのが最上のおもてなし。
かといって自分たちの文化を捨てて相手におもねるのは間違い。文化の違いはあって当然。
価値観の違いを意識した上で、無理に変えない。通じたら心が通じた、理解されたと感謝すればいい。
心を前に出して声をかける。一番の観光資源は人。声をかける人を増やすこと。まち作りの究極は人作りと言える。

(記:アレックス/菊池 均)
7月18日(金)
(社)倫理研究所
法人スーパーバイザー

中野里 孝正 

「疾病信号
大病になって知る家族力

28社31名

半年前に脳梗塞を起こした。
頭がフラフラするので病院に行ってCTを撮ったら「脳は何とも無い」と言われた。
後日、近所の耳鼻科で「MRIを撮った方が良い」と言われ、聖路加病院でMRIを撮ってもらったら、
脳梗塞である事が判明した。
入院時に「万人幸福の栞」を1冊だけ持っていき、熟読した。
モーニングセミナーなどで何十年も読み続けた本であるが、自分がこれを十分に理解出来ていなかった
事を再認識出来た。
引越し先で夜中に救急車のサイレンがうるさくて困っていたが、病院に2度命を助けられてから、うる
さいと感じなくなった。
大病を経て、自分の心が変わったからである。(記:浅草ストリート倶楽部/太田匡英)
7月25日(金) ロシア国立医科歯科大學 名誉教授
世界医学気功 常任理事
  

林 義貢 

「『脳梗塞』絶望からの生還!

44社47名

前週に続いての「脳梗塞」の話しでした。林先生は昭和5年石川県生れですが、もともとは押上に住ん
でいたので、浅草をこよなく愛していた。北大水産学部卒業、一等航海士として、捕鯨母船に乗り、南
氷洋に10回航海している。その間ビキニ水爆に遭遇(1954年)風下にいた第5福竜丸が被爆した。
その後、海外では飛行機のエンジントラブルも数回経験したが助かった。「脳梗塞」になった大きな原因
は、ストレスによるもので、酒を飲んだからではない。鍼灸師でもある先生は、3本の針で6ヶ月かけて
完全に治した。人間の再起には、やさしい言葉と愛情のこもった言葉である。また“ありがとう”と云う
言葉がエネルギーのつく言葉である。頭=脳が健康であれば年を取らない。笑顔こそが健康の秘訣である。
(記:アイン/和賀 健)
平成20年6月のモーニングセミナーから
6月6日(金) 後楽園倫理法人会 会長
(有)フェニックスアイ 代表取締役

松岡 和也 

「毎日モーニングセミナー
  844日での気づき

28社30名

200回目くらいの時に発熱して欠席もやむなしと思っていたが、熱を押して出席したところ熱が下がった。
喘息・ギックリ腰と3回の危機を乗り越え連続出席を続けている。
こうやって努力をすることで自分は他人よりも沢山の努力をしているので成功しないはずがないという
自信につながる。毎日必ず行う3つのこと、それは、寝ている妻に三つ指を突いて感謝の挨拶、嫌いな人
の顔や悔しさを思い浮かべて行うトイレ掃除、日記のように毎日投函する母親への手紙。
母親への手紙には最後に一言「生んでくれてありがとう」を添える。

何事も続けること。これが一番大事である。
そして、人間関係においては、自分と相手とどのような関係になりたいか念じることで人間関係を築き
上げることができる。「教育は人生最大の配給をもたらす」との言葉で締めくくられた倫理実践のお話
でした。

(記:フォーティ/四禮 静子)

6月13日(金)

(社)倫理研究所 法人局普及事業部
首都圏副方面長

松 丸 靖 

「実践は命、継続は力

33社36名

知っている、分かっている、から「できる、やっている」の違いは本当に大きな違いです。いつも意識しています。
理屈無しに実践せよ、無条件に実行せよ、知っているでなくやっているにせよ。
「1日1回」これは上達の秘訣である。地球が1回まわる。自然の
リズムに同期した理に叶ったものと思いますが、こんな理屈は抜きに、毎日決めたことをやり続ける。
どんなことでも毎日継続するには、意志の強さが無ければならない。
また、意志の強さだけでなく、それを当たり前の習慣として行けるようになると本物と思いました。
「いにしえの 道を聞きても 唱えても 我が行いに せずば甲斐なし」薩摩藩を統一し、戦国大名の雄となる基礎を
作った島津忠良のいろは歌のいの一番の歌として知られた歌です。47首のいろは歌は薩摩藩の師弟教育の基本
であり、薩摩武士は皆、暗唱していたと言うことです。
島津斉彰や西郷隆盛の言葉の端々に、いろは歌の影響を感じます。
口ばかりで、実践の少ない自分への戒めとしている言葉です。
47首のいろは歌の中には、これ以外にも、学ぶべき歌が沢山あります。
「恩」の自覚の程度が、人間の程度である。親を尊敬するのは、親が偉いからではない、親が強いからではない。
関係ないようだが、この言葉を聞く度に、ダーウィンの言葉である。「生き残るものは、強いものでもなく、賢いもの
でもない、変化に
対応するものである」が頭に浮かびます。
強い、賢いと言ったものに動かされがちだが、真実は何かを考えると言うてんで共通の響きを持っているからでしょう。
(記:ロジザード/遠藤 八郎)
6月20日(金) まちづくりコーディネーター
(財)日本大正村 名誉村民

畑  三郎 

「人生ロマンに生きる

34社38名

菊池専任幹事の会社宛に送られて来た荷物のパッキンとして入っていた新聞紙を延ばしている際に目にとまった
「銀幕のコレクション10万点漂流」という記事が縁で、畑氏とのコンタクトが始まり、本日の講演となった次第です。
畑氏は77歳、昭和10年の4歳から映画館に通い、映画雑誌の編集に携わるかたわら、60年以上かけて収集して
きた資料。阪妻・嵐寛のチャンバラ、ゲーリー・クーパー、ジョンウェインの西部劇、オードリー・ヘップバーン・高峰三枝子
・原節子など女優の面々、チャップリンに三船敏郎、渥美清まで懐かしい映画のスチール写真やポスター・チラシの
映画資料は、質・量とも国内有数のコレクション。ひと昔前には、映画は“大衆文化の要”として、街に潤いと活気を
与え続けてきた。日本の大衆文化の発信地でもある浅草こそが、この“宝物”を通じて、地域の活性化に活用したい
ものです。“勝者でもなく、敗者でもなく、挑戦する勇者でありたい。” 畑氏の座右の銘です。

(記:アイン/和賀 健)
6月27日(金) アチーブメント(株)
パーソナルコンサルタント

嶌村 武男  氏

「成功の5ステップ

39社41名

私達は、「目的」が不明確なまま「目標」を定めてしまう傾向があるが、これは砂の上に家を建てようとするようなもので
ある。
「目的」という土台がしっかしていなければ、「目標」は足元から崩れていく。
「目的」という土台を固める事が、成功への大切な1stステップである。
「自分は、何の為にモーニングセミナーに参加するのか?」を明確にすれば、モーニングセミナーで得られるものが格段
に上がる。
「自分は、誰の為、何の為に働くのか?」を明確にすれば、仕事の質が格段に上がる。
人生の目的を明確にすれば、人生が変わる。(記:浅草ストリート倶楽部/太田匡英)
平成20年5月のモーニングセミナーから
5月9日(金) 上野倫理法人会 副会長
遠藤歯科医院 院長

遠藤 隆一 

「親からもらった自分の歯

29社30名

8020運動(はちまるにいまるうんどう)というものがある。
これは、満80歳で20本以上の歯を残そうとする運動であるが、「なぜ歯が大切なのか」が充分に理解されていない。
1人でも多くの人に歯の重要性を理解して欲しい。
歯を抜いた時に生じる不具合は、ものが咬みにくくなるだけではない。
歯を抜いてしまうと、体力・知力・気力が低下してしまうのだ。
歯を抜いてしまうと、咬合力が低下してしまう。
咬合力が低下すると、体力も低下してしまう。
巨人の篠塚選手は、あるシーズンで開幕10試合で18本のヒットを打ったが、親知らずを抜いた途端、これが10試合で
1本のヒットになってしまった。
歯を抜いてしまうと、パロチンの出る量が少なくなってしまう。
パロチンの出る量が少なくなると、認知症になりやすくなる。
20〜30代で総入れ歯になった人は、年を取ってから認知症になってしまう事が多い。
(記:浅草ストリート倶楽部/太田 匡英)
5月16日(金)

荒川区倫理法人会 会長
東京都レクチャラー
白樺ピアノ教習所 代表

丸橋 浩子 

「女性パワーで
  家庭も会社も変わる

21社24名

同じ東都地区の荒川区倫理法人会の丸橋会長の講話。共に活動することも多いなかで、そのパワーの大きい反面、
ちょっぴり強引さを感じることも少なくないのですが、今日は違った側面を見せて戴いた想いがします。
昭和52年に倫理に初めて出会ったのだそうですが、講師の先生の社員が下着泥棒で捕まった時、郷里のその父親
は、お手伝いさんにチョッカイを出す、今でいうセクハラを働いていたという事実。また、ドケチで有名なお爺さんに肛門の
無い孫が生れてしまったが、「お前の孫じゃ、当たり前だ」と言われて深く反省した時、産院の赤ちゃんの肛門に紅が
刺してきて、ちょっとメスをいれれば大丈夫という状態になったという話。親の生活の不自然さが子に孫に出るということ。
倫理に入ったばかりでそういう話を聞かされてビックリされたそうです。また、「年寄りは家の宝」と聞いて「我が家に
は3人もの宝があるんだ」と気付いて、勇気を奮って、舅・姑に対する態度を挨拶から改めたところ、それまでギクシャク
していた関係が劇的に変わったという体験。倫理に毎日通うようになって3週間ほどたったころ、夜遊びの絶えなかった
実家のお父さんが、夜遊びに出かけなくなったという体験。素直に実践することの大切さを改めて思い知らされる感動的
な講話でした。なかなか結果の出ないのは、とかく頭で理解したつもりで実践が伴ってないのだということだと感じました。

(記:アレックス/菊池 均)
5月23日(金) (社)倫理研究所
法人スーパーバイザー

藤本 定明 

「白いカラスと隣の女房

30社32名

昭和37年に秋葉原の電機会社へ就職。その後独立して43年に電機会社設立。大手電機店の進出により業種を変え
会社を経営してきたが、平成16年にいきづまる。人生波に乗っているとき豪邸・外車・外遊びと贅を尽くしてきたが、
いよいよ会社経営が困難になった時に自殺や自己破産を考えた。
そんな時力をくれたのが倫理の仲間だった。「打つ手は無限にある」と同じメールを繰り返し送ってくれたり、毎日顔を
見にきてくれたりと一緒に倫理活動をしてきた仲間であった。改めて17カ条の勉強をし直してみると、すべての言葉が
心に響いてくる。すべてを捨てると決心した時、不思議と新店舗が見つかり事業再開、50人の社員を抱えるまでに
持ち返した。自分の周りにいる好きな人・嫌いな人それぞれに意味があり嫌いな人を排除してはいけない。
「カラスが白い!」といわれ、「はい」と答えるようなイエスマンばかりに囲まれていると自分を見失ってしまう。また、
女房の言うことを「ハイ」と利けるようにするコツは、自分の女房を隣の女房と思う事。そうすると、食事を作っていた
だいて恐縮です。何をしてもらってありがとう!と思える。温和な過程を育むコツである。17カ条のしおりは、「人間
取扱説明書」と思って教えを実践している。(記:フォーティ/四禮 静子)
5月30日(金) 医療法人直和会 
    平成立石病院 理事長

医療法人正志会 
    南町田病院 理事長

猪口 正孝  氏

「日本の医療
 本当に崩壊するのか

32社36名

一連の小泉改革の中で出来た後期高齢者医療制度は、日増しに怒りの声が高まっている中で、病院側から見ると
(1)国内総生産に占める医療費は、1位=アメリカ(15%)、日本(7.9%)=9位
(2)医師の数:人口千人当たりに対して、1位=ギリシャ(4.9人)、日本(2.0人)=27位。 
  看護士:1位=ノルウェー15.4人)、日本(9.6人)=13位。
(3)医師の労働時間:1週間当り平均63.3時間で、過労死の認定条件の時間外労働(月間)80時間を超える100
時間にもなる。これを変えるには3倍の医師が必要である。
病院勤務医が感じていること。
(イ)忙しすぎる。 (ロ)健康に不安。 (ハ)責任が重過ぎる。 等々、人間らしい生活をしたい。従って救急病院の30%
は止めたいと云っている。
医師は、労働そのものに価値を見出していたが、マスコミ・クレーマー。訴訟リスク等の圧力に依って労働意欲を失って
いる。医療の崩壊とは、大雨で決壊しそうな川の堤防を土嚢で一生懸命防いでいる消防団員が、ツイにあきらめて避難
しているのに似ている。先生は2009年4月、リバーサイド汐入病院開設(京成町屋)し、救急・急性期医療で地域医療に
貢献することが使命です。と語ってあられました。
(記:アイン/和賀 健)
平成20年4月のモーニングセミナーから
4月4日(金) リストランテ いな田 主宰
スマップ 木村拓哉(キムタク)
のお母さん

木村 まさ子 

「言 葉 の 力

38社41名

「自分をほめる」ことを実践された木村さん。鏡に向って自分の目を見て話しかける。なぜか気恥ずかしくて目をそら
してしまいます。それでも何とか自分の目を見つめていたら、全く予期しないことが…。目に涙がにじんで、そして溢れ
て止まらなくなった時、口から出た言葉は「頑張ったね。大変だったね。辛かったね。」という言葉。それは母の言葉の
よう。「お母さん、お母さん、お母さん…」と何度も呼びかけた。そうだ子供でもいいんだ。幾つになっても子供は子供。
お父さんとお母さん、そしてお父さんにもお母さんにも、それぞれお父さんとお母さんが…、20代遡れば…それは何と
100万人 (1,048,576)にもなるのだそうだ。その内の一人でも欠けていたなら今の自分はいない…。
そうしたら自然に言葉が口を突いて出てきた。「はつらつとしているね」「お洋服も良く似合っているね」等々。
そうしたらなぜかいつもよりイキイキと目が輝いている自分がいた。
自分をほめる。今の自分を認める。愛されていたことを実感できればこそ愛することもできるのだと想う。自分で自分を
ほめるように、人をほめる。人を責めない。言葉の持つ力は大きいからこそ注意も必要。
言葉のなかでも自己命令は絶大なパワーを秘めているとのこと。試してみる価値有り。
なぜか、半年程前に講話して戴いた時よりも魅力的に見えたのは気のせいばかりではなかったようです。

(記:アレックス/菊池 均)
4月11日(金)

NPO法人市民と医療を
         結ぶ会理事長
(株)シーメット医総研 
           代表取締役
文京区倫理法人会 幹事

中野 隆男 

「人生途上人の心構え

34社36名

「偽」という字は、「人の為」と書く。人の為と言うなかれ、言ったとたんに偽になる。昨今の政治家に相照らして話さ
れました。
本日の倫読、「まず己が救われ、それと一緒に人が救われる。
明朗こそ、まず己が救われるともしび・・・」に符合するお話しと感じました。
プラスとマイナスのお話しでは、太田先生の例で「貶して褒める」か、「褒めて貶す」か、話す順序で印象が大きく変わる。
分かり
やすいお話しを頂きました。
また、「モーニングセミナーは、出ていればよい」、毎回でていれば、自然に身に付くことが多いと言うことでしょう。
皆さん
でるだけで良いと言うことです。私も出ているだけですが、何時も心で唱和しております。
両毛線の名前の由来をご紹介頂きました。群馬と栃木の昔の国名の「上野:こうずけ」、「下野:しもつけ」で、最後の
「け」が
「毛」と言うことで両国を結ぶ両毛線となったと言うことでした。
私は鉄道ファンでしたが、どこから「両毛」かは疑問に思っていました。深く追求するほどでもないので忘れていました
が、長年
の疑問が解けました。有り難うございました。(記:ロジザード/遠藤 八郎)
4月18日(金) コハラFPサービス 代表
後楽園倫理法人会 副会長

小原 健志 

「生保セールス
 毎週5件の秘訣

37社38名

信用金庫勤務から保険業界へ転職し、毎週5件以上の契約実績を残してきた。その秘訣とは?
 人との出会いを感謝をするのではなく、「感謝を伝える」。それは言葉であり手紙であり物である場合もある。
が、常に笑顔で伝えることが大切である。生きていると様々なことでカチンとくることがあるが、創造性を働かせ
笑顔につなげていくことで信用が生れてくる。いろんな人とコミュニケーションをとっていくと自分と違う価値観の
人もたくさんいるが、それぞれの価値観を受容する創造性を養うことで自分が豊かになっていく。
どんな言葉でも受け入れられるように、自分のストライクゾーンを広げる創造性の学びは大切である。
倫理入会5カ月ではあるが、自分の両親にもこの倫理を伝え、笑顔の人生が送れるようにしてあげたいと思って
いる。 (記:フォーティ/四禮 静子)
4月25日(金) (社)倫理研究所 参事

大橋 俊作  氏

「商売繁盛の秘訣

36社38名

気付くとすぐすることの大事さということに焦点を当ててお話くださいました。先ず大橋先生が車を買ったときのエピソードを
お話なさいました。ある営業マンの方の積極的な行動が大橋さん夫妻の心を動かしました。結果としてその営業マンの方の
即行が「契約」に繋がったというお話を臨場感溢れるお話で楽しく聞かせていただきました。しかしながら、この気付き(第一
感・直感)を狂わすものに7つの心配性(癖)があるとのご指摘になりました。
(1)過去のことを心配する癖 (2)先のことを心配する癖 (3)己の思うようにならなくて心配する癖 
(4)己を立てようとして心配する癖 (5)任せられなくて心配する癖 (6)病気のことを心配する癖 
(7)天候・気候を心配する癖
そして上記の癖は3つのタイプに分けることが出来ると分析なさいました。
(1)うるさ型 (2)ヒステリック型 (3)ノイローゼ型 だそうです。
そして、この心配性から脱却する最短コースは<3つ>あるそうです。
一つ目は、「目が覚めたらサッと起きる、二度寝しない。」
二つ目は、「気付いたらすぐする。」ということです。丸山敏雄先生は「万人幸福の栞」の17ヶ条を順番に書いたのではない
そうです。気付いたものから書き続け、そして最後に1番から17番目を決めたそうです。
そして第1条に「気付くと同じに行なう」という「今日は最良の一日、今は無ニの好機」つまり即行の実践をもってきたそうです。
なぜこれを1条にもってきたかというとこの実践ができない人は、何をやってもダメだということです。
三つ目は、後始末の実践です。使う前より使った後の方がきれいなら最高の後始末と言えます。
最後に栞の1条、つまり【即行の実践】が十分出来たら普及は簡単です。ということで話を締められました。即行の大切さを
分かりやすくお話くださいました。
(記:サンシャインスクール/福士敏行)
平成20年3月のモーニングセミナーから
3月7日(金) (社)倫理研究所 理事長

丸山 敏秋  氏

「夢かぎりなく2008

101社108名

テーマの「夢かぎりなく」については、その時その時でやっているので、今日は第3条(運命自招)でやります。運命とは人間の
力が及ばないと思う人も多い。運というものは、決まっているものでない。誰にもわからない。この栞の中に成功という言葉が
出て来るが35頁の終りの3行(終始一貫してやりぬく人)そして23頁の終り3行(気づくと同時に行う)、第10条(勤労歓
喜)、 93頁の2行目〜3行目。モーニングセミナーは何の為にやっているのか、何の為に学んでいるかというと純情をもつこと。
純情すなわち“すなお”を持ち続けることである。明朗(ほがらか)・愛和(なかよく)・喜働(喜んで働く)これ等の実践に
よって運命が好転するのである。この絶対倫理は、皆が幸福になれる「万人幸福の道」である。(記:アイン/和賀 健)
3月14日(金)

アサヒビール名誉顧問

中條 高徳 

「日本人よ
歴史と公をとりもどせ

53社57名

1945年(昭和20年)3月10日の東京大空襲。非戦闘員である民間人を巻き込んではいけないという国際ルールを無視した
無差別攻撃。これより40年前、1853年(明治38年)3月10日に日露戦争で日本が奉天を占領。これは偶然ではない。
スペイン、ポルトガルに始まり、イギリス、オランダそしてロシア、アメリカと続く白色人種による有色人種支配、植民地政策。
これを阻止した唯一の国、日本。敢えて3月10日を選んでの攻撃にアメリカの、白色人種の意図がある。
二度と日本を立ち上れないないようにという意図である。敗戦後のアメリカによる占領政策は全てこの思想が元になっている。
個の尊厳を巧みに強調。親も子も個の尊厳は同等、教師も生徒も、また男も女も同等、これは反対しようのない正論、これを強調
することで公の概念を葬り去ろうとしたのである。日露戦争は日本の快挙である。人が人を殺す戦争はあってはならない、が日露
戦争は侵略戦争ではない。自衛のための戦争は国際法でも認められている権利である。勝者の論理で歪めらてきた歴史を見なおし
日本民族の誇りと公の精神を取り戻さなければ明日の日本は無い。今がその最後に残された機会である。
(記:アレックス/菊池 均)
3月21日(金) 北朝鮮拉致被害者
<横田めぐみさん>のご両親

横田滋・早紀子ご夫妻

「ブルーリボンに
 願いを込めて

6671

昭和52年11月にめぐみさんがいなくなった時、ヘリコプターや巡視船などで捜索をしても何も分からなかった。警察犬は自宅すぐ
横の角で立ちすくんでしまう。ここで臭いが突然消えてしまっているから・・。女性の焼死体がある、身元不明死体がある、と言わ
れれば警察へ出向き死体確認というつらい日々が続いた。まさか北朝鮮に拉致されているとは思わなかった。めぐみさんのことを
探していたら突然、15歳の孫が出てきた時には驚いた。その孫とも1度対面しただけで2度目の対面は叶っていない。同じ拉致被
害者の曽我ひとみさんから聞いためぐみさんの様子が心に痛い。今でも北朝鮮では無残な生活を強いられている人々がたくさん
いる。平和な日本にいる私たちには信じられないようなことが現実に起こっているという事を、北朝鮮による拉致という恐ろしい
現実があることをしっかりと解ってもらいたい。拉致問題を解決するためには、私たちが関心を持ち続け、世論が政府を動かす力
になることを理解して欲しい。お話を聞いていて、お二人のつらい30年間に涙が出る思いでした。
(記:フォーティ/四禮 静子)
3月28日(金) プロ野球解説者
元ヤクルト・スワローズ
(沢村賞投手)

松 岡 弘  氏

「成就への道

50社56名

あたり前のことをあたり前にできるのがプロ。
(1)休まない。これは現役中キャンプを1日半休んだのが唯一。
(2)愚痴を言わない。
(3)精一杯やる。この姿勢は誰にもわかるし、伝わる。
(4)約束したことは守る。出来そうにない約束はしない。
実にあたり前といえばあたり前。これをあたり前にできるということ。
また、だますと言うと言葉が悪いが、相手の裏をかくのがプロ。
これは相手の予想を裏切る=つまり相手の能力を凌駕しなければいけないということ。
長島と王の話は話せば際限が無いとのことでその一端を。長島さんは研究心が旺盛。何を考えているのか解らないと
思ったら、実は何も考えてない。飛んで来たボールに素直に対応するだけ。そのことだけに神経を研ぎ澄ます。王さんは
抜群の技術でどんなボールでもねじ伏せてしまうというタイプ。デットボールの話も聞いてみると実に興味深い。
当てる方はもちろん、当てられる方もそろそろ来るなと分っているのだそうだ。かつては審判でさえ分っていて、ドラマを
作っていた。今は機械的に正確に審判を下すだけでそれができる人=真のプロがいない。
プロ野球を面白くなくしている一因でもある。

(記:アレックス/菊池 均)
平成20年2月のモーニングセミナーから
2月1日(金) 千代田倫理法人会 幹事
エミリオ森口クリニック院長 医学博士

清水 昭  氏

「糖尿病と脳梗塞の
    関係について

なぜ糖尿病患者は、脳梗塞や心筋梗塞になりやすいのかと云うと、糖尿病は動脈硬化の進行を早めるからである。
動脈硬化が進むと、血液が流れるスペースが狭くなり、血栓が出来易くなる。(血管内で血液が固まったもの)
⇒その血栓によって血流が止まるとそお先の細胞が死んでしまう。⇒これが「梗塞」と云う病気です。この梗塞を
防ぐためには、(1)タバコを控える。(2)酒を飲まないか、少量にする。(3)ストレスをためない。(4)定期的に検査
を受ける。(5)気温の急な変化に注意する。(風呂や夜中のトイレ)(6)コレステロールと塩分は控えめにする。
(7)適度な運動をする。(8)処方された薬は、勝手に中止しない以上の事柄が日常生活の注意点としてのお話しがありました。
(記:アイン/和賀 健)
2月8日(金)

浅草倫理法人会 幹事
NPO法人まちづくり推進機構理事長

関根 博之 

「日本文化再生の
     まちづくり

32社37名

美しかった日本の山も海も、いまやコンクリートで覆いつくされてしまった。それだけでなく、風習や伝統行事も忘れ去ら
れ、それらに基盤をもつ生業(なりわい)も成り立たなくなってしまった。
そんな日本の実状を憂えて積極的な活動をしているアメリカ出身の二人の人物についてのお話しには驚かされた。
その一人は、アレックス・カー氏。55歳、35年間日本に在住、日本が大事なものを失っていること、それに日本人が
気づいていないこと、美しい国ニッポンの「景観」に対する美意識の低さを指摘して、「文化と自然の活性化lや「京町屋
文化の再生」に取り組んでいる。(著書に「美しき日本の残像」「犬と鬼」)
もう一人は女性で、セーラ・マリ・カミングス氏。40歳、在日14年目、小布施で利き酒師、老舗枡一市村酒造で素敵な
酒グラスやビンを開発したり、50年ぶりに幻の桶仕込みを復活させたり、新しい感覚の店舗開発などで成果をおさめて
いる。
日本人よりも日本人らしいお二人の活躍には、日本人として恥ずかしいの一語に尽きる。
ここは、関根先生の活躍に期待するしかないというのが実感。また、自分にできることもあるのではないかと考えさせら
ました。きっと何かできますよネ。
(記:アレックス/菊池 均)
2月15日(金) 千代田倫理法人会 顧問
(有)土佐南学会 代表取締役

平野 貞夫  氏

「ジョン万次郎が
 浅草で考えたこと

29社33名

 ジョン万次郎の生涯をうかがった。土佐の貧しい漁師の家に生まれた万次郎は、14歳の時に漁に出たあと遭難し、アメリ
カの捕鯨船に救われた。アメリカから鎖国の日本へ帰国した万次郎達は、当時ペリーの来航もあり江戸で通訳の仕事に携わ
る。
その後、坂本龍馬が「船中八策」を幕府に提言し大政奉還がを経て日本は開国する。竜馬の「船中八策」には万次郎の
知識が拠り所になっているようだ。これを思うとジョン万次郎と言う一人の漁師の子が日本開国の青写真を作ったという歴
史の巡り合わせが面白くもあり興味深く聞かせていただいた。
 
また、幕府の役人だと言うのに万次郎は料理屋で食事をすると残ったものは必ず折り箱に入れて持ち帰り両国橋など橋の
下で暮らしている今で言うホームレスにそれを与えていたらしい。
 
アメリカの10年間の生活や捕鯨船という国境のない中で過ごした体験が、万次郎にそのような人間観を身に付けさせた
のではないだろうか。
 
幕末、勝海舟、坂本竜馬、西郷隆盛などの人物に比べて目立たない存在だが、万次郎はそういう開国論者に大きな影響を
与えた人物だと言うことを知り、大いに勉強になりました。 (記:サンシャインスクール/福士敏行)
2月22日(金) (社)倫理研究所 参事

宮井 エイ子  氏

「成就への道

29社30名

物事を成就するには、(1)日々の習慣が大切。現在が未来を作る。(2)両親への思いを深める。(3)徳を積む。利他の
精神。(4)決め事を守る。そして(5)信念と希望をもって具体的な実践をすれば、ふさわしい出会いに恵まれる。
「天は自ら助くる者を助く」で自ずと物事は成就する。要は小さな習慣の積み重ねと決して諦めないこと。真理は単純。
されど行うは難し。でも、この真理・原則を知ると知らないでは大きな違い。これを知っただけで、明確な指針と大きな
勇気をもらうことが出来、成就へ一歩近づくことができます。

(記:アレックス/菊池 均)
2月29日(金) 新宿区倫理法人会 相談役
法人レクチャラー
(株)山元 常務取締役

丸山 克彦  氏

「インターナショナル
   大 和 魂 

29社30名

大学卒業後、百貨店の伊勢丹に就職し、海外勤務などを経験。バイヤーとして海外との取引をする中様々な国の人たちと
触れ合い、民族の価値観の違いを感じた。そんな中で、大和魂を意識するようになった。
江戸時代に「道」と名のつくものが(武士道・茶道・華道・剣道など)生まれ日本人の基本となっているのではないか。
武士道の「義」が日本人に与えた影響は大きいと思う。敗戦により日本が変わった。教育勅語がなくなったことで日本の
教育が変わり大和魂が感じられにくくなった。現代は知育・徳育・体育の特に徳育の部分が弱くなり、自生する心が弱
まっているように思う。「金」の物差しでない己の物差しを持つべきであり、日本人としての大和魂を持ってほしい。
(記:フォーティ/四禮 静子)

平成20年1月のモーニングセミナーから
1月4日(金)

休   会 

1月11日(金)

新年式

23社23名

平成20年幕開けとしての新年式。国歌斉唱後堀田副会長による丸山理事長の年頭あいさつ代読がありました。
昨年4月には目標の全国5万社を達成し多方面の行事を計画通りに行えたとのことでした。会長挨拶では、折原
会長が3月の倫理講演会に向けて目標1000名達成の意気込みをお話し下さいました。多摩・武蔵野地区からの
協力に涙したお話もありました。現在浅草倫理法人会の会員数は84社。目標の106社に向けて会員全員で頑張
ろうと、また3月の講演会を成功させるべく、各会員の協力が必須であるとのお話でした。会員増強においては、
無理に誘うのではなく、「倫理を待っている人がいる」という気持ちで普及していくことが大切ではとのことです。
参加者全員の今年の抱負発表も行われました。
(記:フォーティ/四禮 静子)
1月18日(金) (社)倫理研究所 法人局
普及事業部 首都圏方面長

井上 茂勝  氏

「宝は託されている

宝の山は身近に、自身の内に、ピンチにこそある。それに気がつかないのはわがままだから、素直になって固定観念
や思いこみを取り払えば自ずと見えてくる。それには、(1)すぐやる、即行の実践を磨き高める。マンネリやしがらみや
高慢・傲慢・怠慢といった守りの姿勢を排し、常に攻めの姿勢で望むこと。(2)ハイ(受容)の実践、全てを受け入れて
仕事・妻・従業員に惚れ(直す)こと、けっして逃げないことである。
元気の無い会社、問題のある会社の共通点は、変えてはいけないこと<商道>を変えてしまい、変えていくべきこと
<商法>を変えることができないことである。
(記:アレックス/菊池 均)
1月25日(金) 千葉県鎌ヶ谷市倫理法人会 会長
法人レクチャラー
三森事務所 代表・社会教育家

三森 繁生  氏

「マインド・セット

簡単な漢字「右・友・左・布」の正しい書き順を知っているか、一が最初か、一が2画目かというゲームから始まった。
4文字とも正解できたのは、たった3人。これが現実、書き癖という習慣・思い込みからの脱却<発想の切り替え>が
必要。良い習慣を身につければ、行動が変わり、環境が変わり、人格が変わり、運命が変わり、人生が変わる。
「返事、あいさつ」こそが、その原点。
お客様の心を捉えるには、「針の穴を捜せ」心の叫びを感じること。心の扉さえ開けば「思い通りに売れていく」
心をどのレベルにセットするか、『マインド・セット』が全ての始まりである。

(記:アレックス/菊池 均)
平成19年12 月のモーニングセミナーから
12月7日(金)

スポーツジャーナリスト

瀬戸口 仁  氏

「最強の日本人へ
  まず身近なことから

26社28名

ニューヨーク在住のスポーツジャーナリストで昨年の12月につづいての講話となりました。まず、2000年の
9.11の時に次の三点に驚かされた。(1)瞬時にして町のあちこちに州兵(軍隊)が警備についた。(2)東京
ならパニック状態になるところ、ケンカも騒動も起きず、たんたんと物事が進み、皆モクモクと歩いていた。(3)
学校や病院にアッという間にボランティアの人達が集まった。アメリカ人は「非常事態には、どう対処すべきか」
ということがマニュアルとして体内に持っている。またアメリカ人のすばらしいことは(1)エチケットやマナーが
優れている。⇒次の人のためにドアを持ってあげているし、席もわれ先に譲る。(2)決して出来ないと云わない。
⇒危険をおかしても何かをやることを評価する。メジャーで人気があるのは、イチローでも松井でもない。野茂で
ある。最初にチャレンジしたからである。日本人のすばらしさは(1)言語のすごさ⇒ひらがな・カタカナ・漢字・
尊敬語・謙譲語。(2)心の機微がわかる⇒わび(侘び)・さび(寂び) (3)コミュニケーションのすごさ。⇒建前
しか話してないのに本音が解る。(4)集中力の高さ⇒アメリカ人は短い。せいぜい25分である。
マザーテレサは「私は、たったひとりの人しか助けられない。そのひとりの人 またひとりの人を助ける。そして
次の人も助ける。」
とにかく、誰かのためにドアを押さえて下さい。この一歩から始めることが、一人でも多くの人が世界に通じること
になる。 (記:アイン/和賀 健)
12月14日(金) (社)倫理研究所 法人局
普及事業部 研究員

田島 康賢  氏

「倫理と私

25社28名

直方市出身。独立して会計事務所を開いた父が連帯保証人になり5000万円の借金を負った。大学進学を
あきらめ、27歳まで父の事務所を手伝いながら夜学へ通っていた。実家は父・母・兄と会長を務め、倫キチ
と呼ばれるほどの倫理一家。クジ運がよく強運の兄、霊視ができる甥っ子等の影響で心の勉学に目覚め、
倫理研究所に入所を決めた。倫理研究所に入所するには親の承諾が必要だが、法人スーパーバイザーを
している父が入所を反対し面接日の前日にやっと同意してくれた。それほど研究員の生活は大変だといわ
れた。父が借金した時に倫理研究所から言われた言葉「借金は消極的財産」、つまり財産と考えて行けば
未来が開ける。この言葉が強く印象に残っている。 (記:フォーティ/四禮 静子)
12月21日(金) 浅草倫理法人会 副会長
法人レクチャラー
フジトウ商事(株) 会長

藤田喜太郎  氏

「苦難は神様の贈り物

12月28日(金)

休   会  

平成19年11 月のモーニングセミナーから
11月2日(金)1

浅草倫理法人会 幹事
(有)フォーティ 取締役

四禮 静子  氏

「パソコン面白活用術

18社19名

会社の内容はワード(ワープロ)、エクセル、インターネット、電子メール等パソコン教室を開催しています。
パソコンの使い方は、決して難しいことではなく、パソコンは機械なので上手に使うためには正しい命令を与えさ
えすれば良い。間違った命令の仕方さえしなければ簡単にこわれるものではない。(メカに弱いと壊れて動かな
くなるかと思うんですよネ。)機械に弱いのでパソコンが苦手だと云う人も、完全なマンツーマンの授業ですので、
その人の習得状況に応じて指導するため、他の人に気を使う必要がないとのこと。受講者は受講者は50才台 〜
60歳の人が多く、70歳台が最高齢とか。会場にインターネットの設備がなかったので、次の機会ということで
したが、一つのデータからあらゆるデータが瞬時に出来、それにもとづく営業戦略の活用方法等の説明があった。
フォーティパソコンスクールでは、国が実施する構造改革特区の指定を受けた「台東IT人材育成特区」認定講座
も開設しいるそうです。一度フォーティネットを覗いて見て下さい。

(記:アイン/和賀 健)
11月9日(金) 武蔵野市倫理法人会 相談役
プラスロン化粧品(株)取締役会長

萩本 功  氏

「生きていてよかった

27社30名

 萩本欽一氏の長兄、80歳。17歳になった頃、友人達は兵隊へ。非国民とののしられ、自分は入隊できないの
は何故かと悩んだ。原因がひどい蓄膿症
と解り数々の病院を転々としたが3月10日の大空襲の前日手術をし成
功した。ヤミ商売をしている父に
大反対をされながらも警察官をしていた時期もあった。平成16年に肺がん。
手術できないといわれなが
らも、放射線治療で癌が消えたが、足に転移。足を手術するという事になった。
弟もそういうが、「運」の
ある人と付き合うことで自分の運も上がる。毎日を明るく生きること!病気は医者や薬
が治すのでは
く、自分が治すのである。元気なお言葉をいただいた。
(記:フォーティ/四禮 静子)
11月16日(金) 浅草倫理法人会 副会長
台東区議会 副議長

太田 雅久  氏

「台東区政六十周年!!

23社24名

 台東区制六十周年を語るにおいては、まず、台東区の歴史を知る必要があるとのことで、台東区歴史をいろいろ
と掘り下げて紹介くださった。
昭和25年に植木市が復活、吉原には7000人位遊女がいて、ちょいと場・泊ま
り場といわれていた話。
富札は谷中で初めて売られた事、明治6年に日本で初めて上野が公園として指定された事。
江戸歌舞伎の流
れが、猿若一座となった事・・・。また、浅草六区は一区が観音通り、二区が仲見世、三区が伝法
院通り・
四区が奥山、五区が花やしき、六区が興行街、七区が馬道であったなど、地元にいながらも知らないよう
台東区の歴史のお話でした。 (記:フォーティ/四禮 静子)
11月23日(金)

休   会  

11月30日(金) (社)倫理研究所
法人スーパーバイザー
芝寿司 代表取締役

梶谷 晋弘  氏

「社長が変われば
    会社が変わる

32社34名

“芝寿司”さんの『雨降りキャンセルOK』サービスには驚かされる。朝6時迄のキャンセルOK、云うまでも無くこの
リスクはとてつもなく大きい。雨を想定して生産調整して、晴れたりでもしたらそれこそ大変なので、降水予想50
%でも60%でも受けた注文分は100%作る。この作業は深夜。そしてキャンセルの電話応対に10名もの女子
社員が早朝から待機。キャンセルされたお弁当は全て廃棄。お話しを伺っているほうが心配になってしまう。
サービスを始めたころはたいした数ではなかったが、今では1日1万食超の数。もちろん、せっかくのサービス、
「えっ、キャンセルですか」とも云えない。明るく、喜んで受ける。キャンセルしたお客様には、申し訳ないという後
めたい気持ちがある。この感謝の想いが次の注文に繋がるのだという。しかし、言うは易く行うは難し、誰も真似
できないと思う。藤谷社長の器の大きさに感じ入るばかりである。
境遇は自分が作る。1.言葉(プラス、明るい、前向き) 2.態度・行動(大人物ほど謙虚) 3.表情(笑顔、もてなし
の接客、訓練) 4.姿勢(物事に対する姿勢、全てを泰然として受ける) 5.呼吸
笑顔の素敵な紳士、まさに藤谷社長の姿そのもの、さわやかの一言に尽きる。

(記:アレックス/菊池 均)
平成19年10月のモーニングセミナーから
10月5日(金)

    辞令公布式

23社24名

今日は、20年度新役員の辞令交付式です。今年度は四代目新会長に折原さんが就任。人一倍忙しい方なので
本当に受けていただけるのか、気をもんだものです。
前年度まで会長だった竹中さんが8月に急逝されて、実質、1ヶ月早く会長になられたようなもの。
前年度最後の行事だった5周年記念式典も、折原実行委員長のもと盛大に無事済ませました。
今日は、辞令を受けた後、全員が今年度に臨む抱負、決意の表明をして、新会長のもと結束していくことを確認し
ました。前年度の皆勤、精勤の表彰も行ないましたが、皆勤は3名(内、2名は3年連続)精勤は1回欠席が3名、
2回欠席が1名、3回欠席が2名、4回欠席が1名、改めて皆さんの出席に支えられていることを実感しました。
(記:アレックス/菊池 均)
10月12日(金) 浅草 我房  女将

斉藤 雅子  氏

「私と日本料理の出会い

22社27名

「日本料理 我房」の女将である斉藤さんは、以前は旦那さんの会社である「おいもやさん興伸」を手伝っていた
そうです。その会社は、明治の初年に舟運を利用して浅草駒形の河岸に芋問屋を開業したころから始まり、おいし
くお芋を食べて頂くようにと小売の店を始めて現在に至っているそうです。斉藤さんは、お母さんの病気の看病に
より、命をつなぐ元である食の大切さを実感したとの事です。そこから、将来料理屋をやりたいと思い続け、日本
料理屋を開業する事が出来たそうです。日本料理は日本の食文化であり、料理の技を継承していかなくてはならな
いとおっしゃっています。おいしく健康に良いものを食べて頂き、お客様に笑顔で帰って頂く事が一番、との事で
す。日本の良さを再認識していきましょう。

(記:小林宝林堂/國分 孝一)
10月19日(金) (社)倫理研究所 法人局
普及事業部 担当理事 部長

三好 雅典  氏

「組織の縦軸

25社28名

組織力の強弱は、景気の波に左右されるが、創業時代は人も金も物もなく逆風そのものではなかったか。そうし
た中で(1)熱意 (2)誠意 (3)創意⇒これを三意というが 創業者は皆顧客指向である。熱意と誠意があれば、
創意は客が持って来てくれる。企業づくりの基本は(イ)社会性 (ロ)教育性 (ハ)利潤性 にあるが、どうして
も利潤を求めるあまり、社会性を忘れる。一連の食品関連の不祥事も食べる人のことを考えない利潤指向にある。
組織は人なり。人は心であり、態度による。働く人には、技術・知識、もう一つは態度的能力が必要である。この
態度を通じて作られるのが社風である社風は社長の心と一緒である。社長の心や態度が社員の心や態度をつくって
いるのである。ハインリッヒの法則と云うのがある。それは1:29:300と云う。これは大きな事故が起きる
前に29の予震があり、その前に300のクレームが起きている。自覚の欠如が命とりとなる。立場の自覚を守る
ためには、敬意のある挨拶が出来る人こそ尊敬される。尊敬は知ることから始まると云われる。会社の経営に対し
て先代がどのような気持ちで努力して来たか、そしてどのような気持ちで自分にバトンタッチしたのか、思い出し
て経営理念を作っていただきたいと思います。 (記:アイン/和賀 健)
10月26日(金) 浅草倫理法人会 会員
(株)鮒金 代表取締役

笹生 貞介  氏

「佃煮と鮒コレクション

31社34名

徳川家康の時代に佃煮が生れ、便利な保存食だった佃煮は、参勤交代によって名物となった。「鮒」は川魚の
総称だったので、屋号に「鮒」が多い。又、佃煮は水分を飛ばし味が辛くあるが、時代が甘さを求めた戦後甘い
佃煮が多くなった。鮒金は、夏場は塩分を多く、冬は甘めにと微調整をしながら「甘辛旨口」を貫いている。「27」
(鮒)という数字へのこだわりや佃煮に関する沢山の知識をお話し下さった。また、日本一小さな美術館「鮒やし
き」所蔵の鮒コレクションを持参。モンゴルや北朝鮮の鮒の切手、鮒のデンマーク紙幣・印籠・銅版画など、数々
の鮒にまつわるコレクションをご披露くださった。
(記:フォーティ/四禮 静子)
平成19年9月のモーニングセミナーから
9月7日(金) 上野倫理法人会 会員
予防医学研究所 所長

若林 明彦 氏

「あえて治さない治療法

台風にもかかわらず
14社17名

かつては病院に見放された人、難病の人を治して天狗になっていた。
やがて、本当にこれで良いのだろうかと思うように。強い信念であたれば本当に尚ってしまう。たとえば末期癌を
宣告された人でも治してしまうことはできる。でも、また元に戻ってしまう。病気の原因はそのままだからだ。再発
したら、もう終り。これでは自己満足で、患者さんのためになっていない。病気の根本原因、生活習慣、考え方を
改めて、免疫力、治癒力を高めなければいけない。最善は今ある病気を癒すことでなく、発病前に予防すること。
発病後に服薬するのは、口が乾いてから井戸を掘る」ようなもの。とは3000年も前に中国の「黄帝内経素門」で
いられていること。予防法(1)感情を安定させる。⇒気血の流れが円滑になる。(2)自然と調和する。⇒四季にあ
わせる。過労、睡眠不足、食べ過ぎ・呑みすぎを避ける。(3)体をきたえる。⇒歩く。+気血の流れを円滑にする治
療。以上3000年来不変の養生法である。
(記:アレックス/菊池 均)
9月14日(金) (株)HAYASHIDA-CS総研 CEO
元ザ・リッツカールトン大阪 
             営業支配人

林田 正光  氏

「No1ホテルから学ぶ、
  おもてなしの心

37社40名

1945年熊本県に生れる。藤田観光(株)に入社「大阪の迎賓館とも云われる太閤園で販売促進担当支配人・顧
客担当部長を歴任。50代に質の高いサービスを提供する事で名高いホテル「ザ・リッツカールトン大阪」に入社。
営業」統括支配人を務めた経歴を持つ。営業やサービス業の仕事の大切な点は、商品やサービスを通じていかに
お客様とよい人間関係を取り結ぶかである。リッツカールトンで学んだことは、次のようなことである。
お客様に絶対「ノーと言わない」サービス。お客様のニーズを先読みし、マニュアルを超えたサービスを実現する。
「パーソナルなサービス」即ちお客様個々にもっともあったサービスを行うこと。サービスには施設によるものと、
人によるものがある。人的なサービスによる感動は一度生れると長い間心に残る。それが二度、三度と繰り返
して来てくれることによって口コミとなって広がっていくのである。リッツカールトンで学んだもの。それは「心
くばり」のひとことに尽きる。相手の心情を十分考慮したり、予測される事態に万全の対処をすることである。
(記:アイン/和賀 健)
9月21日(金) (社)倫理研究所 参与

宮崎 芳宏  氏

「経営者と家庭力

22社23名

宮崎先生には、良いお話を色々お聞かせ頂きましたので、要点だけを羅列させていただきます。 まず、倫理の
原点は万人幸福の栞にある、との事。日本は、世界に確たる道義国家である自信を持つべき、との事。  心が
すなおであれば幸福になれる、との事、不足の心を持たずに、感謝の心を持ちなさい、との事。常に澄んだ
心を持ち、心に琴線を張ることによって、気づきを得ることが出来る、との事。家庭が基盤になって、良い経営
が出来る、との事。朝は祖先に感謝をし社会に沽券するとの決意を述べ、夜は報告をしなさいとの事。夫婦の間
も感謝でうまくいく。すばらしい、ありがたい、たのしい、の言葉を、常に心に持とう。
(記:小林宝林堂/國分 孝一)
9月28日(金) 拓殖大学
日本文化研究所 教授

藤岡 信勝  氏

「南京事件の真実

33社37名

「南京大虐殺」30万人というのは誇張としても、10分の1、100分の1程度のことはあったのではと、漠然
としたイメージがあります。それが、全くの事実無根、でっち上げであったとは…。毛沢東の口から南京事件につ
いて語られたことも非難されたことも一度たりとも無く、毛沢東語録には「日本軍は包囲は多かったが殲滅は少な
かった」と、日本軍の幼稚さを嘲っている話があるとの事。また、30万人の大虐殺というが、当時市内に残って
いたのは 20万人。15人の欧米人と安全区(中立地帯)にいた。もちろん、戦時下であるから、安全区に逃げ
込んだ兵士は摘発して処刑したという事実もあるが、これは虐殺ではない。市民の数は20万人から減ることも無
く、安全な様子を見て帰って来る者もあり、25万人に増えてさえいる。安全区の15人の欧米人による詳細な記
録があり、
又、その記録によれば殺人事件の報告26件の内、報告者が目撃したのは1件だけ、それも警戒中の兵
から逃げようとして射殺されたという事件のみ。虐殺の証拠とされる写真も全てインチキと判明。合成写真であっ
たり、引用、例えば友好の情景として朝日グラビアに掲載された写真にキャプションだけ悪意あるものに変えたも
のなどなど。事実を知らされてみれば、戦後60年も経って、何故このような状況がいまだに放置されているのか
不思議である。厄介な問題は先送りにしようとする無責任な政府、多くの情報を知りながらほっかぶりしているマ
スコミの姿勢には腹立たしい限り。まずは、一人でも多くの人に知ってもらうことが大切。
その上で声を出すこと、汗をかくこと、知恵を出すこと。政府・マスコミは数の力には弱いのですから。

(記:アレックス/菊池 均)
平成19年8 月のモーニングセミナーから
8月3日(金) (社)倫理研究所 参事

大里 光市 氏

「夢は叶えられる

32社35名

レストラン経営を始めて10年。2年前から食材である、野菜生産者の思いとは?と感じたのをきっかけに
無農薬野菜を研究している農家と出会った。「種は撒くが野菜は作れない。野菜を作るのは土、風、太陽等
の自然である」という言葉を聞いて自然の偉大さを痛感した。人生であと何回の食事ができるのかと考える
と、体を作っている一食一食を大切にしたい。目で感じ舌で味わう。脳で考え心で満足する。そしておいし
い、幸せと感じる。五感をフルに生かし感性を育むことが大切である。「ありがとう」「おはよう」の言葉
を語尾を上げて言おう!自分を囲む空気が変わる。言葉の持つ力を大切にし、笑顔で食し、自然治癒力を養
って素敵に歳を重ねられるよう」生きていきたい。
(記:フォーティ/四禮 静子)
8月10日(金) 浅草倫理法人会 会員
丸喜(株) 代表取締役会長

河原 啓介  氏

「最善の努力

36社38名

私は昭和9年12月浅草に生れる。祖父が明治4年生れで、15才の時川口から浅草に移住、24才の時下
駄の鼻緒の製造、言わば職人からスタートし、私が三代目になる。三代目は初代の創業意識が薄れるので
会社経営は難しいと云われるが、伝記物が好きで松下幸之助さん、本田宗一郎さん等多くの伝記物を読んだ。
学生時代も半分は学業、半分は商売に励み、金銭のありがたさを勉強することが出来た。
次の事柄が私の会社経営の背景となっている。(1)先憂後楽と云う言葉が好きである。(2)業種による適正
規模とバランス経営=自分の器に合う経営。(3)同業種も大切だが異業種との交流が重要。(4)失敗した時
も失敗した時も、その理由をチェックする。(5)健全経営は商品もさることながら社員も含めた一流主義。
(6)仕事を通じて人格を磨くこと。(7)会社を取り巻く人達(仕入先を含めて)から信頼を得。社会に貢献
する。 (8)スピー
ドと事業の国際化。(9)仕事をするには、健康管理をしっかりすること=早寝早起き。
(記:アイン/和賀 健)
8月24日(金) バン産商(株)
フスウントシューカルチャー
    チームリーダー

井上 正生  氏

「正しい靴選び

26社28名

「正しい靴選び」という内容で、靴作りの専門家という立場から、靴の足や体に対する影響や役割について、
お話し頂きました。足の構造から、足の筋肉の縦アーチ、横アーチの役目から、外反母趾になる原因につい
て、図を交えながら詳しくお話し頂きました。3歳くらいまでの間は、足の裏から受ける刺激がとても大事
で、あまり過保護にはせず、はだしで歩かせる事も必要だとの事です。私もそうですが、靴は消耗品というこ
とで、あまり高価なものには抵抗がある人も多いと思いますが、一生使う大事な足の事を思うと、今一度靴を
見直して見ることも必要かもしれません。自分を尊び、人や社会の為に尽くすためにも、体を大切にしていき
ましょう。
(記:小林宝林堂/國分 孝一)
8月31日(金) 講談人力車
浅草・戦災樹木を伝える運動発起人

岡崎屋 惣次郎  氏

「講談人力車

  社   名

がっしりと大きな体躯から響きわたるテンポの良い口上。「講談人力車」の真骨頂である。この立派なガタイと
流暢な喋りがあれば恐いもの無し。異色の経歴にも度肝を抜かされる。吉原での客引き、ホストクラブのホスト
宅配ドライバー、長距離トラックの運転手、そして人力車にたどりついたという。浅草寺境内に残る東京大空襲
の戦火の跡「戦災樹木」を案内するようになって8年目になる。宝蔵門横のニ尊仏裏手の高さ16mのイチョウ、
木の裏側にまわれば真っ黒に焦げた大きな傷がある。もう一本は源頼朝が参拝の際にさした芽から発芽した
と伝えられるイチョウ。幹のまわり5mを超す木の内部は朽ち、黒々とした様が戦火のすさまじさを今に伝える。
なぜ幹の外側は黒く焦げていないのか?それは風化したから。しかし、この戦争の事実を風化させてはいけ
ない。岡崎屋さんは40歳。その戦争を知らない世代が戦争を知らない世代に戦争の悲劇を伝えようと、地元
や就学旅行の児童生徒に訴え続けている。

(記:アレックス/菊池 均)
平成19年7月のモーニングセミナーから
7月6日(金) キムタク
  (スマップ・木村拓哉)の
           お母さん

イタリア薬膳料理
リストランテ「いな田」主宰

木村 まさ子 氏

「食と言葉

78社85名

レストラン経営を始めて10年。2年前から食材である、野菜生産者の思いとは?と感じたのをきっかけに
無農薬野菜を研究している農家と出会った。「種は撒くが野菜は作れない。野菜を作るのは土、風、太陽等
の自然である」という言葉を聞いて自然の偉大さを痛感した。人生であと何回の食事ができるのかと考える
と、体を作っている一食一食を大切にしたい。目で感じ舌で味わう。脳で考え心で満足する。そしておいし
い、幸せと感じる。五感をフルに生かし感性を育むことが大切である。「ありがとう」「おはよう」の言葉
を語尾を上げて言おう!自分を囲む空気が変わる。言葉の持つ力を大切にし、笑顔で食し、自然治癒力を養
って素敵に歳を重ねられるよう」生きていきたい。
(記:フォーティ/四禮 静子)
7月13日(金) 法人スーパーバイザー

小野寺 明美  氏

「リーダーの条件
 …常に目的意識をもつ

「リーダーの条件」というテーマでお話しを頂きました。モーニングセミナーにご出席の皆さんは、多くが
経営者でありリーダーである。皆さん自分の胸に手を当てて、小野寺先生のお話に十四の心で耳を傾け
ましたでしょうか?本物のリーダーになるための3つの段階で「聞くでなく聴く(十四の心と耳)」とは、
はじめて聞きました。私が見てきたリーダーの多くは、人の話を聴かないで、自分の話をしたがる人が非
常に多いようです。
勿論、私もその一人ですがM、本当に聴くこPとの難しさを感じております。目は二
つ、耳は二つ、口は一つです。4つから受け入れて、出すのは一つと神様は人間を作ったのです。よく見
て、よく聴いて、よく考えて、慎重に話すことができるようになりたいと、再認識をしました。

(記:ロジザード/遠藤 八郎)

7月20日(金)
家庭倫理の会台東区会長
生活相談士

藤田 志津  氏

「規範意識と
    倫理観の低下

春の叙勲で、地域福祉事業に貢献した功績が認られ、瑞宝双光章を受章されました。今回のお話は、ご子息が
PTA会長を務める小学校の保護者に向けて
講演された内容を、モーニングセミナーでお話しいただきました。
子供の頃のお話に始まり、お母様からの
メッセージを受け取り、今がある。また、ご家族ご主人の大きな理解
と協力があり、今がある。まさに、家
庭倫理の実践から社会を明るくする見本として、これからも子供たちの
未来のために貢献していく決意を
お話しされました。心強く、心温かく、希望に燃える太陽のような言葉のシ
ャワーを、朝一番いただくこと
ができました。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
7月27日(金) 杉並区西倫理法人会 相談役
法人レクチャラー
(株)井口鉱油 代表取締役

井口 一与  氏

「倫理は企業を強くする

「論語」の話から始まり、良い習慣を作る、というお話をして頂きました。常に「之を戒めること得るに在
り」ということが大切だとお話頂きました。また、社会貢献を通して、人は小さな場では成長しないという
こと、そして、目標は出来るだけ具体的で高く持つことが必要だということを学んだというお話をして頂き
ました。そして、社会を変えて行く為には、まず自分を、次に家庭を変えていかなければ出来ないという
ことです。経営者は、嫌なことを率先して自分でやる姿勢が必要だとの事です。そして、ポジティブな考
えも常に保てば習慣になるとの事です。意識をして、良い習慣を身につけ、明るい幸せな人生を、そして、
素晴らしい日本を、世界を築いていきたいものです。
(記:小林宝林堂/國分 孝一)
平成19年6月のモーニングセミナーから
6月1日(金) スターブランド (株) CBO

村尾 隆介 氏

「小さな会社の
  ブランド戦略を
    作ってみよう!

31社35名

二つ折りの名刺の社名「Starbrand」の下には『小さな会社専門のブランド戦略』の文字。
開いて左面の「村尾隆介」の下には『小さなブランドの専門家』、そして右面には「ブランドを持たない会
社」と「ブランドを持つ会社」の違いを軽妙なイラスト、矢印で図示。「ブランドを持たない会社」は外向
きの矢印、お金も情報もスタッフもお客様もつまり常に追う立場、逆に「ブランドを持つ会社」は内向きの
矢印、全ては相手のほうからやってくる。
そして、裏面にはセミナー「30日間で出来る!小さな会社のブランド戦略キット」等の案内が。
今日はその30日間のカリキュラムの中から“DAY10”と“DAY22”のエッセンスをお話されまし
た。
『ヴィジョンを描く!』引きつける力の源泉はヴィジョン。ヴィジョンがあれば迷わない、ヴィジョンがあ
れば応援される。なりたい姿、やりたいことを具体的に描く。『60秒で決まるあなたのブランド力』言葉
は短ければ短いほどベター、言葉がなければないほどべベター。
言葉よりもアイコン。アイコン(絵)ならば言語を超えて瞬時に伝わる。
伝達のユニバーサルデザイン。大きな会社ではなく、あくまで小さな会社のブランド戦略にこだわる村尾
隆介氏のお話。30日間みっちりセミナーを受けたなら、きっと「上手なビジネスの設計図」が描けるに
違いない!と感じました。
(記:アレックス/菊池 均)
6月8日(金) 外国人政策研究所 所長
脱北帰国者支援機構 代表

坂中 英徳  氏

「日本人妻は我々の
 行動を待っている

28社30名

先生は、1970年3月慶大大学院法学研究科修士課程修了、同年4月法務省入省。1975年同省入国管
理局論文募集で「今後の入出国管理行政のあり方について」が優秀作となり、その後在日韓国・朝鮮人の
法的地位の安定を唱えた「坂中論文」と呼ばれる政策提言を法制化し実現する。東京入国管理局長などを
歴任し 2005年退官。1959年から始まった帰還事業で「地上の楽園」と宣伝され北朝鮮に向った人は
約9万3千人。この中には日本人妻ら約6千8百人の日本いもうた。到着した瞬間から保証されるはずの
「衣・食・住」は想像を絶するものだったとのこと。帰還事業で渡航したのは、基本的に自らの意志による
ものだったと
云われるが、異国で悲惨な目にあっている日本人や日本にゆかりのある人を保護・支援するの
は日本人としての責務ではないでしょうか。そして、この人たちは皆、高齢化となり、日本に帰ることだけ
を念願して生きている。とのお話でした。
(記:アイン/和賀 健)
6月15日(金)
浅草倫理法人会 会員
(有)北村保険事務所 代表取締役会長

北村 昌丈  氏

「 話 と は 

28社30名

話をするということは相手がいることで、1度話したことの取り消しはできない。だからこそ、誤解の無いよ
うに目的をもって話さなければならない。(説明・説得・報告等)人間関係を作るにはまず挨拶。
会話の入口として (あ)明るく(い)いつでも(さ)先に(つ)続けて、相手を肯定した挨拶をすべきであ
る。「こんにちわ」「おはようございます」の後ろに、一言付け加えるだけで会話の糸口が開かれる。
また、会話は相手に心理的変化を起こさせるものなので、服装・間・表情などに気を使うことも大切であ
る。話というものは相手との人間関係
によって異なるものであることも、忘れてはならない。
(記:フォーティ/四禮 静子)
6月22日(金) 千代田倫理法人会 会長
法人レクチャラー
(株)日本工業社 代表取締役社長

米田 和秀  氏

「我以外皆我師

32社35名

4代目の社長として、15年間の体験をお話いただきました。採用の面接時には必ず「名前の由来」を聴いてい
る。親から子への願いと愛情が込められてい
て、親が託した人生最大のテーマが込められていることに気付く
きっかけのチャンスを与えている。倫理の
出会い、父親との出会い、転機や学びとなった人との出会いの中で、
歴史作家の吉川英治先生が書かれた
「我以外皆我師」という言葉を生きる姿勢とし、自分以外の周りの人は
すべて自分の先生としている。少し
でも変わろう、学ぼうとする気持ちがあり、前向きな生き方の実現について
の話へ結ぶところで時間とな
りました。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
6月29日(金) (社)倫理研究所
法人局普及事業部 研究員

松本 光司   

「一つのことに心をこめる

31社34名

恩意識についての統計の結果、60歳未満の人には、「祖先や神仏を敬う」という意識が乏しいそうです。
恩という字は四角のムシロの上に人が寝ている形を示し、人にはなくてはならない心という意味だとの事で
す。そして、電池とコンセントの例話で、限りある電池より常にエネルギーを供給してもらえるコンセント
のように、親や祖先とのつながり、生かされている自分を意識し、常に生きる力を供給(応援)してもらえ
るように、お墓参りなどを通してつながっていく事の大切さをお話しいただきました。そして、こういう事
の大切さを一人でも多くの人に伝えていく事が大事だと言う事です。祖先や神仏を敬う心を大切にし、多く
の人に伝え
より良い社会を作っていきましょう。 (記:小林宝林堂/國分 孝一)
平成19年5月のモーニングセミナーから
5月4日(金) お   休   み
5月11日(金) 中央区倫理法人会 会員
(株)ルネッサンス・ユニバーシティ
 代表取締役

小田 全宏  氏

「未来を拓く陽転思考

63社67名

「陽転思考」の小田全宏氏は幅広い活躍をされていますが「NPO法人・富士山を世界遺産にする国民会議」の
運営委員長としての活動も、その一つ。そんな先生をお迎えして昨日の風雨もおさまり、浅草ビューホテルの
26の会場からは富士山の姿が望めるという絶好の条件に恵まれました。富士山の運動も当初は絶対に無理
だと言われたのが、ようやく現実的に。どんな良いことでも最初は無視・反対されるのは当たり前。思い、願
い続ければ縁が寄ってくる。志を、夢を持ち続ければ道は拓けてくる。転んだら運が悪いと考えるか、怪我を
しなくて運が良かったと考えるか。脚を折る大怪我をしたら運が悪いと考えるか、死なずに済んで運が良かっ
たと考えるか。死んだら運が悪かったと考えるか、運が良かったと考えるか。??あの世はとっても素晴らし
いとこらしい…それが証拠に、誰も帰って来ない。とジョークを交えての楽しいお話でした。マイナスの状況
の時こそ前向きに、運が良いという人とは、どんな状況の悪い時でも「自分は運が良い」と信じている人。
「きっと、5月11日は富士山が見えます!」と予言した私には運がついている!
(記:アレックス/菊池 均)
5月18日(金)
(社)倫理研究所 参事

川手 久幸  氏

「連帯感を高める
 =愛に満ちた倫理者に=

21社23名

倫理において、“愛”ということは場違いに思う方がいると思いますが、法人の活動指針の中に愛ということ
が多く出ている。愛の根源は、家庭で育まれたものであります。昨今の様な命を粗末にする風潮は、大人の
責任である。命は「賜りもの」であるということを欠如している。夫婦の愛は、信じる愛=信愛。子供に対す
愛は慈愛人と人との愛は仁愛である。「人を生み、育て、やしなう、これは親の愛である。家庭をつくり、社
会をいとなみ、人の世の幸福と文化を生み出すもとは、人の愛である。……」(栞第8条)連帯感を高めるに
は、心を合わせ(和)、物事を継続することが、ひとつのポイントではないでしょうか。即ち愛和の実践に
尽きると思います。

(記:アイン/和賀 健)
5月25日(金) 浅草倫理法人会 会長 
法人レクチャラー
東海興産(株) 代表取締役

竹中 千春   

「一つのことに心をこめる

35社40名出席

以前から勉強していた禅の道と丸山先生の倫理の道には共通する部分が多い。「日々好日」即今「只今」他
沢山の教えがあるが、特に思うことは、「実践」するという。禅では、「打座」とにかく座ってみる事、そこ
から、何かが生まれる。倫理では、とにかく実践する事、そこから何かが生れるという教え。座右の銘「随処
に主となる」物事をあるがままに受け入れるということ。受け入れたことは体ごと、軸ごと、全体で行動していく。
一つ一つ心をこめて行っていくことだ大切と思って日々活動をしている。自称「万年未亡人」の奥様からは倫
理を始めて健康・謙虚・ありがとうを言える様になったととお褒めの言葉を頂いたそうです。

(記:フォーティ/四禮 静子)
平成19年4月のモーニングセミナーから
4月6日(金) 外国人政策研究所 所長
脱北帰国者支援機構 代表

坂中 英徳  氏

「人口減少時代の
  日本の外国人政策

35社36名

東京入国管理局長時代の体験を交えて、人口の減少に伴い、外国人を受け入れるか入れないのかという大きな
問題について、講話をいただきました。2004年をピークに人口が減少に転じ、50年後に9000万人
に、 100年後には今の3分の1、4000万人となる。明治時代と同じ人口である。そこで、現在直面し
ているこの大きな問題は、日系ブラジル人の30万人の低賃金就労による子供の不就学、非行、犯罪を招
き、また、フィリピン人就労解禁スタートも看護士・介護福祉士の日本語(漢字)による国歌試験というハー
ドルがある。今こそ、官民一体となり、国際技術移転型から国内人材確保型へ移行し、技能実習制度を導入
し、外国人の人材育成と定住を促進する必要がある。そして、50年後に1000万人の受け入れを達成し、
100年後に 7000万人の人口を目指しましょう。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
4月13日(金) 拓殖大学
日本文化研究所 教授

藤岡 信勝  氏

「歴史教育について

30社33名

自分の両親、両祖父・祖母、さらにその先代と遡れば祖先の数は2のn乗、つまりねずみ算式に増える訳で数
百年でその数は1億をも超えてしまう。互いに祖先が重複しあう、つまり皆親戚同志ともいえるのであって、
その意味でも皆仲良くしなければならないという、興味深く示唆に富んだお話で始まりました。
また、日本の歴史の中で特筆すべき人物として、聖徳太子についてのお話が印象的でした。太子は仏教導入
の是否を廻る闘争の狭間で神道を葬ることなく仏教をも受け入れるという、離れ業的な決着に導きました。
伝統をベースに外来文化を取入れるという日本の国柄の基が以来連綿と受継がれることとなったのだといいま
す。他にも公平な役人登用システムとしての冠位12階制度、役人の心得と和の精神を説いた17条の憲法
など、明治憲法制定の際のベースになっています。
「日出づる国の天子より、日没する国の天子に…」に象徴される対等の外交姿勢、天子でも王でもない天皇と
いう呼称も聖徳太子の苦肉の策によるものだったとのことでした。

(記:アレックス/菊池 均)
4月20日(金) 岩手県倫理法人会 会長
(株)三田商会 代表取締役

三 田 望  氏

「後継者塾に学ぶ事

35社37名

「確かな一歩 岩手から」物事を始める、こうしたいとの想いがあれば、それが第一歩。(求道)この時点で
道が
開けたことになる。会社の後継者を決める時」どうしても多くなる同族会社であるが、本当に会社を大切
に思う人を後継者にすべきである。自分と同じ目線で物事をとらえ、一緒に考えていける人材、また、自分も
冷静な目で会社を託せる人物を選ぶ責任がある。血縁に頼らない後継者選びができる経営者である
べきで
ある。

(記:フォーティ/四禮 静子)
4月27日(金) (社)倫理研究所 法人局普及事業部
 首都圏副方面長

松 丸 靖   

「実践は身を助く

35社38名出席

先ず、津隈亮ニ(宮崎県出身)研究員(入所7年)の感動的な倫理体験報告があり、次のようなお話があっ
た。倫理の考え方とは「大自然の法則」である。人と人(彼我一体の原理)、人と物(物心一如の原理)、人
と自然 (我境一体の原理)の関係は心と身体はひとつにつながっており、他の人や物に対しても、てんで別
のものでなく、あたかも生き物のようにくくられている。=全一統体の原理という。心と身体の関係は、第7
条 (疾病信号)にあり、自分と周囲の関係は第4条(万象我師)、第5条(夫婦対鏡)、第6条(子女名
優)に解説されているようにひとつにつながっている。物に対しても、心の向け方を正しくすることにより、
見返りがある。苦難は自己中心的な考え方をする心の不自然さ(わがまま)によるものであり、実践によりす
なおな
心 (正しい心)になることによって幸福な人生を歩むことになる。原理・原則を学び理解し、そして実践
することが自分の身を助けて貰えることになる。素晴らしい人生を送ってください。という話でした。
(記:アイン/和賀 健
平成19年3月のモーニングセミナーから
3月2日(金) (有)C&Yプランニング
ジャーナリスト

倉部 久義  氏

「豊かな時代が本質を
      失くす!

36社39名

しなやかに生きる秘訣は四つです。一つ目は、「これが良い」です。過去肯定=今日までのことは全て必要
であると、特に過去の悪いことも認めることで、負の連鎖を断ち切ることができる。二つ目は、「すなお」です。
はいと受ける=己を守ろうとする心を捨てることである。水の如し静の素直さと火の如し動の淳嬢の両方が
必要である。三つ目は、「明朗・ユーモアによる自己発見=自分の欠点をさらけ出し、笑い飛ばすユーモアが
人生の援助になる。四つ目は、「生真面目にならない」です。一つの価値観に囚われることなく、世の中を複
眼で見て、何でもやってみることである。「ピンピンコロリ」(寝たきりにならず、寿命は青天井、自分にあった
健康法で若返る)の生き方で、健康を手に入れ、しなやかに強靭に生きていきましょう。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
3月9日(金) 法人スーパーバイザー

松 岡 賢  氏

「ピンチこそチャンス

36社39名

しなやかに生きる秘訣は四つです。一つ目は、「これが良い」です。過去肯定=今日までのことは全て必要
であると、特に過去の悪いことも認めることで、負の連鎖を断ち切ることができる。二つ目は、「すなお」です。
はいと受ける=己を守ろうとする心を捨てることである。水の如し静の素直さと火の如し動の淳嬢の両方が
必要である。三つ目は、「明朗・ユーモアによる自己発見=自分の欠点をさらけ出し、笑い飛ばすユーモアが
人生の援助になる。四つ目は、「生真面目にならない」です。一つの価値観に囚われることなく、世の中を複
眼で見て、何でもやってみることである。「ピンピンコロリ」(寝たきりにならず、寿命は青天井、自分にあった
健康法で若返る)の生き方で、健康を手に入れ、しなやかに強靭に生きていきましょう。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
3月16日(金) 浅草倫理法人会 幹事
(株)浅草大黒家総本店
  代表取締役

丸山 眞司  氏

「浅草人として

23社25名

浅草にくる人に浅草を紹介し知って頂くためにまずは浅草人として、浅草を知ることから始めようというお話で
あった。
浅草見附の場所(吉徳の近く)や「浅草とは何処だ?」と問いかけられ唱和39〜42年に住居変更される前は
浅草雷門、浅草花川戸…などのように町名の前に「浅草」がついていたそうです。
旧地名に拘わった他のところとの違いは浅草人のわりとおおらかなところと言うことでしたが、「元浅草」なんて
失礼な呼び方。という当たりは、今なら町名変更など許さんということでしょう。
浅草には「芋」のお菓子が多い理由は、江戸時代からの河の交通で川越から江戸に芋が運ばれて、荷揚げ
された歴史をご披露頂きました。
現代の話では、新東京タワーの関係で足下から見上げる墨田区よりも景観の良い浅草がもっと準備をやって
いくことが必要と、何かやろうとすると、規制や縄張りが多い役所に頼らずに、できるところから始めましょうと
いう提案がありました。

はやく引退したいということでしたが、最後のたばこの話では随分と若いときから吸っていた様です。健康には
注意して粋で高いマナーの喫煙を広めて頂きたいですね。

歴史披露から始まって浅草の広報マンか、官房長官と言った感じでした。
(記:ロジザード/遠藤 八郎)

3月23日(金) (株)矢矧経営研究所
   代表取締役社長

矢矧 晴一郎   

「大企業経営指導の
     喜びと成果

48社50名出席

1929年上野松坂屋の近くで生れる。子供の頃は、病気のデパートと云われるくらい病気をした。
富士銀行、ボストン・コンサルティング・グループなどを経て、?矢矧経営研究所を設立。先生は、日本に「経営
戦略」を持ち込んだ第一人者であり、ほとんどの大企業の経営コンサルティング指導。これまでに会った大企業
経営者の五つの特色を述べると(1)人格の大きさ…豪胆・豪快(例:野村證券 奥村会長) (2)長期の見通し
…先見、先手(例:ヒューズ航空社長 (3)独創的な考え…独創・創意工夫(例:ソニー 井深社長) (4)時代
の変化に商機を見つける…時代対応・自己革新(例:ビル・ゲーツ社長) (5)人を包み込む温かさ…愛嬢・愛
育(例:住友電工 北川社長) また大企業経営者に会うことに依り、自分自身の人格が根底から揺り動かされ
たり、自分の意見と提案を賞賛された時の喜びや互いに相手に「経営の本質」「人生の本質」のエッセンスを
分け与えた感動を共有、業績を伸ばし、経営戦略の底知恵を出す機会を得た時は、幸せを感じたものです。
(記:アイン/和賀 健
3月30日(金) 東京都女性委員会 委員長

三橋 菊江   

「倫理に出会ってからの私

35社37名出席

三橋さんの、子供の頃から現在に至るまでの倫理的な生活について、いろいろお話して頂きました。
三橋さんは、子供の頃から早起きと掃除が身に付いていて、とても好きだってそうです。そして、後両親も
とても倫理的な方で、人の為に尽くされる方だったそうです。そして、倫理と出会い、人の為に尽くし、より
倫理的な生活になり、毎日がとても楽しいとの事です。
自分の考え方や心の持ち方で人生も変わります。常に前向きに考え、より良い人生を過ごし、常に良い影響
を及ぼして行きましょう。倫理的な生活で人生も変わるとのお話でした。

(記:小林宝林堂/國分 孝一)
平成19年2月のモーニングセミナーから
2月2日(金) (社)倫理研究所 副参事

山本 和彦  氏

「しなやかに生きる秘訣
   パート3

36社39名

しなやかに生きる秘訣は四つです。一つ目は、「これが良い」です。過去肯定=今日までのことは全て必要
であると、特に過去の悪いことも認めることで、負の連鎖を断ち切ることができる。二つ目は、「すなお」です。
はいと受ける=己を守ろうとする心を捨てることである。水の如し静の素直さと火の如し動の淳嬢の両方が
必要である。三つ目は、「明朗・ユーモアによる自己発見=自分の欠点をさらけ出し、笑い飛ばすユーモアが
人生の援助になる。四つ目は、「生真面目にならない」です。一つの価値観に囚われることなく、世の中を複
眼で見て、何でもやってみることである。「ピンピンコロリ」(寝たきりにならず、寿命は青天井、自分にあった
健康法で若返る)の生き方で、健康を手に入れ、しなやかに強靭に生きていきましょう。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
2月9日(金) 浅草倫理法人会 副会長
台東区議会議員

太田 雅久  氏

「台東区のこれから

30社32名

元気のある企業とない企業の違いは、攻める姿勢と守りの態勢にある。守りの態勢とはマンネリである。
宿命は課せられないが、運命は変えられる。自分で心がけて、運命を切り開かなければならない。
1)本を忘れず 本を忘れるというのは情熱が無くなることである。仕事を始めた時の情熱を忘れないように。
2)仕事に惚れる 自分の仕事が好きであること。これは大事なことである。
3)人に惚れる 社員・家族・自分の周りの人間を大切にすること。その手始めは名前で呼び合うことが重要
 である。配偶者・社員に対して、名前で呼び合うよう実践しよう。など、まず実践すべき倫理の教えを解り易
くお話いただきました。
(記:フォーティ/四禮 静子)
2月16日(金) 元(株)日貿信 代表取締役
昭成会 理事

斎藤 礼士   

「金融よもやま話

32社33名出席

金融のイロハをお話頂きました。江戸時代の長屋のおかみさん同士のお金の融通から現代の国際金融のキー
ワードまで、分かり易い、楽しいお話を頂きました。
難しいお話も多かったのですが、奥様に「貴方は不動産」と言われるというお話が記憶に残っています。なぜか
というと「捨てることができない」からだという説明でしたが、仲の良いご夫婦であろうと想像できて嬉しく思いま
した。

また、銀行も昔のように貯金してくれるお金持ちを良いお客様という感覚は少なくなり、サービスもしない。
しかし、お金を離れて私達は暮らせないわけで、現代の金融事情も少しは勉強しないといけないなと感じました。
(記:ロジザード/遠藤 八郎)

2月23日(金) 中央区倫理法人会 幹事
(有)近藤薬局 代表取締役

近藤 康子   

「我が人生を語る

36社39名出席

入会のきっかけから、現在までの実践についてご講話頂きました。家族の問題で悩んでいた時ある人の出会
いから入会することになり、初めてのご指導から毎日のお墓掃除を行ったそうです。それにより家族に変化が
おき、倫理の実践の不思議な力に驚き、その後も数々の指導と実践により人生の修正をしながら、幸せな人生
を歩んでいるそうです。その極意は、すなおな心で人の話をよく聞き、よく理解し、毎日同じ事を同じように行い
、同じように言い続け、脳に焼き付けるのだそうです。そして、頭にアンテナを張り巡らせていると、必ず良い考
えが見つかるそうです。私たちもすなおな心で良い情報を受け入れ、実践し、より良い人生を切り開き、共に歩
んでいきましょう。

(記:小林宝林堂/國分 孝一)
平成19年1月のモーニングセミナーから
1月5日(金)
新 年 式 

 役員・会員 新年の抱負  

29社29名出席

今年最初のモーニングセミナーは、国歌を斉唱し、丸山理事長の年頭挨拶の朗読から始まりました。今年度
のテーマである「日本創生」のメッセージをいただきました。そして、竹中会長の挨拶の後、会員全員が決意
発表をしました。目線は高く、足元もしっかり見つめた力強い言葉で、2007年に賭ける思いを伝えました。
その後、乾杯し、楽しく懇談のひとときを過ごしました。最後に、今年一年、朗らかに安らかに喜んで進んで
働きますと誓い、2007年の浅草倫理法人会がスタートしました。おかげさまで、今年8月には、設立5周年
を迎えます。本年も会員の皆様のご支援をよろしくお願いいたします。さらに素晴らしい一年となりますように
心からお祈り申し上げます。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
1月12日(金) (社)倫理研究所 法人局普及事業部
首都圏方面長

井上 茂勝  氏

「運命は自らまねく

28社29名

元気のある企業とない企業の違いは、攻める姿勢と守りの態勢にある。守りの態勢とはマンネリである。
宿命は課せられないが、運命は変えられる。自分で心がけて、運命を切り開かなければならない。
1)本を忘れず 本を忘れるというのは情熱が無くなることである。仕事を始めた時の情熱を忘れないように。
2)仕事に惚れる 自分の仕事が好きであること。これは大事なことである。
3)人に惚れる 社員・家族・自分の周りの人間を大切にすること。その手始めは名前で呼び合うことが重要
 である。配偶者・社員に対して、名前で呼び合うよう実践しよう。など、まず実践すべき倫理の教えを解り易
くお話いただきました。
(記:フォーティ/四禮 静子)
1月19日(金) 浅草倫理法人会 副会長

関根 博之   

「これからの浅草の
  まちづくりの課題

30社32名出席

「浅草のまちづくり」課題にむけての関根先生のお話は、スローガンから実行へとどのように進めていくべきか
と言うことだったように思います。
浅草地域には多くの民間団体があり人材も豊富で各団体のそれぞれの特色を出して頑張っているが、団体間
の横の連携を強化しないといけないと強調されていました。そして、このためには台東区(長)が全体をまとめ
ていく接着剤として働かないといけないと区長選に向けた決意も披露されました。
台東区や浅草のこれまでの「まちづくり」に関するビジョンや文書は昭和60年の「浅草コミュニティマート構想」
から平成14年度の「台東区商店街振興プラン」まで数度にわたり立派なものが多額の予算のもと作成されて
いることをご説明されました。しかし、これが実際の活動に結びついていないことを問題としてあげられました。
江戸の歴史を語り始めると終らないという関根先生、いつまでも観音様だけに頼っていてはいかんと国際観光
商業都市(浅草シティリゾート)構想の夢も熱く語って頂きました。
浅草倫理法人会も地域団体の一つであるが、浅草寺の朝のお掃除など地域の他団体との交流が少しあるが
多くはないでしょう。メンバー各位は複数の団体に所属していて日程や予算など難しい点は多いでしょうが、一
緒にやれること、やっていることを明確にすることも必要と感じました。

(記:ロジザード/遠藤 八郎)
1月26日(金) 杉並区倫理法人会 相談役
(有)シープロダクション 代表取締役

大園 義友   

「負けてたまるか

40社46名出席

「負けてたまるか」と云うことは、第三者に対してではない。自らが自らに問い、自らに負けてたまるかと云うこと
が倫理の教えである。
「負けてたまるか」というなかには、自分自身に打ち勝ち初心を忘れない=原点にもどることでもある。
この1週間を無意識でなく、有意識に過ごすことによって、私達は1週間に一度は原点に戻ることが出切る。
そして日本を良くしようと云う私達の「高いこころざし」に誇りを持ちましょう。
倫理の大先輩より「浅草に追い風が吹き、日本創生の心の風が起きている」と云う激励もいただくと共に
“運命を切り開くは己である。境遇をつくるのも亦自分である。己が一切である。努力が全てである。やれば
出切る。”「運命自招」の一節を唱和した。

(記:アイン/和賀 健)
平成18年12月のモーニングセミナーから
12月1日(金) 浅草倫理法人会 幹事
ロジザード(株)代表取締役

遠藤 八郎   

「ITとは人の情けに
   
報いる技術です

29社29名出席

IT(Information Technology)は、情報を処理する技術であり、道具であります。デパートで案内嬢が
客にその都度対応しているのも情報の処理=ITである。情報を取り扱う道具として、コンピューターがあ
りますが、このシステムの力はプログラム(ソフトウエア)次第で、これは人間の論理思考そのものだと言
うことです。コンピューターシステム障害は、コンピューターが間違っているのではなく、プログラムが間違
っているので、コンピューターは教えられた通りやっているだけである。人間は五感で情報を受取り、全身
でそれに反応し、その膨大な情報量をコンピューターは五大機能で処理するものです。情報化時代と云わ
れる今日、手段は何んであっても、受けた情報を最大限に生かすということは、【情けに報いると言うことで
す。】良い情報を得たら、良い情報を返すことで信頼関係が生れることになります。
万人幸福の栞・第11条「もの(情報)はこれを生かす人に集まる」というお話しでした。

(記:アイン/和賀 健
12月8日(金) 銀座 山形屋 顧問
中央区ウェルネス・コミュニティ協会
プロデューサー

江口 太造  氏

「青少年の
  健全育成に思うこと

28社29名

江口太造氏は「TPO」「ベストドレッサー」などの企画・普及に務め、バンジャケットの石津謙介氏とも知己の
間柄でもあるようにファッション界で活躍。赤坂生れ、赤坂育ちのダンディなお爺様である(失礼)。そのソフト
な風貌からは想像もつかないが、柔道6段(赤白帯)の猛者でもある。1998年には暴力団追放防止対策運
動の功績で警視庁長官・個人栄誉賞を受賞。その多岐にわたる活躍と人脈は紙面に尽くせない。婦人参政
権運動の加藤シズエ氏・タキ氏と江口父子は親子二代にわたる縁。江口氏の御話しも縦横無尽で記事をま
とめなければならない立場としては、正直言って大変。
そんな氏の生涯を通じたテーマが教育問題である。「教育」は国家の事業。朝食を食べずに登校する子供が
30%もいるが、「食育」は家庭。そして「隣育」の大切さを説く。トントントンカラリンの隣組…の唄が象徴する
向こう三軒両隣りの人情味あふれる関係である。中間管理職の3人に1人がウツになる時代、「浜の真砂は
尽きるとも世にウツと虐めの種は尽きまじ」の現実から「駆け込み寺」の必要性を強調されて、お話しを締め
くくりました。
(記:アレックス/菊池 均)
12月15日(金) 大リーグ スポーツライター

背戸口 仁   

「メジャーリーグ
  おもしろ舞台裏

49社51名出席

ニューヨーク在住のメジャーリーグスポーツライターという職種をいかして、様々なメジャーリーグの裏話をな
さいました。米国と日本の野球の大きな違いは、選手寿命の重視。米国では1年でも長くプレーが出来るよ
うにと選手の体を考えてルールを決めているが、日本は連続出場試合何試合…などと、投手や選手に負担
をかける。今回の松坂選手の6年契約などは選手を大切にしていく現われである。また、高額な契約金をど
うやってペイしていくのかとの質問に、スポンサー契約・グッズ販売・球場チケット代金・広告収入その他で、
すぐ取り戻せるしくみがある。新庄選手の引退にまつわるエピソード・松井選手の骨折の話・将来メジャーリ
ーグを目指すなら、左投手が有利などの楽しいお話を伺いました。

(記:フォーティ/四禮 静子)
12月22日(金) (社)倫理研究所 法人局 局長

中西 浩   

「石を積んで山となせ

38社41名出席

今年最後のモーニングセミナーは、来年に向けて最高の言葉のプレゼントをいただくことができました。「小事
⇒大事」小さな事の積み重ねで、大事をなすことができる。「小功⇒大功」とも言える。ただ良いことだけでなく
悪いことも同じである。全ての大事は、突然起きたわけでなく、必ずその前に気づかせてくれる小事がある。
よって、日々の気づきが大切となる。気づくためには、その時、その場を精一杯生きる!ことが必要である。
まさに継続は力なり。2006年の残された日々をしっかりとやり遂げ、2007年・新しい年を迎えましょう!!と
力強く、今年最後を締めくられました。
追記 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。来年はさらに充実したモーニングセミナーにご期待
ください。よろしくお願いいたします。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
12月29日(金) お休み
平成18年11月のモーニングセミナーから
11月3日(金) 祝日につきお休み
11月10日(金) (社)倫理研究所
参事


蓮見 幸子   

「バトンを渡す

27社29名出席

先日、鍵山秀三郎氏の講演を聞き、大変感動した。その中で世の中には「上品」と「下品」の二つしか
ない。下品とは、人間誰しも持っている利己心である。だが利己心の周りには「見苦しい」「恥ずかしい」
とかがクッションになって、利己心(下品)を剥き出しにならない様に抑えている。上品とは、人の為・世
の為奉仕し実践・継続することである。この実践・継続が10年で「偉大なり」20年で「歴史になる」40年
で「神のごとし」と云われた。私ごとですが、7月18日なくなった主人が毎朝46年間「天祖神社」(大塚)
の境内を清掃していたことがあとで解り感動いたしました。家でも会社でも、バトンを渡そうと思ったら誰も
いなかったではすまされない。家の作用(しくみ)とは、夫婦が基盤であり、その継承はそのまま祖先を
継ぎ祖先と一体となることである。良くも悪くも一本のフィルムに焼き付けられ、世代を超えて何時までも
伝承投影し、これが時には一世代を飛び越えたり変幻自在である。従って奉仕によって徳善を積み立し、
家の流れを浄化すること、感恩感謝の生活を慣行し、少しでも不徳の消去に心がけることである。倫理で
は、物ごとには順序hがあると教えられていつように、継承は長幼の序(徳川幕府と同じ)に従い、順序
正しくすることが最良と思う。
(記:アイン/和賀 健
11月17日(金) HIROSHIMASPEAKSOUT
メンバー

村上 啓子  氏

「ヒロシマから
    始まったこと

29社31名

「学校に行きたくないよ、お父さん」「では、今日は家で過ごしなさい。」この父の言葉で、今自分はここに
立っていることができます。1945年のこの日、広島に原爆が投下され、学校の皆は死んでしまいました。
飛行機の音に「この飛行機の音は日本軍ではない。防空壕へ入りなさい」父の言葉に弟と自分は防空壕
へ入り、父の体右半分が防空壕へ入った時点で原爆が落ちた。父は体半分をヤケドし、外にいた母の顔
からは目玉が落ちていました。日赤が建てた原爆病院で働き、原爆の惨めさを更に実感した。…壮絶な
被爆体験談のお話でした。アメリカは核を保有しても良いが他国の保有は許さない。こういったアメリカの
考えに日本は従ってよい筈は無い。原爆投下は2回でも第3の苦しみを被爆者は背負って生きた。法律
改正等で無く、一人ひとりの心を美しくすることで美しい日本、世界を築く必要があるとのお話でした。
(記:フォーティ/四禮 静子)
11月24日(金) 浅草観光連盟 会長

永野 章一郎   

「浅草のむかし、いま、
   そしてこれから

37社38名出席

浅草の歴史は、今から約1400年前の268年(推古36年)に誕生した浅草寺と共に歩んできました。
日本でも有数の歴史と文化を兼ね備えた街です。しかし、これらを表現する建造物は、江戸時代の火事
とその後の震災と戦災により、ほとんどのものを失ってしまいました。開府400年事業で実現しました
浅草寺境内での江戸まち奥山風景と中村座は、大変大きな反響を呼びました。浅草と歌舞伎には、深い
縁があり、これからの浅草の観光事業の柱として、この地にふさわしいランドマークとなる「江戸芝居小屋」
を作ることが必要である。現在、10万人の署名運動を展開し、実現の第一歩を責任ある立場で推進して
いる。浅草のむかし、いま、そしてこれからについてを他の事例を交えながら、具体的に分かりやすく御話し
をいただきました。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
平成18年10月のモーニングセミナーから
10月6日(金) (社)倫理研究所
法人局 普及事業部
局長付次席


和田 毅   

「孝のすすめ

29社30名出席

感謝の心を持って暮らすことがだが、では感謝の心はどうやって育てるのか?ありがとうと感じる「感恩」
の心を磨くこと。その方法は自分を核に、両親、自然、somthing great(神・仏などの力)のおかげで今自
分がここにいると思うこと。感謝を感じられたら「報恩」。働いて恩に報いるということ、を解かりやすく
解いていただきました。新入社員の4月の封を切らずに親に渡し、感じたレポートを提出させるセレモニー
を行っている会社の事例では、「成績もスポーツも平凡な自分は感動で親を泣かせた事は無かったが、母が
感動して涙した。親が喜ぶ事が自分にもうれしかった。人を喜ばせる事を学んだ。」
「給料袋を差し出す自分を見て父が笑っていた。考えて見れば、父はずーっとこうして、母に給料を渡し続
け、そのおかげで自分は今あるのだと解かり、当たり前と思っていた事が実はすごい事だと父に感謝した。」
などのお話がありました。親孝行することで身近な恩を学び感謝の心を持って暮らしていく事が大切だと
学びました。 (記:フォーティ/四禮 静子)
10月13日(金) 東京都倫理法人会 相談役
倫理経営上級インストラクター
(株)築地玉寿司 相談役


中野里 孝正   

「経営者の品格
  −磨くー

36社38名出席

ベストセラー「国家の品格」にかけて、「経営者の品格」を磨くというお話を頂きました。ご自身が築地生
まれの江戸っ子で、浅草の想いでかsら始まり、何もない焼け跡で再開した戦後の苦しいときから3代目と
しての事業の苦労が中野里氏の品格を磨いてきたということが分かるお話でした。事業の失敗では私財を全
て売り払い補填し事業を継続させてきたことに誇りと自信を感じました。現在は、息子さんが社長として事
業を継続しているとのことですが、親子だから簡単に継承したのではなく、銀行など外部関係者の厳しい評
価を経て行われたと言うことです。失敗が、人を育てると言うのは私も実感として感じますが、後継者の育
成という点では失敗をしたくないものです。事業の継続できるように外部の人からも信頼されるように教育
されてきたと言うことは素晴らしいことと感じました。今ではテレビを見る時間ができて代好きな「水戸黄
門」の単純明快なストーリーなどを楽しんでいるとのことです。
(記:ロジザード/遠藤 八郎)
10月20日(金) 日本歯科医師連盟 理事長
花川戸歯科医院 院長

宮元 亮一  氏

「噛合せと健康

29社31名

「歯の大切さ」から「口で物を食べる」ことの重要な役割についてお話をいただきました。歯科医師会では
8マル2マル運動というのを推進し、80歳になっても20本の自分の歯を残せるようにと進めているよう
です。
歯に付着している歯垢は細菌のかたまりのようなもので、虫歯や歯周病の原因になるばかりでなく、誤飲
により肺炎にもつながるとの事で、ブラッシングによる歯垢の除去が大切だそうです。人は、口で食事を味
わい食べる事で、その栄養以上の生きる為の大きなエネルギーをいただいているそうです。歯を大切にして
自然の恵みを美味しくいただき、楽しく人生を歩んでいきましょう。
(記:小林宝林堂/國分 孝一)
10月27日(金) 千代田区倫理法人会 副会長
NPO法人東洋医療気功学会 理事長

木内裕美子   

「実践力の錬磨

37社38名出席

気功とは、生命エネルギーである「気」を体内の各部にめぐらすことを練習する方法である。また、気功は精
神分野における成長が必要であり、「技」ではなく「道」である。よって、気功的生活の実行は、倫理の教え
に通じている。出来る限り毎日歩く、呼吸はゆっくりと吐き出す、睡眠は6時間以上とる、食物はよくかんで
歯茎を鍛える、指先で頭を軽くたたく、朝は太陽の出る前に起きるなど、全15項目ある。2年半続けている
モーニングセミナー終了後の「元気の出る気の体操」も体験でき、気功と倫理と両方を学ぶことができる
貴重な機会となりました。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
平成18年9 月のモーニングセミナーから
9月1日(金) 千葉県倫理法人会 副幹事長
法人レクチャラー
デンタルサポート(株)代表取締役

寒竹 郁夫   

「坂の上の雲

26社27名出席

歴史小説から学ぶことを大切にし会社経営に活かしている。明確な理念が必要であることをお話されま
した。歯科医師として独立開業した当時は、治療はできても経営ができない大きな課題に直面した。
その後、入院を契機に分院して会社を組織化した。その際にポイントになったのが、何のために?=
理念であった。会社の理念は『医療の倫理と企業の倫理の融合』である。高齢化社会に適応した訪問
歯科医療サポートでの全国展開と医療本来の目的である「予防」に力を注ぎ、「医療改革の牽引車」と
して活動している。最後に倫理活動と国家理念について、大局的な歴史観が必要であり、世界の平和を
リードするために国家が生まれた日本の理念が今、問われていることをお話いただきました。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
9月8日(金)

辞令交付式  


37社39名出席

モーニングセミナーは通常どおり行い、その後辞令交付式に入り、会長以下役員及び会員一人一人が
本年度の抱負と決意を発表した。
つづいて表彰式に移り、モーニングセミナー48回皆勤3名(菊池、高杉、永森)・精勤(1回欠席)2名(
竹中、四禮)・精勤(2回欠席)4名(折原、國分、三橋、和賀)・精勤(3回欠席)2名(栗山、木内)以上
11名は会として、特別賞として3年(H16年〜H18年)連続皆勤2名(永森、高杉)には、竹中会長より
記念品の贈呈があった。このたび東都地区の地区長に就任された奥野地区長(前文京区会長)より、地
区全体が互いに協力し、力を出し合っていきたい。特に女性のパワーに期待したい、との挨拶があった。
役員辞令式にもかかわらず、多数の会員の出席がありました。ありがとうございました。

(記:アイン/和賀 健
9月15日(金) 珠海市駐日本代表事務所 顧問

本田 峯生  氏

「実践感動経営

35社36名

国内にとどまらずUSA/中国など国際的視野からの会社経営のコツを、体験を交えてお話いただきまし
た。国際化、情報化が進み現代においては、スピード力ある現場、約束を守りオープンな(壁を作らない)
付き合いが大切である。また、会社経営の秘訣は力・勇気・信念で人間力をつけることである。常に前向
きに明日のことを考え、終ったことに悩まない。自分で体験し、考え、行動することが大事である。絶対に
成功する信念で、毎日成功することを断言して行動する。人間の習慣は第二の天性である。日頃から五
感を磨く習慣を心がけ、マ坂(まさか!)の危機感を持って会社経営を行うことが大切である。
(記:フォーティ/四禮 静子)
9月22日(金) (社)倫理研究所
法人局 普及事業部
首都圏方面 副方面長

小川 太郎   

「実践力の錬磨

37社39名出席

小川講師は、倫理研究所の中でも朝礼とモーニングセミナーの講師として大活躍の先生です。開始早々に
菊池専任幹事の背広のボタンにイエローカードが出ましたが、お人柄か叱られたと言うような感覚ではなく
スムーズに進行が始まりました。
「心は形(言葉と行動)になり、習慣から人格となる」というお話から、最近売れている本で「人は見た目が
90%」を連想した。他人の心は見えないけれど言葉と行動を継続して見ているとその人の人格が見えて
きます。
生まれたときから立派な人格者はいないでしょう。良い考え(言葉)と立派な行動の習慣から人格が備わっ
ていくというお話であったと思います。
モノの整理整頓や、挨拶は、先手で「明るく、はっきりと」など誰にでもできそうな、よりよい生活習慣の一つ
一つを丁寧にお話頂きました。実は簡単な事柄がしっかりできていない時があります。反省しきりです。
私は「環境は自らつくり、運命は自ら拓く」の言葉が17ヶ条で一番好きな言葉ですが、ここに繋げて頂いて
納得でした。
また、父母への恩ということで「誕生日は、親への感謝の日」と言う言葉は何度か耳にしたことがありますが
「恩の遡源」と言う言葉は初めて聞く言葉で新鮮でした。「そげん」と読み、「おおもとまにまでさかのぼること」
(大辞林)だそうです。
今、故郷秋田で仕事の機会を持っておりますが、古里も「恩の遡源」の当てはまるところと感じます。

(記:ロジザード/遠藤 八郎)
9月29日(金) 犬印鞄製作所(株)クラッシュ
取締役会長
浅草象潟町会 町会長

細川  清  氏

「今がチャンス
  浅草観音うらの
     町づくり

32社34名

観音裏の街づくりとして、まず道から手がけようという事で、小松橋通りに一葉桜を植えることから始めた
そうです。そして将来的にはその道を伸ばして日本一の一葉桜の道をつくるのが目標だそうです。それが
観音裏の街づくりの元になるようようです。また樋口一葉記念館が出来るまでの2年間、そして新東京タワ
ーが出来るまでの5年間が、浅草の町にとって「街づくりの大きなチャンス」との事です。今、名前を変えた
一葉桜小松橋通りでは、毎年4月の第2土曜日に吉原のおいらん道中が再現されるそうです。江戸時代
の浅草の伝統行事であった「おいらん道中」。是非、見にいきたいと思います。

(記:小林宝林堂/國分 孝一)
平成18年8 月のモーニングセミナーから
8月4日(金) 自主モーニング

ビデオ 生誕100年記念
【丸山敏雄の生涯】

「新(しん)に生きる

27社28名出席

生誕100年を記念して製作されたビデオで、丸山敏雄先生の生涯を青春の章、朱夏の章、白秋の
章の三部構成で、全編120分の作品である。関根副会長に解説をいただきながら、重要なシーンを
抜粋して40分間で鑑賞しました。『万人幸福の栞』(丸山敏雄著)の文章が、随所に脈打っているこ
とがわかりました。真理の探求と啓蒙に燃焼した凄まじいばかりの生涯を一度是非、ご覧になってい
ただくことをお勧めします。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
8月11日(金) 法人スーパーバイザー

藤永 勝利  氏

「因 我にあり」

37社39名出席

公共事業を主とする建設会社を養子として引き継ぐ。先代は政治が過ぎ、知事選を応援するも3回
連続で敗れ、公共事業からは干されてしまう。それでも前知事への恩義から、頭を下げられない。
しかし、その後の知事が機会を平等にという方だったので、次第に順調に。そうなると夜のつきあい
が多くなり、自分が出社する頃は皆現場に出た後。これではいけないと思い、朝礼をやろうと決断。
ちょうど、そんな折に倫理に出会った。全ては自分に「因」がある。責任感の欠如・甘えから社員に
迷惑をかけてしまっていたことに気づく。リストラや減給などを考えずに、受注をふやせば良い。建設
業をサービス業として捉え、リフォームに応える、戸別訪問をする。そして、地域に無くてはならぬ会
社に なる。空地利用の活用・等価交換など、相手の利益になる提案型営業でお客様に喜ばれる会
社になるよう方向転換が必要。今、自身に問うチェックポイントは、よく話しを聞いているか?/メンバ
ーの立場に立ってチームの予定を立てているか?/約束は守っているか?/ついつい威張っていな
いか?である。(記:アレックス/菊池 均)
8月18日(金) 福生市倫理法人会 会長
法人レクチャラー
石川酒造(株)代表取締役
石川 太郎  氏

「ユニセフ貯金

26社27名

酒蔵の一つを改装したのをきっかけにハーモニカを始め今ではプロのミュージシャンと一緒に演奏する
ようになった。職業とは生活を支える為の仕事をいう。ならば自分がハーモニカで得た金銭は生活の為
では無く使うべきと考え、ユニセフ募金・子供用車椅子を寄付する資金などに当てている。自分を素通
りしていくお金ではあるが、綺麗なお金は喜びや徳を残してくれる。汚いお金は恨みや災いを残す。徳
を残すお金の使い方は、自分の子孫にも徳をもたらしてくれる。自分も先祖の徳をいただいている。万
人幸福の栞第16条にある「最も己を大切にすることは、自己の性質をできるだけ伸ばして世の為、人
の為に働かすことである。」という生き方を実践していきたい。

(記:フォーティ/四禮 静子)
8月25日(金) 新潟県長岡市倫理法人会 相談役
倫理経営インストラクター
(医)沢矯正歯科医院

澤 秀一郎  氏

「会社も人も
  元気になる方法

37社38名

会社も人も元気になる方法として、1.元につながること→親孝行・墓参り等をすること。 2.挨拶・返事
・後始末を今一歩レベルアップする。 3.人に優しくすればする程自分の苦しみが和らぐことになる。
4.4匹のタイを大切にする→ほめられタイ、認められタイ・他人の役に立ちタイ、感動しタイ。 5.人に
上手に頼みごとをする→逆に頼まれたら全力でやること。 6.笑いは病気の特効薬であり、無理にで
も笑う。 7.ため息をつかない→相手に対して不安を与えることになる。ついてしまったら語尾を上げて
「ああ幸せ」と言う。8.別れ際を大切にする→一期一会、やる気を起こして返す。 9.マイナス言葉、愚
痴、悪口を言った後で「でも○○いい」とか「でもいい人なのよ」等最後をプラスでしめくくること。等
先生は趣味を多くお持ちですが、その中「人を元気にすること」も含まれており、実践を踏まえての含蓄
のあるお話しでした。

(記:アイン/和賀 健
平成18年7 月のモーニングセミナーから
7月7日(金) 杉並区西倫理法人会 会長
三優ビーディーオーコンサルティング(株)
公認会計士

長山  宏  氏

「経常利益率10%は
      夢ではない

32社34名出席

自己において自分が意識できる部分は3%、あとの97%が潜在意識である。心を育て潜在意識の
部分を磨くことが大切である。全宇宙を+−0としたならば、常に0の状態にする。つまり、与え与え
られ+−0にする。
では、今経営者がしなければいけないことは何か?知識社会になり従業員は会社を選べる時代が
来た。いかに働き甲斐のある会社を提供できるか、意欲的に働ける場を与えることである。それに対
して、社員は労働で成果を会社に与えてくれる。経営者として従業員に、人として周りの人に与える
ことのできる人間として己を磨くことが大切である。徳を積めば必ず返ってくる。己が+−0の宇宙で
ある状態を目指すことである。
(記:フォーティ/四禮 静子)
7月14日(金) 警視庁 浅草警察署署長

張替  博  氏

「浅草の治安について」

32社35名出席

浅草の町をどのように守り、また守ろうとしているのか、というない様で講話をして戴きました。張替
署長は、30年前までは浅草で長年勤務し、とても思いでの有る町ということで、親愛を感じるお話で
した。浅草では、身近な犯罪を無くそうと取り組まれ、空き巣やひったくりの防止や、子供に対する不
審者の声かけなどに注意警戒し、町ぐるみによる暴力団事務所の追放などを行っているとの事です。
また、浅草では自転車に乗る人のマナーが悪いとの指摘もありました。注意しましょう。これからも浅
草の治安を守って頂き、住みやすい安全な町であるようお願い致します。そして、一人一人が注意を
払い、マナーを守り、より良い町にしていきましょう。 (記:小林宝林堂/國分 孝一)
7月21日(金) (財)良寛記念館 名誉顧問
出雲崎町 名誉町民

青山 庄司  氏

「負けて勝つ
  大八車の真商人

43社43名

「大八車の真商人」の伝記を出版され、今日の平安を見ることができるまでの人生を語られました。
幸福につながったと思われる3つの教訓があります。第一は、幼い頃、母に教わった「私欲に執着し
ない。」「他の人に掛けた恩は必ず返ってくる。」という教えが根幹となる。第二に、家族への愛情で
ある。人間の幸福とは「夫婦、家族の仲が良いこと」である。第三は、数々の出会いである。人間と
しての正しい生き方、真の商人道に気付かせてくれた出会いがある。負けて勝つ人生についての
極意は、是非一度、本を読んでいただくことをお勧めします。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
7月28日(金) (社)倫理研究所 法人スーパーバイザー

津島 晃一  氏

「 朝 が 一 番 

33社35名

「朝を制するものは、人生を制する。」「朝起きひとつできなくて、何ができる。」朝起きをするには、
『式を執る』ことである。1.感謝・反省をする(今日一日あったことを仏壇に手を合わせ、振り返る。)
2.願う(例えば、明日朝起きできるように) 3.誓う(例えば、妻を大事にすることを)というように
して、 1ヶ月で体得できました。
ポイントは気づくとすぐする。目が覚めたら、さっと起きることである。 実践によって勘がよくなり、
直感を信ずることができる。朝さえうまくいけば、全てうまくいくと信じて、今は、ただ喜んで全力を
尽くしている。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
平成18年6 月のモーニングセミナーから
6月2日(金) 目黒倫理法人会 幹事
西新宿クリニック 院長

高原 喜八郎  氏

「がんの超早期発見と
      発病予防法」

38社40名出席

「がんの早期発見と発病予防法」について、お話しを伺いました。今、日本は癌による死者が年々
増加の一歩を辿っております。
アメリカはじめ、ヨーロッパでは減少に転じているが、これは国の取り組みの遅れであると言うこと
から、お話しは具体的な症例や生活習慣の問題まで、時間が足りなくて、朝食の時間まで、熱心
な質問が続きました。
どうしても発見が遅れて、手の施しようが無くなる場合も多く、「死に方用意」と言った状況で「見事
な死に様」のできる方は、「見事な息様」をしてきた人という言葉に納得しました。
癌は殆どの人が持っており、生活習慣や食べ物が大きな影響を持っているそうです。しかし、医学
的に詳細解明はされていないが、実際に末期癌からの驚異の回復を見ると、感謝や詫びなど、「深
い心」の変化が起こすサムシンググレートがあるそうです。
癌は、10〜20年と言った長い潜伏期間を持っており本当の初期の癌は発見が難しいモノだそうで
す。腫瘍マーカーによる体調の変化を追跡することで個人別の基準で初期癌の発見や予防に対処
できるそうです。しかも、倫理法人会の会員なら、何方でも割安の検査を受けられます。会外の方も
ご安心下さい。これを読んだ貴方は倫理法人会に加入すると等しく先進の検査を安く受けることが
できます。(笑)
丸山理事長と村上和雄先生の「統合医学とサムシンググレート」のテーマで対談のセミナー企画の
ご紹介までありました。今回のこのお話を聞けた私は、幸運でした。聞けなかった方は、前髪をつか
み損ねたかも知れませんね

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
6月9日(金) 東京都議会議員

服部 ゆくお  氏

「都政を語る」

東京オリンピック招致
水の都東京再生プロジェクト
アジア大都市ネットワーク

69社73名出席

今、2016年のオリンピック開催に向けて、日本での候補都市一本化への最終段階にあります。
我が東京と福岡との勝負であるが、世界一コンパクトな大会(既存の競技施設の充実と活用)の
実現をPRして、欧米の地域以外で初めて2回目のオリンピックを開催する足掛かりにしたい。東京
大マラソン祭り、東京国体などを通じて、さらに招致気運を盛り上げていきます。また、浅草を起点
とした多様で魅力ある舟運ネットワークの実現を目指し、隅田川に沿った観光まちづくりを推進して
いきます。というような明るい話題の数々をご報告いただきました。

(記:ロジザード/遠藤 八郎)
6月16日(金) 浅草倫理法人会 会員
金子博人法律事務所 所長

金子 博人  氏

「自由」を愛せる
   「新しい倫理観」

28社30名

「自由」とは何か、という内容で講話をして頂きました。エイブラハム・リンカーンのケディスバーグの
演説と、古代ギリシャのトロドトシ・トウキュディデスの演説を例に、日本人の「自由」という物のとらえ
かたと、アメリカ人などのとらえかたの違いを説明して頂きました。日本人は「自由」とは自分勝手に
わがままが許されることだと思われている様だが、アメリカ人などの言う「自由」の根底には、常に個
人の責任がともない、けっして甘えやわがままはないとの事です。日本人も個人の責任の元に、人
民の人民による人民の為の良い国に出来るようがんばっていきましょう。
そして本当の意味の「自由」の許される国であって欲しいと思います。
(記:小林宝林堂/國分 孝一)
6月23日(金) 法人スーパーバイザー

角田 恭恵  氏

「自由」を愛せる
   「新しい倫理観」

28社30名

会社が倒産し夜逃げの荷物を整理している時、倫理のしおりを見つけ「苦難は幸福の門」の文字に
目をとめた。以降倫理に没頭。ワンマンな夫への不平不満を全て「ハイ」と受け入れることで夫が変
わり、夫の美点をトイレに貼り出すことで、長男が変わった。夫が強くても、妻が強くても上手くいかな
い。夫婦が5:5の時、それは足し算ではなく掛け算として25の力となる。全てを受け入れる「受容」
と自らを出す「発動」が善のエネルギーである。与えられた人生を受け入れ、幾百千上の恩に感謝し
体全体が心につもりで、日頃の徳を積んでいく。この心が大事である。
苦難を恐れる事無かれ。苦難福門である。
(記:フォーティ/四禮 静子)
6月30日(金) 下谷神社 宮司

安部 昭徳  氏

「社頭雑感」

30社32名出席

奈良時代の天平2年(730)大年神・日本武尊の御神徳を崇め奉って、上野の忍ヶ丘(上野公園)
に創建。下谷の鎮守として信仰を集め「下谷稲荷社」と呼ばれ、稲荷町という地名も本社に由来する。
明治5年「下谷神社」と改称。昭和3年に社地を現在地に定め、社殿を昭和9年4月造営竣工。
社殿には、横山大観の「龍」の天井画がある。(台東区有形文化財)
神社本庁に属する神社が全国で8万社、その中の3万社が稲荷神社で一番多い。日本社会は稲作
をもとに地域社会が形成されているが稲作に関係する神社が「お稲荷様」である。いねなり=稲荷、
命のね=稲、魂が込められる=米となる。春日大社=鹿、日枝神社=猿、八幡様=鳩というように
稲荷神社の神使(しんし)は「白いキツネ」である。
また、安部宮司は「みたま」が宿る「言の葉」を大切にしたい。言葉の乱れは、文化の乱れに通じると
思う。とも言われた。

(記:アイン/和賀 健)
平成18年月のモーニングセミナーから
5月5日(金) お休み  
5月12日(金) 日本経済人懇話会

神谷 光徳  氏

「天命に生きる」

69社73名出席

神谷先生ご自身のお話、筑波大の村上教授のお話、中條先生のお話、京セラの稲盛様のお話、その他
広い交友の中から心に響くお話を頂きました。神谷先生が、新入社員のころに交通事故で受けた「恩」
の返し方について、金額や仕事の成果でないと叱ってくれた母の言葉・姿勢のことは、書きながらでも涙
が出ます。何らか仕事をしようと思えば資本(お金)が必要ですが、それをどのように手に入れるかについ
て幾つかの例を出して頂きました。筑波大学・村上教授のエピソードでは「天に徳を積む」ことで、本当に
必要な時にその預金を引き出せるという。お話では、村上教授の祖母・父が「天に積んだ徳」まで遡って
お話しがありました。靖国神社の側に居おいて礼拝を日課とされる中條先生が英霊の言葉に、涙された
お話しは心に沁みました。また代議士の秘書時代のお話しでは、お金というモノは「ものは活かす人に
集まる」に近いお話しで頂いたように思います。普通の人は、入ってきたお金を懐に留めようとするが直ぐ
限界がくる。しかし、お金が右手から入ってきたsら左手からドンドン使っていく、そうすると、また、右手に
回ってくると言うことを繰り返して、開店と量を増やす。出したら戻ってくるのは、目減りするなんて考えて
しまうが、上手く使えば、出した以上に戻ってくる。商売をやっていたら、当たり前のようでも、政治家でそ
のように使えたら確かに「お金は活かす人に集まる」でしょう。経験に裏打ちされ、示唆に富んだお話し
でした。素晴らしいお話しであったにも拘わらず、記憶が定かではありません。また、是非、お聞きしたい
ものです。

(記:ロジザード/遠藤 八郎)
5月19日(金) 浅草倫理法人会 顧問
前衆議院議員

中山 義活  氏

「格差社会の中で
 中小零細は
  どうあるべきか。

32社34名

官から民へ(資本主義)の視点と日本と米国の軍事・経済関係の視点から、現在の問題点と解決策を
提示していただきました。3万人以上の自殺者の70%は金融がらみである。借金は借りた金で返すな!
を合言葉に相談業務をしている。大切なことは、相談できる相手がいるかである。財政再建のための増
税後は景気下降するのは歴史が物語っており、待ったなしの状況にある。また、国を愛する心について
は、文化(例えば、祭りのような地域社会でみんなで一つのことをやる。)を伝えることで育まれ、自分の
国は自分で守る時代である今、愛国心が大切である。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
5月26日(金) (社)倫理研究所 法人局普及事業部
首都圏副方面長

松 丸 靖  氏

「時代は倫理経営

40社41名出席

倫理経営の為には社長自らが変わらなければならない。彼我一体の原理(心身相関状態)相手は鏡で
ある。相手を見て自分を変え周囲の人と自分の心がつながっている状態を最良のものにする。物心一如
の原理(収入支出のバランス)毎日100円貯金を続ける等強い意志を持って継続する力をつける。我境
一体の原理(倫理の完成)三位一体、仕事家庭のためになる倫理的生き方をする。全一統体の原理 全
ての事柄が(周囲・物・自然)自分の心を中心に絡まっている。これらをよく理解し、初心の尊さを忘れず
倫理を実践していくことが大切である。倫理とは実践が命である。

(記:フォーティ/四禮 静子)
平成18年月のモーニングセミナーから
4月7日(金) 渋谷区倫理法人会 専任幹事
(株)エース・コーポレーション
 
            代表取締役

沼田 真清  氏

「一 筋 の 涙」

32社34名出席

昭和63年に会社を創業し、バブル崩壊と共に長いトンネルに入ったが、昨年、過去最高の売上と利益を
達成した。人生の転機は、親孝行を誓った翌日の母の死であった。息を引き取る寸前に流した一筋の涙
が、私に勇気と気付きを与えてくれた。ハングリー精神を取り戻し、厳しく鍛えてくれた父、命を削りなが
ら育ててくれた母に感謝をした。現在、毎日、家族と社員への感謝の気持ちでトイレ掃除をしている。
いろいろな閃きと気付きの機会となっている。人生はあなたの大切な人が喜んでくれることをすることに、
親の願いに叶えることをすることに、命を燃やすためにある。全ては倫理との出会いであり、さらに人間力
を高めて行くと力強い言葉で締めくられた。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
4月14日(金) 浅草倫理法人会 副会長
台東区議会議員

太田 雅久  氏

「政治に倫理を…」

39社41名出席

政治家における倫理観を、先般秘書給与流用により詐欺罪で実刑を受けた山本譲司議員を例にお話くだ
さいました。菅直人の秘書時代に初めて架空の秘書の存在を知り、都議会議員を経て衆議院議員となる
が、架空秘書給与流用をすんなり抜け、倫理観が麻痺してしまった結果、自らの側近の裏切りにより1年
6ヶ月の実刑を受けることになった。現在は政治家を辞め、ホームヘルパーとして弱者のために働いている。
自分は倫理観を失いがちな時、倫理法人会で倫理にふれ、襟を正している。九州には政治倫理条例を作っ
ている団体もある。台東区議会にも倫理を根付かせられるように努めていきたいと思う。

(記:フォーティ/四禮 静子)

4月21日(金) 浅草倫理法人会 会員
野原産業(株) 取締役社長

野 原 肇  氏

「お客様が社会を変える」

34社36名

地元浅草の各種団体でリーダーとして、また知恵袋と関根先生の紹介に有りました野原社長の講演を
頂きました。全国的に有名な観光地としての浅草のブランドに依存して発展してきた浅草商売の形態に
将来を心配したお話しを頂いたように思います。「店」とは、「見る」と「世相」を合わせた言葉というお話し
や、「売り場」から「買い場」、店作り15%、賞品30%」残り55%は何でお客が来店するかと言った、時
代と共に変わるお客様を見据えて、時代に合ったサービスの提供が重要というお話しであったように思い
ます。きっちりしたレジュメの半分くらいでお話しが終ったように思います。もっと、じっくりとお聞きしたい
お話しでした。
第二東京タワーの件では、長く努力をしておられて無念の気持ちが皆さんに伝わっていました。
第二東京タワーの件では、浅草には人が来なくなる派と大丈夫派に分かれましたが、大丈夫にする為の
一番の活躍をやはり野原社長にお願いすることとなるように感じました。

(記:ロジザード/遠藤 八郎)
4月28日(金) (社)倫理研究所 副参事


山本 和彦  氏

「しなやかに生きる秘訣
    パート2」

35社36名出席

山本先生御自身の、2度による命の危険により倫理につながった経緯を元に、しなやか(柔軟)に生きる
事の大切さをお話し頂きました。1番には、「これがよい」と受ける事。全てをそのままに受け入れる事に
より苦難感が変わり解消することが出来るという事。2番目には、「すなお 純情」という事。そのすなお
さにも水のような静のすなおさと、火のような動のすなおさが有り、自分の意見をはっきりと主張する事も
ひとつのすなおさであるという。そして3番目には「明朗 笑」という事。ユーモアが人生の中で大事な要
素であり、笑いにより回りに福を広げ、病気までも治す力が有る事を教えていただきました。すなおな心
で、常に笑いのある人生をともに歩いていきましょう。

(記:小林宝林堂/國分 孝一)
平成18年月のモーニングセミナーから
3月3日(金) 浦安市倫理法人会 会長
山一興産(株) 代表取締役

柳内 光子  氏

「成功のひけつ」

38社43名出席

100%の成功を期するのであれば、120〜150%を目標に定めなければ成功は覚束ない。
時、あたかも トリノで荒川静香さんの金メダルに湧いていただけに、その感慨をより深く感じることが
できました。用意周到に検討を重ねて、弱点を克服した上で、さらに検証する。金メダル有望と期待され
ながらも結果の出せなかった選手との差であると思います。荒川さんの顔に現れている「絶対に勝つ!」
という意志、目標に対するベクトルの大きさの違いでもあると思います。柳内光子氏は、また一人だけで
やろうとするな、人の和を集め、人を巻き込んで事を為せともお話しされましたが、今日は前にご講話を
頂いた関道子氏、大園義友氏はじめ大勢の応援団にもご来場くださいました。正に周囲を巻き込んで
様々の事業に邁進されている柳内氏の面目躍如。叱咤激励される思いで朝のスタートを切りました。

(記:アレックス/菊池 均)
3月10日(金) 台東区教育委員会 委員
浅草寺妙音院 前住職 大僧正

田中 昭徳  氏

「心の教育
〜幼児の教育を中心に」

38社40名出席

給食費を払っているので、「いただきます」の挨拶はしなくてもいいのか。論争がありましたが、勿論必要
である。命のもとになる食物に対して、自然の恩恵に対して、携わる人々に対して、感謝していただくこと
の意があるからです。食育基本法は、安全面・栄養面について定められているが、大切なのは、挨拶・感
性・環境である。環境とは、食事の場(食卓)である。家族で夕食を共にすることで、家族のコミュニケー
ションが取れ、感動体験を通して五感を磨くことができる。家族の団欒が基本である。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)

3月17日(金) 法人スーパーバイザー

近田 雄一  氏

「苦 難 福 門」

29社30名

昭和35年税務署に入り、鶴見をかわkりに、東京に11年在籍、その間 下谷(現上野)税務署にも居た
ので浅草はなつかしく、又思い出があるとの事でした。
昭和48年退職し、父親の税理士事務所に入所したが、役人の習性で頭が高く、客の方から来るものだ
と思っていたので、一向に客が来ず、看板だけでは客は来ない。自ら開拓しなければならないことに
気づき、必死になって営業。倫理の教えもあり、顧問客も増え、業績も順調に伸び、順風満帆の時、奥様
が脳腫瘍で他界。業績も停滞し、経営状態の悪化により赤字となる。
この時、第2条「苦難福門」の教えに立ち直ることが出来た。経営も人の採用も公明正大に行い、「自利
他利」を心がけることにより前より盛業になった。社員が毎朝あちこちのモーニングセミナーに参加し、倫
理の教えを吸収し、仕事の上でも、又、人材の育成にも役立っているとの事でした。

(記:アイン/和賀 健)
3月24日(金) 九段倫理法人会 顧問
アサヒビール(株) 名誉顧問

中條 高徳  氏

「日本   
   これでいいのか」

49社51名出席

つまらない人間は縁に気づかない。普通の人は気づいても縁をつなげない。「竹に上下の節あり」節があ
るからこそ強い竹のように自分の周りの節目を大切にすべきである。今の日本は天皇を筆頭にした縦軸、
人間関係の横軸が崩れている。これは61年前の敗戦にある。また、軍歌の音を聞かない為に歴史を学
べば現在の日本が見える。今の日本は豊かになった。世界中の人が豊かさを求めるが、心が豊かでない
と経済の豊かさだけでは幸せになれない。経済と心の豊かさが伴ってこそ人間の幸せがある。世界と日
本、個人と個人の縦軸・横軸を見直すためにも歴史を学び、日本の良さを取り戻すべきである。

(記:記:フォーティー/四禮 静子)
3月31日(金) 予防医学研究所 所長

若林 明彦  氏

「祖 母 の 教 え」

34社49名出席

万人幸福の栞の序文に倫理の本質がある。鍵となるのは素直である。苦難(災難・病気)は心の間違いが
原因となり、病気は心の歪みが原因となる。なぜか?ズバリ、素直でないからである。54頁の冒頭の【魂】
は、考える道具である【心】と生きるための道具である【体】から成る。この【魂】が成長するには、体験が
必要である。体験には楽しいことと嫌なことの両方が要る。ただ嫌なことは無意識に避けるため、成長でな
い。そこで【魂】が嫌なことを選択し、成長させてくれる。日常生活で嫌なことをやる。嫌なことを「はい」
と受ける。素直の実践が苦難・病気の予防となる。さあ、今日から素直を心掛けていきましょう!

(記:記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)

平成18年月のモーニングセミナーから
2月3日(金) (社)倫理研究所 参事

金子 和男  氏

「家庭は事業経営の基盤」

36社38名出席

「一期一会」の思い出をお話しいただきました。家族を喜ばせ、会社を喜ばせ、社会を喜ばせて、真に
幸せになる。倫理法人会に出会い、今日ここに出席している人は、日本を救うために選ばれた人で
ある。昨今の学級崩壊、社会秩序の乱れは、家庭崩壊に原因がある。両親の離婚・コンビニの発達
などの効率の良さを求める食生活が子供の個食・孤食を進め、家庭崩壊を生んでいる。今、大切なこと
は、一家団欒である。家族で一緒に食事をすることで、目を見て話す会話が家族の絆につながり、礼儀
も身に付き、人格をつくる。良き経営者となる前に、良き家庭人になることが大事である。さあ、真心で
日本を救いましょう。 
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
2月10日(金) 浅草倫理法人会 副会長
台東区議会 議員

関根 博之  氏

「生活習慣と文化」

32社34名出席

日本は農耕民族でありますから、各地の生活習慣そのものが文化である。年末から新年にかけての
生活習慣の中でどんなものがあるかと云うと年賀状がある。明治4年に郵便制度が出来、明治の中頃
にはが普及してきた。昭和24年に京都の人がお年玉付年賀状を提案。昭和25年の1等の賞品は
「ミシン」で翌26年は「洗濯機」だった。(テレビは39年ころの賞品でしたでしょうかネ)
お正月の飾りつけにもいろんな門松があったそうで、特に秋田の佐竹藩では、藩政が苦しいので門松
の代わりに家来を立たせ「佐竹の人飾り」と云ったそうです。「どんと焼き」も昔は大晦日に行い、年神様
がその明かりを目当てに降神されたと云うことです。こういう日本古来の習慣や伝統を重んじることによ
って、祖国日本の誇りと自信を取り戻すと共に、失ってしまった「国家の品格」を再生するには、教育の
見直しが必要であろう。と云うことでした。 (記:アイン/和賀 健)

2月17日(金) 墨田区倫理法人会 会長
小山歯科工業(株)
小山 善弘  氏

「浅 草 万 歳」

30社34名

大正十二年から創業70年以上の歯科器具製造会社である小山歯科工業(株)の2代目社長として
活躍中です。歯科用ピンセットでは、日本国内はもとより、海外の人々からも、使い易い優れた製品
との評価を得ておられるようです。
小山会長が14代目となられる旧家のお生まれで、代々のお名前が
「傳四郎」と呼ばれ、小さい頃に「浅草くらい、良いところはない」と祖父の「傳四郎」様から聞かされて
育ったということです。ご先祖から代々の「浅草好き」ということで、リラックスしたお話しの中でも江戸
時代を遡る歴史も織り交ぜてのお話しで、浅草倫理法人会の会員にとりましては、我が意を得たりの
お話しを頂きました。
講演では、お仕事のお話しは少なかったのですが、誰でも知っているピンセットを作り続けて
70年、海外でも高い評価を得られている秘訣は、旧家としての長い歴史が生きていると感じます。
(記:ロジザード/遠藤八郎)
2月24日(金) 東京都倫理法人会 副幹事長
山田護謨 (株) 代表
取締役
山田 孝夫  氏

「祖 母 の 教 え」

29社30名出席

明治生まれで気骨と決断力豊かな山田氏の実祖母の活躍、大変興味深く拝聴しました。氏の会社は
国道1号線で虎ノ門に位置していて居て、あのバブルの時代には種々金融機関の誘惑にもかかわらず
無理な投資もせず今日あるのは「祖母」一言で、耳をかさなかったお陰である。しかし金融機関や取引
先とは常に良い関係である事が会社を発展させる基であると良く伝わりました。ある時会社がピンチの
時に倫理に出会い、社員と共に「職場の教養」を勉強し、又、松下幸之助の言葉を引用し、何事も努力を
することで自分の持っている特質を伸ばすことで会社を発展させると云う倫理を基にした講話でありまし
た。(記:西澤製革・西澤廣一)

平成18年月のモーニングセミナーから
1月6日(金) (社)倫理研究所 法人普及事業部

井上 茂勝  氏

「日新日進」

31社33名出席

テーマの「日新日進」とは、“日に日にあたらしく、そして絶えず進歩すること”とある(国語辞典
より)運命は、自分自身が変わることで変えることができる。(第3条運命自招)これは」全て心が
先行している。今は、負け組と勝ち組と言うことではなく、勝ち組の中の競争であって、現状維持は
退歩、即ち後退である。守りに入ったら進歩はなく、常にチャレンジャーであるべきである。マンネリ・
高慢・怠慢が変えようとする心をふさいでいる。従って明るさと元気が一番である。他人や世間の
せいにせず、自らを変え攻めて攻めて攻め抜くことである。
なお、井上方面長より、当会へ“やればできる、実践、実践、また実践”という色紙をいただきました。

(記:アイン/和賀 健)
1月13日(金)

新 年 式  

30社31名出席

下記の要領で新年式が行われました。
(1)国歌斉唱 (2)理事長 年頭挨拶朗読 (3)会長挨拶 (4)役員、会員の決意表明
(5)「夢かぎりなく」斉唱 (6)乾杯 (7)懇談 (8)連絡事項 (9)誓いの言葉
役員、会員一同 本年の決意を心強く、発表されました。新たな意志をもった熱のこもった
新年式でした
(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)
1月20日(金) 東京都倫理法人会 相談役
倫理経営上級インストラクター
(株)築地玉寿司 相談役

中野里 孝正  氏

「真剣勝負
 -どうする中小企業-」

31社32名

これからの中小企業の生き方について4のテーマに分けて講話を頂きました。
まず将来政府系金融機関は1〜2に統合され大手金融機関も数行になるであろう。これらは
公的資金と0金利に依り、不良債権処理がかなり進み、これから中小金融機関に移って行く。
我々中小企業は、中小企業再生支援協議会等に相談し、如何に再生して行くか考え、尚、
金融者との交渉を良くし、短期の大勝を考えず、一歩一歩進んで行かなければならない。
この根本理念は倫理であり、倫理に基いた企業活動こそ企業の発展があると云う、大変
興味ある話であった。

(記:西澤製革/西澤廣一)
1月27日(金) 浅草倫理法人会 名誉相談役
フジトウ商事 (株) 
取締役会長
藤田 喜太郎  氏

「苦難の意義」

32社35名出席

「苦難福門」、栞で何度も読み多くの講師に教えを頂いた言葉だが藤田氏のそれは、自身の
会社の倒産という事実に基くものだけにずっしりと重いものがありました。それにしても思うのは、
その時の奥さんの「どうせ、何もなかったんだから振り出しに戻っただけ、一からやり直せば
いいんじゃないの」の言葉、そして息子さん(現社長)はもちろん、その親友をも巻き込んでの
再建!家族の後押しがいかに大きいかということです。まさに、苦難という悪魔の仮面をした
女神に出会ったということかもしtれません。そして偉大なのはお父さん、絶命の前に書いた
走り書きは、「私は終った、何時死んでも満足である…」の言葉。これが、藤田氏の後半生の
行き方に大きな影響を与えたことは想像に難くないと思います。死生観こそが人としての生き
ざまと言えるのではないでしょうか。「裸一貫、何不足」藤田氏が出遭って座右の銘にしている
言葉です。しかし、その藤田氏でさえ時に己に執着し、煩悶するとの由、人間の業の深さを思い
知らされました。

(記:アレックス/菊池均)
平成17年12月のモーニングセミナーから
12月2日(金) 法人スーパーバイザー

洞 下 実  氏

「思いは叶う、やれば出来る」

32社33名出席

倫理法人会を作り始めた滝口長太郎氏の話は、何度も聞いているが、鞄持ちで一緒に行動さた
経験はマネのできない時代を感じました。倫理法人会の創世に関わり、この現在を思い、実践し
た結果がテーマの「思いは叶う、やれば出来る」となっているのでしょう。勿論、サンコーテクノと
いう立派な会社の経営も素晴らしい実績を作っておられることは尊敬にあたいします。
サンコーテクノのホームページに「心の経営」として以下のように有りました。一部を紹介します。
心の経営とは、「理想は高く 頭は低く 実践は足下から」を基本姿勢とし、その実践を「挨拶と
清掃」に求めています。挨拶は人と人とをつなぐ金の鎖です。……。
http://www.sanko-techno.co.jp/
企業経営で、「夢の大きさと、志の高さ、執念の強さ」が必要との言葉を再び心に刻みました。
(記:ロジザード/遠藤八郎)
12月9日(金) 千葉市若葉区倫理法人会 会長
(有)サン・アーバン 代表取締役

関  道子  氏

「どんあ事があっても
     笑顔で元気」

42社46名出席

セブンイレブンの経営者、女性会長、3人の子供の母として笑顔で元気に活躍されている。お店
では、笑顔でいらっしゃいませを実践し、接客をテーマに他店と差別化するために、24時間営業
の一日の中で5回の朝礼を行い、会社で決められた朝礼後に「職場の教養」の輪読をプラスして
いる。職場の教養12/5(月)「笑顔があれば」を是非、参考に読んでください。笑顔は人生最高
の特効薬(病気もうつるが元気もうつる)である。笑顔のポイントは3つあり、(1)笑(エ)ネルギー
(人のために尽くす力)→元気・活気・勇気が湧く。(2)和顔施=昔から無財の七施、笑顔は相
手の心に届けること。(3)人を幸せにする人が幸せになる。=「私が幸せ」である。最後に滝口
長太郎さんの遺訓「打つ手は無限」を全員で斉唱し、笑顔で元気に朝をスタートすることができ
ました。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
12月16日(金) 杉並区西倫理法人会 相談役
(株)井口鉱油 代表取締役

井口 一与  氏

「倫理で学んだこと」

35社37名出席

縦軸がしっかりしなければ横軸は乱れる。理念に基づいて行動を毎日チェックすることが大切。
目標を決め、達成できなければ、自分の目標、戦術を見直し、徹底することが大切。
それが良い社風になり、企業文化になる。
「何度も何度も繰り返す、何度も何度も繰り返すことが大切……」と、最後に心に残るお言葉を
頂いた。

(記:利幸商会/菊池利安)
平成17年11月のモーニングセミナーから
11月4日(金) 浅草観光連盟企画室長
荒井文扇堂 代表取締役

荒 井 修  氏

「浅草今昔そして未来」

41社42名出席

「ムニャ」から始まる浅草の歴史をお話いただきました。628年、檜前浜成・竹成兄弟が土師中知
と浅草観音をまつると伝えられている。538年仏教伝来から90年後のことである。1312年、
第1回三社祭が行われる。700年後にあたる2012年に照準を合わせて、現在、企画進行中で
ある。企画とは、歴史を学んで先取りして、今何をするか?である。大切なことは、明治23年、日
本初のエレベーター設置されるなど新しいものを先取りすること、そして、江戸のデザインの文化
にある見立ての文化・洒落の文化が全ての文化の中に必要であり、先人から学ぶことである。
今、浅草の新たな歴史の1頁に貢献されている。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
11月11日(金) 法人スーパーバイザー
河村 貴雄  氏

「能力向上の秘訣」

34社34名出席

今より能力を伸ばすコツは、No2に徹しきることである。言い換えれば、No1を無条件に尊敬し信
頼することである。すると、No1の持っている天下一品の個性が流れてくる。そして、本当に個性
がひとつになった時、No1を超えることができる。親子の関係も同じである。No1は親で、No2
が子である。(1)親に毎日挨拶していますか。(2)親の長所を見ていますか。(3)親の願いに応
えていますか。親に挨拶をし、親に感謝をし、超一流のNo2になる。そして、喜んで振り出すと2
にも 3倍にもなって振り戻る。人間界の振り子の原理には、心がある。純情(すなお)な心でい
ることが大切である。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
11月18日(金) 田村事務所 代表
田 村 尚  氏

「新しいプレゼンテーション
        の技術」

33社36名出席

(株)博報堂に38年勤務。同社取締役を経て、2000年に田村事務所を設立、独立。20世紀は
自分の考えや価値観で、全世界を統一しようとしたが、21世紀は、お互いの違いを認めるべきで
ないか…。明治の詩人金子みすずが、ある詩の中で「みんな違ってみんあいい」と云った悲痛な
声がここに聞こえる。考え方や価値観の違う人間関係に次の三つの技術が役立つ。
(1)自分の考えを相手に伝える技術。(2)心が触れ合うような関係を作る技術。(3)異なった
情報を組み合わせる技術。この情報過多の中で、伝わるのは、左脳の理論的な部分ではなく、
右脳の好きか・嫌いかの感性によるものが大であり、そこで上記(1)のプレゼンテーションの技術
が重要である。その技術は、相手の不満やイライラを探し(不快法と云う)、そして親身になって解
決してやること。そのことに依って、上記(2)の良好なコミュニケーションがはかられるのである。
(記:アイン/和賀 健)
11月25日(金) 東京都女性委員長

米本 正子  氏

「人生は出会いから」

33社36名出席

人生にはいろいろな出会いがある。様々な出会いが私を支えてくれている。夫(実さん)との出会
い、そしてお義母さん・長男・長女(誕生)との出会い。しかし神様は人に対し平等にする(夫との
惜別)、様々(家族・仕事・隣人)な出会いや別れを体験して倫理法人会に出会う。倫理を実践し
てきたおかげで今日まで生きてこられた。◎苦難が大きければ大きいほど自分の器が大きいと
思え「苦難は幸福の門」◎川の流れのようにハイ!と人に合わせる。◎希望は心の太陽である」
これらの言葉を念頭に置き、夢を実現するために倫理で学んだ幸せの秘訣を、一人でも多くの人
にお伝えしていきたい。倫理普及へと、これからも頑張りたい。何故なら出会いから人生が変わる
から。
(記:利幸商会/菊池利安)
平成17年10月のモーニングセミナーから
10月7日(金) 浅草倫理法人会 会長
東海興産(株) 代表取締役

竹中 千春  氏

「百尺竿頭歩一歩」

42社43名出席

テーマの「百尺竿頭」のことばは禅語で、百尺の竿先は無い。けれども更に一歩を進めろの意と思
われます。物事は無と思われる所をも乗り切って努力をする。
今の時代、所有する不動産を生かして、債務超過であっても、企業を再生する方法もある。
人生も企業経営もあきらめてはいけない。打つ手は無限であるからだ=滝口長太郎のことば

(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)

10月14日(金) 劇団新制作座 俳優
堀   淳  氏

「真実の演技と倫理
 =一期一会の心で語る=」

28社30名出席

新制作座に入団し、37年目を迎える。倫理法人会との出会いは、千葉市で1975年に「泥かぶら」を
公演した際、滝口長太郎先生がご覧になり、泥かぶらの生き方に共感されたのをきっかけに、その後
全国の倫理法人会に支持され、今日まで一年も休まず巡演している。
「泥かぶら」(泥まみれのかぶ)とあだ名を付けられた子供の話を通じて「人を信ずる心」、「人を愛する
心」、「生きる活力」をお客様と共に創り出すために、嘘のない演技で、一期一会の心で語っている。
大事にしていることは、懸命に語りかけるエネルギー、心からにじみ出る演技と、大事なことをいう前
に余裕を持って間をとることである。「泥かぶら」の作者・眞山美保氏の父、劇作家・眞山青果の「元
禄忠臣蔵」の大石最期の一日の段より「初一念を忘れるな」の言葉と一緒に文庫を頂いた。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
10月21日(金) 法人スーパーバイザー

朝倉 幹雄 氏

「社長の資質が企業を作る」

33社34名出席

経営者の生き方において、基本となる信頼が大切である。信成万事である。信頼されるには3つの
実践をする。<1>礼を尽くす(相手の立場に立つ。外見から身だしなみを整える) <2>場を清める
(心が明るくなる) <3>時を守る(約束を守る) また、信は愛の本である。家庭が明朗愛和であるこ
とが大事となる。夫婦関係が人間関係の基本であり、全ての物事の中心である。夫婦関係の良し悪
しは夫婦の愛情の深浅によって決まる。愛情が深ければ、全てうまくいく。
「妻あれば」と感謝を深め、夫婦共に大きく成長していきたい。そして社員との関係においては、通意
性、要望、共感が大事となる。共感の具体的な実践として、サンクスレターの実施、社員の誕生日に
手書きの手紙を郵送、毎月の給与支払いの時に社員の家族へのオリジナルメッセージを配布してい
る。そこに感動がある。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
10月28日(金) 浅草倫理法人会 元副会長 
(株)ダイマス  代表取締役

植木  榮  氏

「お酒について」

34社35名出席

世界のお酒の歴史〜今から5000年前の紀元前のバビロニアの「モニュマン・ブルー」から始まり、古代
エジプトのビールの醸造、キリストの弟子へのパンと葡萄酒の話、中国の夏の時代の米の酒、漢の武帝
、唐の玄奘(げんじょう)三蔵法師の話などをわかりやすく解説していただきました。日本では「万葉集」
の和歌を紹介し、飲酒の社会的要因をひもといていただきました。神と民衆をとりもつもの、神道の宗教
行事の一部〜直会(なおらい)の酒、権威と従属の証の儀式の媒体〜親分と子分、同窓会、接待など、
冠婚葬祭の意識共有の触媒といった形式的な事由で昔は飲酒をしていた。しかし、現代は個人的要因
が主となり、日本酒が一時衰退する。ただ地酒(吟醸酒)により復活する。人類の歴史は、お酒と共に
ある。お店でおいしいお酒をご紹介しています。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
平成17年月のモーニングセミナーから
9月5日(金) 浅草倫理法人会 会員
野原産業(株) 取締役社長

野 原 肇  氏

「新東京タワー誘致のその後」

44社45名出席

つくばエクスプレス開通によって、浅草界隈が大変化する。
浅草の次世代を考える上で、伝統文化を浅草は大切にしていきたい。台東区と墨田区が連携
して新と浮く王の観光客を呼び込もう。
川辺をもっと整備して、台東区側から見るタワーも絵になる。また浅草港(みなと)を作る。
水上バスでお台場、海浜公園へ出港する等、これを機に未来に向けて出発したい。


(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)

9月9日(金)  法人スーパーバイザー
鹿島 節子  氏

「子育ては真剣勝負」

40社41名出席

昭和39年、東京オリンピック開催の年に餃子のお店を開く。専業主婦から弟子入り、見知らぬ地
での開店と幾多の苦難を乗り越え、現在は地域の皆様から愛されているお店となる。会社を、
お客様を第一に考えてくれる人を後継ぎにと考えたが、息子は別の道に進み自立し、その後入社
した娘婿と幾度となく感謝の涙を共に流し、娘と社長でなく母としての感謝の涙を共に流し、今年
丸山先生の墓前で娘夫婦に経営理念を伝え、社長交代式を行うことができた。私の人生を変える
ほどの出会いは、餃子と倫理法人会である。幸せになるために、倫理の実践をしよう。会社では
朝礼前に「ついてる!笑顔!タイム」を実践し、両手でVサインを出しながら「ついてる!…」1分間
「笑顔!…」1分間と全員で唱和し、明るく一日をスタートしている。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
9月16日(金)
自主セミナー

 役員辞令交付式・決意発表

28社29名出席

9月30日(金) 台東区町会連合会 代表

吉田 富治  氏

「私が大量に持っている
     マイナスの財産」

41社42名出席

200を超える町会の代表を務める傍ら。83歳で現役の社長として活躍されている。マイナスの財
産は、我執と高慢である。我を出すと、争いの元になる。我は中に貯めると病気の元になる。
高慢心を分析から過慢(負けたのに負けたと言わない)・卑下慢(遠慮深い)・我慢(度が過ぎる)・
我等慢など8つある。この慢を取るのは大変なことである。
一気に泥水を取ることはできない。ポタポタときれいな水を少しずつ入れていくと良くなる。
変わるべくして、人間は変わる。突然変異ではなく、刻一刻と変わってきた。
ユーモアあふれる話題を交えながら、「時間は大切である。」と自分に言い聞かせるように、最後に
メッセージをいただいた。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)

平成17年8 月のモーニングセミナーから
8月5日(金) 浅草がんばる会 会長
くじらの店 捕鯨船 店長

河野 通夫  氏

「後編 運命(1ミリの差)」

40社41名出席

俺がやらねば誰がやるの気概で、浅草ガンバル会を作る。浅草に6坪の店を持てた。
己惚れの世界の絶頂より、脳溢血。1ミリの血管の損傷を免れる。」命を助けて頂き、リハビリを
命がけで励む。妻の日記を盗み見する。自分を思う気持ちに感涙。
がんばろう、行くも地獄、帰れうも地獄なら前に進むしかない。前に進んで、生き続けよう!
そして、社会に役立つ人間になるのだと言い続けて、今になる。

(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)
8月12日(金)    お休
8月19日(金) 浅草倫理法人会 副会長
台東区議会議員

太田 雅久  氏

「子育ては真剣勝負」

33社34名出席

先生の顔(仕事)、コーチの顔(地域)、父ちゃんの顔(家庭)と、いつも真剣勝負を貫く姿勢が伝わ
りました。古来「三つ子の魂百まで」と言われるように、3歳までの教育の重要性を訴える。
日本の商人道「江戸しぐさ」からも、3歳までは心を育てるとあるが、イタリアのモンテッソーリ(国内
女性初の医学博士)も、この時期を「敏感期」と呼び、幼少期の教育の重要性を訴えている。
子供達が今やろうとしていることを見守り、出来ない時に一人で出来るように手伝ってあげることが
大事であり、さらに12歳までは、生活の中での習慣(靴を揃えるなど)の反復練習が大事になる。
自らは地域の子供達40人にスポーツを通して、躾を教え、できること!先ずは挨拶から始め、子育て
に真剣に取り組むことを、熱く語っていただきました。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
8月26日(金) 社団法人 倫理研究所  参事

宮井 ヱイ子  氏

「運命を拓くには」

28社29名出席

4つの質問(1)どういう方に対しても仲良くできますか。(2)体は完全に健康ですか。(3)身の回り
の物を大切にしていますか。(4)環境(天気・境遇)に順応できますか。に対して、ほぼできる人に
は輝かしい人生・未来がある。これに向かって努力することが大事である。具体的に運命を拓く方
法は4つある。(1)肯定する。あるがままの姿を認める。(2)積極的に努力・前進する。心の中の嫌
なことを取り除く。心の整理をする。反省したら何を実践するか。(39両親への思いを深める。寝る
前の1日1回1分でもいいから、ご両親の顔を思い浮かべる。(4)言葉の力は偉大である。心の中で
決意するより、言葉にして声に出す方が良い。言葉は言霊であり、言った通りに実現する。さあ、
実践しましよう。 (記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
平成17年7 月のモーニングセミナーから
7 月1 日(金) 早稲田大学芸術学校
空間映像科客員助教授

佐藤 洋一  氏

「地域の魅力の発掘と発信」

37社39名出席

都市と写真・映像の2つの分野をつなげる仕事を通して大学と地域の連携を深め、地域の
魅力を発掘している
。例えば、台東区役所広報課に保存される40万枚の写真を媒介にして、
台東区の昔を知り、今に活かしている。写真が物語る時代を知る世代と知らない世代をつなぐ
コミュニケーションの道具として活用されている。台東区のものづくりの基盤、ネットワークを
活用した活性化を目指している「職人の居るところ」を出版し、台東区の職人の地図を作る。
学生と共に、地域密着型の新たな町の地図をつくり、発見した価値を発信し台東区の発展に
貢献している。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
7月8日(金) 女流画家

八十山 和代 氏

「地下茎の和」

42社43名出席

竹との出会い…京都洛西の寺院の庭にて孟宗竹に出会う。竹は地中で茎が繋がり、家族
一人一人が竹のような強い茎で結ばれ合い、情報を発信しあい、栄養分を補充しあって、和
の精神によって一家一族が繁栄している。両親が私を育ててくれたことに感謝。私の名は
「和代」。この中に「和」の文字を頂いたことに感謝。

母は画家、竹を通じて母の想いを表現したい。
(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)

7月15日(金) (社)倫理研究所 法人局
普及事業部 研究員

小川 太郎 氏

「自分を磨く」

39社40名出席

心は、言葉と行動に影響を与える。
また、言葉と行動は、、心に影響を与える。よって、思うだけでは、心は変わらない。心を変
えるには、形に表す必要がある。例えば、挨拶は(ァ)明るく温かい、(イ)いつでもどこでも、
(サ)自分から先に、(ツ)続けて実践する。声の大きさと姿勢を意識して行うことが大事である。
意識して行うことが、無意識に行うことが出来るようになると、習慣となる。
習慣(いつもそうだ!)が人格を作り、境遇を作る。朝起き・善い言葉・善い行動で自分を磨く
ために、モーニングセミナーで学び、実生活に戻ってから学びを実践することが、重要である。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
7月22日(金) 浅草商店連合会 理事長 
(株)浅草大黒家総本店 店主

丸山 眞司 氏

「お店番とボランティア」

44社45名出席

明治20年創業の老舗浅草大黒家の4代目店主 丸山眞司氏。与えられた檜舞台で踊って
いるんですと表現される。お客様の視点に立って、気持ち良く財布のひもをゆるめてもらい、
再訪されるお店を切り盛りする。
その上、浅草商店連合会の理事長はじめ地域のボランティア活動にも尽力。税務(納税意
識の高揚と税金の使途を注視)、商店街の活性化、環境問題(ゴミのことなら丸山に、ゴミ
奉行と言われる)、青少年問題(補導員、保護司)、ライオンズクラブ(麻薬、薬物問題)、
音楽(クラシック演奏、指導)とその多岐にわたる活動は驚愕!の一語に尽きる。
「忙しい」と言わずに、有限実行。口に出して言ってしまう。言った以上は嘘にならないように
すぐに実行。自分のペースを乱さないのも秘訣。朝食と夜の食事は必ず奥様と一緒にする。
夜の会合も二次会には行かない。
ボランティアは無給だからこそ、地域の代表として意見が言える。行政の隙間を埋める、次世
代を育てるという根気のいる活動の継続には脱帽、そして感謝。
夜は3時過ぎに就寝、そして午前中の予定は入れないという禁を破っての講話、ほんとうに
ありがとうございました。いつもお店の前は長蛇の行列、その機密の一端を垣間見た想いです。
7月29日(金) 浅草倫理法人会 会員
(株)教育システム 代表取締役会長

松崎 キイ 氏

「人間力とストレス」

39社40名出席

人間力とは5つある。(1)基礎潜在能力、1歳から3歳の幼児期から13歳までの思春期に培
われたその人の器である(底力) (2)業務遂行潜在力(家庭環境、義務教育、地域社会が
大事である) (3)人間対人間のコミュニケーション潜在力 (4)ストレス対応力、ストレスを
いかに解消するか。ストレスが心に影響を与える。 (5)心の強さ、心は脳にある。脳の活性
化が心を強くする。ストレスは、早期発見と予防医学が大事になる。会社経営において、従業
員の心の健康診断も必要でないか。上司、家族がいかに気づいて対処するか。現代の抱えて
いる問題に解決策を提言した。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
平成17年6 月のモーニングセミナーから
6 月3 日(金) 浅草倫理法人会 会員
協同組合 浅草おかみさん会 理事長

冨永 照子  氏

「21世紀を拓く
おかみさんパワー全開!」

44社47名出席

浅草から日本へ、そして世界へと活躍の場を拡ている、まさに太陽のようなおかみさんの
志にふれることができました。次世代に浅草を継いでもらうためにおかみさん会を創設し、
現在全国に200を超える会の輪が拡がっている。全ては人脈であると人を大事にする。
下町の情緒にあふれ、人の為に動いた結果である。
つくばエキスプレスの浅草駅は日本一の駅で、魂を入れて降りたくなるような駅にすると
意気込み、損益分岐点まで来ている浅草を、さらに元気のある街に育てるため、夢かぎ
りなくおかみさんパワー全開で志に生きる決意に感銘を受けました。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
6月10日(金) 浅草がんばる会 会長
くじらの店 捕鯨船 店長


河野 通夫 氏

「運命(1ミリの差)」

48社50名出席

名古屋から役者を夢見て上京し、一世風靡した浅草の「デン助劇団」に入る。名古屋の鯱
の輝きは下の石垣が積み重なった上にあるからだと説かれる。土台の大切さを知り、代役
の下積み時代が認められ、主役に抜擢される。
しかし、退団後、芸の世界では花を咲かせることができず、花やしきの裏の路地で6.5坪
のお店を開く。その後、夢の浅草六区にお店を出すことを実現し、浅草で死んでいくからに
はもっと浅草の人になる事を決意し、浅草がんばる会を設立する。
病に倒れた運命の1ミリの差の話は、次回に続く。ワッショイおじさんの大きな声が、今日
も浅草に元気を呼ぶ。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
6月17日(金) 浅草倫理法人会 副会長
台東区議会議員

関根 博之 氏

「活性化への意識改革」

46社47名出席

商店街、〜通り商店等、活性化への意識改革を例をあげて講演をいただきました。
(1)京都壬生寺周辺の商店街はパソコンを使って情報を流し、FAXを使って情報を届ける。
(2)広島市どぶ板通り商店街が、実のなる木を植え、人間優先の街づくりで成功。
(3)九州熊本市内、アーケードを造らず、シャワー通りとして青空のある商店街に
(4)滋賀県長浜市、街に若い女性が集まる場所になるよう、ガラス工芸等、メルヘンの世界
を演出した。

(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)
6月24日(金) (社)倫理研究所 
    法人局普及事業部
首都圏副方面長

松 丸 靖 氏

「信念を培う」

36社37名出席

「13 本を忘れず、末を乱さず」は人間として磨き高める上で大切である。本とは、初心・
恩 (対象は、人・物・自然であり、恵みに感謝すること)・生命の源(両親)のことである。
この本を忘れなければ必ず、信念を培うことができるのである。さらに純粋倫理の学びを活か
すことが大切である。島津いろは歌の「い」、いにしえの道を聞いても唱えても我行いにせず
は甲斐なし(昔の賢の教えを聞き学び暗唱しても、それを実践しなければ価値がないこと)を
引用して、倫理実践の重要性を訴える。最後に基本動作の挨拶、美しいお辞儀の仕方を皆で
学び実践した。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
平成17年5月のモーニングセミナーから
5月6日(金) (社)倫理研究所参事
潤間 丈助 氏

「終着駅は倫理道」

〜捨我の心は釈迦のみち〜

35社38名出席

子どもの頃のよき思い出の地、花やしきと浅草寺のある浅草で話が出来る喜びに満ち溢れて
いました。昭和 9年に生まれ、人生の節目に純粋倫理と出会い再生された私がいる。
「今一瞬を生きる」をライフワークとして、人生はまだまだこれからだと力強くお話されていたの
が印象的でした。
実践なき倫理は雑念であるとし、「死は生なり」と人生に終着駅はなし、倫理の実践あるのみと
真実の言葉を聴きました。
最後に故滝口長太郎氏の遺訓「打つ手は無限」の素敵なカードと共にプレゼントしていただきま
した

(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)
5月13日(金) 前 江戸川学園取手中・高校校長

高橋 鍵彌 氏

「人格を磨けば
   学力は伸びる」

54社56名出席

人が会社を育て大きくする。規範を守り人材教育が大切である。後は自主性を尊重し、運命は自
ら招き境遇も自ら造る意義を心底から察すること。
江戸川取手学園は20〜30年先の日本を支える人となるよう教育した。
夢はあきらめたとき失敗となる。夢は頂点に達するまであきらめぬ。
人生登り口は沢山あるが頂点は一つである。

(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)
5月20日(金) 台東区教育委員会教育長
野田沢 忠治 氏

「台東区の
   学校教育について」

38社41名出席

「子育てするなら台東区」の実現には教育改革が急務である。昭和52年に「ゆとり教育」の考えが
始まり、平成14年の週5日制導入により、学力低下が決定的となり、現在10を超える諸問題を抱
えている。根底にある問題は、(1)一律・平等・横並び思想 (2)子どもの
自主性尊重・自由放任主義 (3)価値観教育のタブー視である。
解決策として、学校選択制、習熟度別学習の導入、学力検査の再開、道徳教育の充実に取り組
んでいる。最後に教師の意識改革と親の躾の重要性を説き、子どもの美しい心づくりに尽力されて
いる姿が印象的でした。
まさに子女名優、明朗愛和である。

(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
5月27日(金) 浅草 むぎとろ 会長

中島 洋吉 氏

「出会いを大切に」

42社45名出席

父母の背を見て育った。17才の時空手道に入り、以来50年続く。台東区空手連盟会長。
会社の50周年行事に美空ひばりを迎え、ひばりの母が病床でむぎとろが食べたいとのこと、すぐに
お宅に届けた。その縁で今に繋がる。出会いを大切に!
毎月1日観音様の境内を清掃する会を実行している。ボランティアの原点、人のお世話にならぬよう、
人のお世話を致します。そして報いを求めません。観音様の浅草寺病院に額として掲げてあります。

(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)
平成17年4月のモーニングセミナーから
4月1日(金) 後楽園倫理法人会専任幹事
小松 信幸 氏

「答えは
あなたの中にある」

36社38名出席

既存のものを大切にしていく時代に、住宅リフォーム業に最適なプレゼンテーションとデザインのノウハ
ウを提案している。値段の話は一切せず、住まい手の「したい生活」を3次元グラフィックスの技術を使
い実際に目に見える形でプレゼするスタイルで、契約率、契約単価を上げることに成功した。
住まい手と作り手の間に共感が生まれ、良い住まい =幸せを作り出している。
「みんなを幸せにすることこそがサービスの目的」という経営理念と、経営者プログ「ビフォーアフター社
長日記」を活用して、常にお客様との共感を作り出すことを大切にしている。
実際のプレゼンテーションを交えながら、わかりやすくまた魅力あふれるお話でした。
(記:プルデンシャル生命保険/北川 洋)
4月8日(金) 小金井市倫理法人会会長
ムサシアロー(株)代表取締役

副平 良全 氏

「企業存続にかけての
工夫」

40社41名出席

空調関係の仕事の内、70%は役所の仕事。宮内庁の仕事で、吹上御所で天皇ご一家(3人)と庭先
で言葉を交わさせて頂き挨拶ができた。皇后様のやさしい心と気配りに接し、感動をいたしました。
※掃除の徹底、整理整頓 例:大切なものは引き出しの中。机の上の物は不用のものとして捨てる。
※あいさつの徹底、全ての人にあいさつ、あいさつ度を示す表によって満点の人5000円の賞金。
 できない人は罰金。現在全員が立ってあいさつができるようになった

(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)
4月15日(金) (社)倫理研究所参事
松本 和子 氏

「金銭と倫理」

34社36名出席

旧道徳では貧苦は救えない。イエス様さえも貧乏から抜け出すb法を示されていない。
だが、「倫理」にはそれがある。と丸山敏雄先生の創られた「純粋倫理」の素晴らしさをお話しされまし
た。松本先生自身の指導体験、にわかには信じ難いような実例です。ある人は売上金が回収できな
いまた別の人は主人の会社に仕事が全く無くなってしまった。どうしたものか…の相談に、「檀那様と
別々に寝ては
いませんか?即改めなさい。」「返すべきものは身の周りの物を売ってでも、すぐに返済しなさい。」等々。
結果は、翌々日には売上金の一部が入金。また、宝石や着物を処分sて、借金を返済したら、遺産の前
払いだと姉から返済額を上回る贈与。指導を受けて帰ったらひまだったのが嘘のように、皆が忙しそうに
働いていた。しょんぼりして引きこもっていたご主人が生き生きと働いていた。というような話しも。
まさに即効。」
隠すことなく洗いざらい打ち明け、人目をはばからず涙を流すこと、心底から自分の非を悔いて心が浄化
されれば事態は好転するとのこと。
皮膚病や円形脱毛症、ものもらいなどの病気も金銭への執着が原因になっている場合が多いとのお話し。
卑近な例の数々はまさに目を洗われるようなお話し。机上の論理ではなくひとつひとつ実証していった創
始者丸山先生の偉大さには改めて畏怖する次第です。
(記:アレックス/菊池均)
4月22日(金) 杉並区東倫理法人会相談役
(有)シープロダクション代表取締役

大園 義友 氏

「明朗のすばらしさ」

38社40名出席

目覚めたときに、生きてて良かったと思う。そしてサッと起きる。
なぜ倫理をやるかと言えば優しくなるため。
優しくなるには強くなければならない。そのための実践の第一歩が朝起き。
良い朝起きには寝る時の気持ちが大切。今日一日を感謝して、明日の楽しみを思い描いて寝る。
起きるということは脱皮すること。生まれ変わること。心のアンテナを磨く、無意識にしていたことを
はっきりと意識する。そのための勉強が「倫理」。怒ったりする前にまずはハイ!と受けよう。その後、
怒るべきは怒れば良い。もし、一週間毎日受け切ることができたなら、もうモーニングセミナーに来る必要
は無い。即行即止。辞めれば良い。でも出来ない。それが人間。それで良い。と、酸いも甘いも噛み分け
た大園先生の講話でした。栞に感動して創ったという札幌北会員さんのCDを聞くというオマケ付き。
また今日はMS終了後、広報委員の折原幹事の計らいで8月に開通する「つくばエキスプレス」浅草駅の
見学会も実現。早朝から盛り沢山のメニューでした。
   「大いなる 倫理の園に 人集い 赤や黄色や 百花繚乱」
(記:アレックス/菊池均)
平成17年3月のモーニングセミナーから
3月4日(金) 居酒屋 浅草 風来坊 店主

佐野 嘉章 氏

「浅草よもやま話」

36社38名出席

せんとう=昔一銭で入れたので銭湯と云った。
今は昔の番台のスタイルとフロントスタイルが混在している。
風呂屋の特徴(1)天井が高い、のびのび出来る。最近は子どもが少ない。
少ない子どもはプール感覚で来る。周りに湯(水)しぶきを上げても注意する大人が少ない。

上野、浅草地区の銭湯の特徴
 上野つばめ湯 46℃の湯温。
 稲荷町日の出湯 一週間で1階と2階で替る檜風呂
 寺町松葉湯 風呂桶の片側がガラス張り 魚の泳ぐ姿をみて湯に入る。
 浅草六区蛇骨湯 鉄分が多い黒い湯
 ひさご通りひさご湯 朝混む。夕は閑散とする。廃材を使うため湯がまろやか。
 溝川2丁目檜の湯、露天風呂、各地の「湯の花」を使っている。

下町の銭湯のよもやま話は、ユーモア溢れる楽しい話でした。
(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)

3月11日(金) 法人局普及事業部
首都圏方面長


井上 茂勝 氏

「ことばの威力」

37社39名出席

「ことばの威力」ということで、汗を出す。そして声を出すことの大切さをお話しされました。
人を温かくする一言、プラスになることばを習慣づける。子どもに、奥さんに、社員に話しかける
魔法のことばとして「信じているよ」「君は宝物だよ」「大好きだよ」の三つを伝授されました。
そして、話しかける時には名前を呼ぶこと。
これも含めてほんのちょっとだけの差が後々の大きな開きになる。「微差は絶対差」
毎日が創業の精神で謙虚に喜んで働く。他よりちょっとだけ頑張る。他よりちょっとだけ配慮する
ことが、大きな差を生み出すとのお話しでした。
(記:アレックス/菊池均)
3月18日(金) 江東区倫理法人会会長
倫理経営インストラクター
日本住宅総合サービス(株)
   代表取締役

伊藤 勝 氏

「出逢は人生の宝物」

33社34名出席

松下幸之助翁のことば、万策が尽きた時に策が出る。
滝口長太郎のことば、必ず何とかなるものである。なぜなら打つ手は常に無限であるからだ。
※経営者は健康でなくてはならない。体の健康が会社の健康に通じるからだ。
※人生は遅からず、早からず、今が一番の時である。
※会社の社員の反逆の元は自分にあった。
  真に社員と共に働き、社員の幸せは同時に会社の幸せでなくてはならぬ。

(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)
3月25日(金) 浅草倫理法人会会員
丸喜(株)代表取締役会長

河原 啓介 氏

「倫理と出会って40年」

29社31名出席

昭和33年、24歳の時に肺病になる。母に誘われて倫理に出会う。
病気の原因は自分勝手、自分本位の生活であると気づく。病気を境として生活環境を変えた。
自分が今ある事は、先輩からの指導、両親の愛情、社会から恩を受けていることへの感謝の心と
教えられた。
昭和28年(株)丸喜創業(旧:鼻緒の卸商)発足、公開経営、支払いは現金で、人作り、お得意先、
仕入先とも一流企業とお取引をする。これが我社の経営理念です。
(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)
平成17年2月のモーニングセミナーから
2月4日(金) 法人スーパーバイザー
津々木 昭子 氏

「明朗のすばらしさ」

38社40名出席

人は今の瞬間を生きる。時間と場所の交叉しているところは一ヶ所しかない。そのところを明朗の心で
今の一瞬を生きましょう。
阪神淡路地震を体験した。家族全員で非難した時に大通りを歩めとの啓示を感じた。人生大通り=王道
を歩むに通じる。
全て心の持ち方にあり、それが先行する。プラスに向かうかマイナスに向かうか己自身の心の持ち方に
ある。
(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)
2月11日(金) 祝日のため休会
2月18日(金) 東京都倫理法人会幹事長
井口 一与 氏

「実践の成果が
  数字に現れる」

31社32名出席

杉並区に18代続く農家に生まれる。高嶋さんの元で倫理の実践をする。
3年後杉並区の会長就任、現在東京都倫理法人会幹事長の大役を引き受けてからの変化。
1.自分を変える。 
2.「恥」をかかない様努力する。
3.倫理的に判断できる。損得で判断し考えない。
4.自分中心・自分本位でなく、広く大道で考え、10年先を
常に見ること等、お役を頂いたおかげで
沢山の幸せを頂いております。
(記:フジトウ商事/藤田喜太郎)
2月25日(金) 浅草倫理法人会副会長
関根 博之 氏 &

時代屋
佐々木 みどり 氏

「紙芝居で
     まちづくり」

37社40名出席

今日は当会副会長であり台東区議でもある関根博之氏と地元浅草の人力車屋さん「時代屋」の佐々木
みどりさんとで「紙芝居でまちづくり」と題して浅草たぬき通りの物語を紙芝居で見せていただきました

たぬき通りでは11基の街路灯の祠に12匹の「願掛けたぬき」を祀るなど「たぬき」を前面に押し出して
楽しいイベントを仕掛け商店街の活性化に取り組んでいます。
単にたぬきをキャラクターにするということでなく、たぬきを主人公にした昔話のような物語を創り、その
語を人力車の車夫のいでたちをして紙芝居を見せるという浅草ならではのエンターテイメントに仕上げ
ているというのが特筆に価する素晴らしい独自性だと思います。物語のあらすじを書くスペースはありませ
んが、きっと後世にもこの物語が伝えられていくことと確信しました。
浅草においでの節は是非「たぬき通り」に立ち寄って、霊験あらたかな「願
掛けたぬき」にお参りして
ください。
(記:アレックス/菊池 均)