路上で女性を押し倒し、大けがをさせ、わいせつな行為をしたとして逮捕された中国人の男が、30日朝、送検されました。警察は、男が、ほかにも同様の犯行を10数件繰り返していたとみて調べを進めています。
強制わいせつ傷害の疑いで送検されたのは、西区楠木町に住む中国人で専門学校生の艾立斯容疑者(20)です。
警察によりますと、艾容疑者は、今月8日未明、自宅近くの路上で、歩いて帰宅していた会社員の女性を背後から押し倒し、左手首の骨を折る大けがをさせたうえ、スカートの中に手を入れるなどした疑いがもたれています。
警察の調べに対し艾容疑者は、「スカートの中に手は入れていない」と供述し、容疑を一部否認しているということです。
現場周辺では、3月ころから夜、歩いていた女性が男に体を触られるなどの被害が10数件相次いでいて、警察では、目撃情報などからいずれも艾容疑者による犯行の疑いが強いとみて調べを進めています。(5/30 12:07) |