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南オセチア:与党が議会選勝利 「独立」に自信

 【モスクワ大木俊治】昨年8月のグルジア紛争を受け、ロシアがグルジアからの独立を承認した南オセチアで5月31日、議会選挙(定数34)が行われた。中央選管は1日、暫定集計の結果、ロシアの支援を受けたココイティ大統領の与党「統一」が約46%の得票率で勝利したと発表した。

 グルジアや国際社会は南オセチアの独立を認めていないが、議会選の実施を黙認。ロシアは南オセチアの独立が事実上認められたとみなし、さらに影響力を強めていくとみられる。

 インタファクス通信によると、「統一」が17議席、国民党が9議席、共産党が8議席を獲得する見込みで、いずれも親大統領勢力。野党「祖国」は得票率が議席獲得に必要な7%に届かなかった。投票率は約82%だった。

 大統領は31日、「選挙で我々は誇りある独立国であることを証明した」と表明。ロシアが派遣した「選挙監視団」も1日、「国際基準に合致した自由で開かれた選挙だった」と結果を追認する声明を発表した。

毎日新聞 2009年6月1日 20時23分

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