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双竜自、ストに対抗し職場閉鎖

 双竜自動車が労組による平沢本社占拠ストライキに対抗して31日、職場閉鎖措置を実行した。職場閉鎖は、経営側がストに参加している労働者を工場から退去させ、出入りを制限する措置だ。しかし労組はストを継続する方針で、警察による強制解散の過程で衝突が懸念される。

 経営側はこの日、中央労働委員会と平沢市に職場閉鎖を申告し、労組が工場占拠を自発的にやめない場合、労組を業務妨害罪で告訴し、警察の投入を要請する計画だと話した。同社の労組は、会社側がリストラを進めると、先月21日から無期限の全面ストに突入、22日以降、平沢本社の正門を封鎖して占拠ストを始めた。

 経営側の関係者は「法定管理(日本の会社更生法に相当)中の双竜自動車のリストラは、会社再建のための必要条件であるため、日程どおり強行するしかない」と話した。経営側は、警察に会社施設物保護を要請、労組の占拠ストに対し民事訴訟提起、刑事告訴、損害賠償請求などあらゆる措置を取る方針だという。

崔源錫(チェ・ウォンソク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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