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時効制度撤廃へ殺人事件の遺族会結成

 未解決の殺人事件の被害者遺族が28日、時効制度の撤廃などを目指して活動する「殺人事件被害者遺族の会」(通称・宙の会)の結成総会を東京都内で開いた。遺族らは「遺族が苦しみ続けるなか、犯人が社会で堂々と生きられるようになる時効制度は矛盾があり残酷」と訴えた。

 同会には東京・世田谷の一家4人殺害事件(2000年12月)の被害者、宮沢みきおさん(当時44)の父、良行さん(80)や、東京・葛飾の上智大生殺害事件(1996年9月)で亡くなった小林順子さん(当時21)の父、賢二さん(62)ら16事件の遺族20人が参加した。 (07:00)

3月1日の社会ニュース

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