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北の長距離ミサイル、1、2カ月後に発射と防衛省 ノドンも同時か (1/2ページ)
このニュースのトピックス:核・ミサイル事情
北朝鮮が再発射準備を進める長距離弾道ミサイルに関し、防衛省が発射時期を1〜2カ月後と分析していることが31日、分かった。北東部の咸鏡北道(ハムギヨンプクト)舞水端里(ムスダンリ)か、北西部の平安北道(ピョンアンプクト)東倉里(トンチヤンリ)のどちらの発射施設を使うかも注視。中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程1300キロ)なども同時に発射するとの見方もあり、今年4月の発射時と同様に自衛隊の迎撃態勢について検討に入る。
発射準備をしているのは4月と同じでテポドン2号(射程6000キロ)かその改良型(同1万キロ以上)とみられる。平壌近くの軍需工場でミサイルの一部が貨物列車に積まれているのを日本政府も確認した。
4月に発射されたミサイルも、1月末から2月上旬にかけて工場から列車で舞水端里に運ばれた。発射は最速なら2週間ほどで可能だが、1〜2カ月後が濃厚とされる。新制裁決議をめぐる国連安全保障理事会の協議や国際世論の推移を見極めつつ、慎重に発射準備を進めるとみられる。
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