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日経平均、終値は50円安 午前に一時バブル後安値下回る

 3日の東京株式市場で日経平均株価は続落。大引けは前日比50円43銭(0.69%)安の7229円72銭だった。前場の日経平均は下げ幅が150円を超え、2008年10月27日のバブル後安値(7162円90銭)を下回る場面があった。2日の米株式相場が、保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の巨額赤字決算などを背景に金融不安が改めて意識されて約12年ぶりの安値水準となったことを嫌気し、幅広い銘柄が下げた。しかし、相場の下げ場面では年金資金による買い観測が聞かれ、売り圧力は限られると指数は徐々に下げ渋った。

 東証株価指数(TOPIX)は続落。終値は前日比7.79ポイント(1.06%)安の726.80と今年2月24日に付けたバブル後安値(730.28)を下回り、1983年12月以来、25年3カ月ぶりの安値水準に落ち込んだ。〔NQN〕 (15:34)

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