あらすじ
翔の電話内容を聞いてしまった国土は…? :左から、向井 理、つるの剛士
千里(堀北真希)は、大蔵家の6兄弟と食事をともにし、母親十カ条の第一条『食事は家族そろってリビングで』をようやくクリアする。同じころ、国土(つるの剛士)は、ネットカフェに戻り、三男・翔(向井理)のことを調べ始める。翔の電話を盗み聞きしてしまった国土は、その内容に不審を抱いた。翔は、電話の相手に、「できる限りの金は集める」と話していたのだ。翔がゆかりの園という施設出身だと知った国土は、さっそくその施設を訪ねる。ちょうどそこにやってきた翔は、ゆかりの園経営者の志村(飯田基祐)に金を手渡して帰っていく。一方、長男・風(要潤)の手形を手に入れ、十カ条の第二条もクリアした千里は、響子(高島礼子)から第三条の内容を教えられる。それは『家長を決めよ』というものだった。猛(岡田義徳)は、千里がやればいいと発言した。だが千里は、一家の大黒柱は男が務めるべきだと返す。そこに、優(山本裕典)や智(瀬戸康史)、明(岡山智樹)も加わり、話は一向にまとまらない。その様子を見守っていた響子は、家長には1000万円を渡す、と皆に告げる。それは、トリックハート城の維持費だった。すると翔が、その金を貸してほしい、と言い出す。気に入った女性をモノにするために必要なのだという。だが、兄弟5人は、即座に翔の頼みを却下した。そのとき、トリックハート城のすべての出入り口がロックされてしまうという騒動が起き…。