先日お伝えした御殿場事件もそうですが、警察の捜査については、ほんと首をひねってしまうことが多いです。

明日のスーパーモーニングで、また報告する「引野口事件」もそのひとつ。

この事件は、６月に「ザ・スクープ・スペシャル」でもお伝えしました。

２００４年３月２４日、福岡県北九州市八幡西区引野口で火災が発生。焼け跡から５８歳男性の遺体が発見された事件です。

その後、別件でこの男性の妹、片岸みつ子被告が逮捕されました。

ところが、この女性は殺人・放火については一切認めず、なんの物的証拠も出てこなかった。

しかし検察は殺人・放火の罪でこの女性を起訴したんですね。

自白も物的証拠も無いなかで、検察が根拠としたのが、勾留中に片岸被告と同房になったＡ子という女性が、被告から聞いたという「証言」だったわけです。

このＡ子証言に関する疑問点を、「ザ・スクープ・スペシャル」で検証したわけですが、


なんと！！！！！！

先月、別件で再び逮捕、実刑判決を受けたＡ子が、弁護人に「わたしは警察に協力したから、今回も執行猶予がつくので大丈夫」と、話していたことがわかりました。

片岸被告の弁護側は、Ａ子のことを「警察が送り込んだスパイ」と指摘し、彼女の証言を違法収集証拠だと主張しています。

明日４日（火）朝のスーパーモーニングで詳しくお伝えします。


ちなみに・・・・この春より、ザ・スクープのプロデューサーが、スーパーモーニングに異動されたこともあって、年に４回のザ・スクープＳＰでは継続報告ができない取材を、スーパーモーニングで取り上げることが多くなってマス。

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