岡山放送局

2009年6月1日 18時34分更新

セクハラで岡大職員停職

岡山大学は、50代の男性の事務職員が同じ職場の40代の女性に抱きつくなどのセクハラ行為をしたとして1日、10日間の停職処分にしました。

処分を受けたのは岡山大学の事務職員で、課長級の50代の男性です。

岡山大学によりますと、この男性職員は去年6月下旬、岡山市内の飲食店で行われた送別会の2次会で、同じ職場の40代の女性職員に対して肩に手をまわしたり抱きついたりするなどセクハラ行為をしたということです。

女性職員は体調不良を理由に送別会の翌日から2日間休暇を取ったということです。
ことし2月に女性職員からの訴えを受けた大学は、その場にいた他の職員から聞き取り調査などを行った結果、セクハラ行為があったことが確認されたとして、大学はこの男性職員を1日付けで10日間の停職処分にしました。

大学の調査に対し男性職員は当初は「酔っぱらっていて覚えていない」と話していたということですが、現在は反省をしているということです。

岡山大学の田中宏二副学長は「被害を受けた女性職員にお詫びしたい。改めてセクハラの防止を職員に徹底して再発防止に努めたい」と話しています。