判定勝ちを収め、レフェリーに手を上げられる雄大(右)=後楽園ホール
「新日本キック」(31日、後楽園ホール)
K-1甲子園初代王者・雄大(18)=治政館=が判定で無傷のプロデビュー5連勝を飾った。右ローとカウンターの左右フックで、初のタイ人選手を相手に危なげなかった。「収穫は新しい動きを経験できたこと。課題は最初相手に合わせてしまうことです」。3月に高校を卒業。以前同様にジムに住み込み練習量は増えた。07年のK-1甲子園決勝で下したHIROYAが“魔裟斗の後継者”と称されているが「最後に自分が世界一になればいい」とキッパリ。将来のK-1再進出も見据え、今は腕を磨く。