タイ選手に判定勝ちした武田=後楽園ホール
「新日本キック」(31日、後楽園ホール)
K-1でも活躍した“超合筋”武田幸三(36)=治政館=が1月以来の試合で判定完勝後「前は死んでもいいと思ってやっていたけど、命の価値観が変わった。相談してあと何試合かでケジメをつけたい」と、近い将来の引退を明言した。2月に倒れた父は意識不明のまま。3月には第2子が誕生し、心境が変わった。
また、総合格闘家・川尻達也と魔裟斗の7月対決が決定的になったことには、昨年大みそか「Dynamite!!」で自身が川尻に喫したK-1ルールでのKO負けが契機となっているだけに、「(魔裟斗を含めた)立ち技の選手に申し訳ない」と頭を下げた。