2009年6月1日
北茨城市の豊田稔市長は5月27日、市立総合病院の医師不足対策として設けた医学生対象の奨学金制度に、3人の応募があったと明らかにした。
同市によると、県外の医大に在籍する男性2人、女性1人が応募し、先週末に副市長と病院長らが面接した。ただ、予算の都合で2人しか採用できないという。
豊田市長は「これまで医師を派遣してほしいと全国の大学病院に60回以上も足を運んだが成果は乏しかった」と話し、奨学金制度の予想以上の効果に驚いている。
奨学生には卒業まで月に20万円支給され、奨学金を受けた年数だけ市立病院に勤務すると返済は免除される。
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