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ユウタが......

2009-05-31 22:59:43 テーマ:ブログ

ユウタが岡山で襲われた。




かごめ唄と坂本竜馬に関して、教授と早紀さんが狙われた。

そして今またユウタにも大変な事が起きてしまった。

同じかごめ唄を調べている最中にだ!




もしかしてユウタにも何かが起きるかもしれない。



そんな不安を感じないわけではなかった。

それが実際に起きてしまった。




だからといってもうあきらめることはできない。

とことん追究して、真相を突き止める。




だが、今は何よりユウタの容態が気がかりだ。













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ゼミ再開!

2009-05-29 07:55:18 テーマ:ブログ

休止していたゼミが明日から再開だ。

私たちはもう迷うことをやめよう。


今私たちがすべきことは何か?


教授の竜馬研究とは何だったのか?

消えた資料や書類には何が書かれていたのか?


そこに迫るための手がかりはあまりに少ない。

どこから手をつけていいかさえわからない。


しかし、ゼミ生の中には迷って足踏みをせず、

もう行動を始めているすごいヤツがいるじゃないか。

ユウタだよ。


ユウタのかごめ唄講座やその取材準備は、

教授の一件の以前からのことだが、奇しくも今は

ユウタの取材が何かの突破口になるかもしれない。


「知行合一。知ることと行動することは、一致してこそ

意味を成す。幕末の志士の中には、この陽明学の実践者が

多くいた。西郷隆盛しかり、河井継之助、吉田松陰しかり、

そして坂本竜馬しかり」


教授のいつかの講義を思い出す。


ユウタこそ知行合一の実践者だ。

私たちも見習おう。









研究のカタチ

2009-05-23 22:42:23 テーマ:ブログ

久々に坂上が訪ねてきた。

古いゼミ生は知っていると思うが、私と坂上は同窓で、

私と同様に教授から多大な感化を受けた。

今は書籍やテレビの企画プロダクションを主宰している。



教授の一件を知って、あの快濶な男がとても驚いていたが、

さすがにあいつだ。

「教授は亡くなっていない。どこかで研究を続けている」

と言い切ってくれた。何の根拠もないはずだが、

私を勇気づけようとしてくれたんだろう。



坂上の用件は本の出版についてだった。

以前からあいつは何度か教授の出版に協力していて、

最近の研究も書籍としてまとめる予定だった。



この話は私も聞いていたが、以前も書いたように、

教授は今回の研究で途中から私を遠ざけるようになった。

坂上も教授がどんな仮説を展開するのか、

そこまでは知らされていなかったという。



これまでと同じように、今回の本も私や坂上のサポートを

得てまとめ上げるおつもりだったのか、それとも今回だけは

教授ご自身が一人で執筆される予定だったのか。



今となってはわからないが、坂上は

「こんな時だからこそ、教授の研究をオマエがカタチに

すべきだ」と熱っぽく私を諭す。



主筆たる教授がいない今、残された資料やデータだけで

私に何が書けるだろうか?

第一、教授は何かを発見したのか、だとしたらそれは

何だったのか、教授の仮説はどういうものだったのか?

皆目わからなければ、本にまとめようもない。



でも、坂上はやる気だ。

あいつは学生の頃からちっとも変わらない。

好奇心と行動力の権化のようなあいつの話を聞いていると、

つい惹き込まれてその気にさせられてしまう。



「オマエが一歩一歩研究を追えば、いつか教授の仮説にも、

教授自身にもたどり着ける」



確かに坂上の言う通りかもしれない。

私はまたしてもあいつに乗せられようとしている。



この件はあいつに預けよう。





















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