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北のミサイル「発射は不可避」 迎撃で日米連携の検討急務 (1/3ページ)

2009.6.1 01:12
5日午前11時5分ごろ撮影された、北朝鮮・舞水端里のミサイル発射施設の衛星写真。約30分後に発射されたミサイルと発射塔が見える(ジオアイ・ISIS提供)5日午前11時5分ごろ撮影された、北朝鮮・舞水端里のミサイル発射施設の衛星写真。約30分後に発射されたミサイルと発射塔が見える(ジオアイ・ISIS提供)

 北朝鮮が再発射準備を進める長距離弾道ミサイルについて、防衛省は「発射は不可避」との見方を強めている。核実験と合わせ、金正日総書記がミサイルの能力向上を後継者の「箔(はく)」として利用する狙いがあると判断しているためだ。ノドンの同時発射も懸念され、配備途中で大都市圏さえカバーしきれていない自衛隊の迎撃には限界がある。4月の弾道ミサイル発射で迎撃態勢を敷かなかった米軍との調整は急務の課題だ。

 「再度の核実験を準備している可能性がある」「ミサイルも後継者問題が関係している」

 複数の政府関係者は、北朝鮮の動向のなかでも「核・ミサイルの能力向上の連動」に注目する。核弾頭搭載の長距離弾道ミサイルの脅威で米国や国連安保理の協議を牽制(けんせい)する以上に健康問題を抱える金総書記の後継体制固めに主眼を置いているとみられるためだ。発射を既定路線とみるのは、このためだ。

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5日午前11時5分ごろ撮影された、北朝鮮・舞水端里のミサイル発射施設の衛星写真。約30分後に発射されたミサイルと発射塔が見える(ジオアイ・ISIS提供)
5日、発射され、激しい炎と煙を上げて上昇を始める北朝鮮のミサイル。朝鮮中央テレビが放映した映像(AP)
朝鮮中央テレビが放映した5日に発射された北朝鮮の長距離弾道ミサイル。テポドン2号の改良型とみられるが、北朝鮮は人工衛星「光明星2号」の打ち上げと主張している(AP)
発射後、閃光を放ち上昇する北朝鮮の弾道ミサイル。朝鮮中央テレビが放映(AP)
25日に北朝鮮が発射したミサイルと同型のイランのシルクワーム(ロイター)
北朝鮮の舞水端里(ムスダンリ)と東倉里(トンチャンリ)
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