Together for Tomorrow Hondaの社会活動 技術を通じて 年次レポート イベント情報 サイトマップ リンク集 社会活動トップへ

●チャリティワールドフードコーナー

試食による食文化の紹介を、今年は「食べ物」を楽しみながら、世界の子ども達に募金で役立てられることを意識してもらえたらと願い、「チャリティ」で行いました。

ラトビアは、豊かな大地から収穫した穀物を使った「黒いライ麦パン」「カッテージチーズ」「ハーブティー」。

じゃがいも発祥の地とも言われるペルーは、ポテト料理「カウサ」、クリームをはさんだクッキー 「アルファフォーレス」、黄色い「インカコーラ」。

サウジアラビアは、昔は砂漠の旅にはかかせなかったミネラルやビタミンを多く含む「デーツ(ナツメヤシの実)」、ハーブが香る「アラビックコーヒー」「飲むヨーグルト」。

良質なコーヒー豆の産地であるザンビアは「ザンビアコーヒー」「スコーン」、コーンミルクをすり潰した主食の「シマ」とシチュー、「マンゴージュース」。


●日本文化紹介

◆阿波おどり

東京徳島県人会「阿波おどり天恵連」による「阿波おどり」が披露されました。ステージ脇で三味線・太鼓・横笛などの演奏が始まると、ステージ上に次々と踊り手が登場。最後は「皆さんもご一緒に踊りましょう」と会場へ呼びかけ、子ども達がステージに上がり一緒に踊りを楽しみました。

◆剣道

港区剣道連盟による剣道の実演が行われました。きりりと防具をつけた子ども達が次々に立会い稽古を披露。「やぁー!」と勇ましい掛け声の中、お互いにどんどん打ち合っていく様に、会場は凛とした空気に包まれました。

◆「とらや」の和菓子紹介

老舗「とらや」の職人による、干菓子づくりの実演がステージで行われました。 6月ということであじさいの木型を使い、細やかな工程が続く職人技を紹介、繊細な和菓子を作り上げました。

会場内では、干菓子と共に、その材料となる和三盆糖や小豆、寒天などを展示。美しい和菓子が何からできているのかを、大人も子どもも興味深く見入っていました。

◆「赤坂柿山」おかき焼き体験と試食

ブースには実演のための機材が運び込まれ、子ども達はエプロンと軍手をつけて釜の前に座り、おかきを焼き上げる工程を体験。焼き加減を教えてもらい、皆とても真剣です。出来上がった香ばしいおかきは試食として配られて喜ばれました。


●キッズプレイエリア

◆ワールド体験コーナー

ラトビア「ブックマークをつくろう」「歌とゲームで遊ぼう」

二人一組で本の「しおり」を作る手遊び。ひもの端を1人が固定し、もう一人が編み込んで作ります。他にラトビアの子どもの歌と遊びを教わって、皆で手をつないで輪になり、一緒に歌いながらラトビアの遊びを体験しました。

ペルー「クイの隠れ家あてゲーム」

入口を開けた箱を円形に並べ、子ども達に箱を選んでもらいます。そして円の真ん中にクイというペルーのモルモットを放ち、逃げ込んだ箱を選んだ子が勝ち。かわいいクイに子ども達は大喜びでした。

サウジアラビア「民族衣装試着体験」「アラビア文字で名前を書こう」

サウジアラビアの民族衣装は足首まで全身を覆う形で、着てみると異国の人になったよう、と人気を集めました。また、アラビア文字を教わって自分の名前を書く体験もありました。

ザンビア「民族衣装を着てみよう」 「ドラムをたたいてみよう」

アフリカの大自然のような鮮やかな色が染められた衣装は、身体に巻き付けて着るものもあり、戸惑いつつも楽しんでいました。大きなザンビアの太鼓(ドラム)をたたく体験もあり、自分よりも大きなドラムに子ども達は大はしゃぎでした。

◆スポーツトライアウト

ラトビア「バスケットボール フリースローチャレンジ」

ラトビアでもっとも人気があり、国技にもなっている「バスケットボール」。フリースローチャレンジコーナーが作られ、見事ゴールを決めた子にはラトビアのお菓子がプレゼントされました。

ペルー 「サーフィン バランスボード体験」

古代から海では人々が葦(あし)で作られたボードに乗っていたペルーは、サーフィン発祥の地とも言われ、人気のスポーツです。サーフボードを模したバランスボードに乗ってバランスを取るサーフィンの疑似体験は、珍しさもあって大人気でした。

サウジアラビア「キックターゲット」

サウジアラビアで人気のあるスポーツ「サッカー」。サッカーのゴールパネルを区切って番号を振り、子ども達はあらかじめ決めた番号を狙ってシュート。見事当たると記念品がプレゼントされました。

ザンビア「ゴムとびであそんでみよう」

ザンビアの子ども達が遊ぶゴムとびを体験。歌に合わせてリズミカルにステップをふんでいくコツをつかんだら、だんだんテンポが早くなっていきます。子ども達は歓声を上げながら夢中でとんでいました。


●Honda社会活動プログラム

◆ドリームハンズ/環境わごん

ミニASIMOやミニF1マシンのダンボールクラフト「ドリームハンズ」と、自然素材でものづくり体験をする「環境わごん」も開催されました。今回の「環境わごん」はストーンペインティング。子ども達は好きな形の石を選び、自由に色を塗って作品を仕上げていました。


●「タッチ・ザ・ワールド 10年の歩み」コーナー

タッチ・ザ・ワールド10周年を記念し、これまでの写真と「ミニミニワールドツアーパスポート」を一堂に展示、10年を振り返りました。


●また来年会おうね〜フィナーレ

楽しかったイベントもいよいよフィナーレ。ステージでは、“くりぼー”から「チャリティフードコーナー」で集まった募金全額59,529円を(財)日本ユニセフ協会へ手渡すセレモニーが行われました。この募金は(財)日本ユニセフ協会を通じてユニセフへ寄付され、世界の子ども達のために役立てていただきます。ご協力ありがとうございました。

最後はステージに“くりぼー”とASIMO、そしてテーマソングを歌う子ども達が登場し、その後ろでは大人達が手話ダンスをしながら「タッチ・ザ・ワールドのテーマソング」を会場にいる皆で合唱しました。


7月下旬には、会場で募集していた小3〜6年生の子どもを対象にしたイベント、夏休み特別企画「大使館訪問」を予定しています。今回参加した国をもっと知りたいという好奇心を大切に、今度は子ども達が大使館を訪問し、レポーターになって直接大使館員に話しを聞く事ができます。


世界には、日本で触れ合える機会の少ない国がまだまだあります。今後も、子ども達に世界の国の文化を紹介し、体験を通して関心を深めて新しい価値観を発見する、そんな身近な国際交流イベントとして役立ちたいと願っています。