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北の長距離ミサイル、平安北道に到着 韓国報道

6月1日10時27分配信 産経新聞

北の長距離ミサイル、平安北道に到着 韓国報道
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(写真:産経新聞)
 【ソウル=水沼啓子】韓国のニュース専門テレビ、YTNは1日、北朝鮮が発射準備を進めている長距離弾道ミサイルが北西部の平安北道(ピヨンアンプクト)東倉里(トンチヤンリ)に新たに建設された発射施設に到着したと報じた。

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 YTNによると、韓国の政府筋は「ミサイルを載せた貨物列車が平壌近隣から平安北道東倉里の施設の方に移動した」と話した。これにより、北東部の咸鏡北道(ハムギヨンプクド)舞水端里(ムスダンリ)ではなく、東倉里の発射施設から長距離弾道ミサイルが発射されるとみられる。

 YTNは韓国の軍情報筋を引用し、発射時期は今月16日に開かれる米韓首脳会談の前後になる可能性が高いとした。この軍情報筋は「ミサイル装着から発射まで2週間程度が必要」とみているという。

 北朝鮮は8年ほど前から、東倉里にミサイル発射施設を建設しており、最近施設が完成したとされる。

 一方、韓国の李明博大統領は1日朝のラジオ演説を通して、「核兵器でわれわれと世界の安定と平和を威嚇することこそ、北朝鮮体制を最も威嚇することであることを明確に悟らなければならない」と警告した。また、「(北朝鮮が)対話と平和の道を無視して軍事的威嚇と挑発を敢行したら、韓国はこれを決して容認しない」と強調した。

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最終更新:6月1日10時27分

産経新聞

 

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