10 映画化したらめちゃくちゃウケますって(笑)
「おっぱいバレー」が配本されたときの感想は正直、
「なんじゃこれ!」だったのですが、それが棚差し状態なのに売れてしまって・・・。
たしかに興味のあるタイトル(!)だったので読んでみました。
中学生だったのは遥か昔・・・。
あこがれの先輩やら気になった同級生はこんなことを考えながら部活をしていたのかと思うと、 若干幻滅ですが(笑)、動機がなんであれ、何かに一生懸命打ち込むことが出来るというのは いくつになっても素敵でいるための条件だと思います。
生徒側から描かれるだけではなく、寺嶋先生の大人目線から人間臭さがにじみ出てくる描写には妙に納得させられ・・・。
映画化したらめちゃくちゃウケますって(笑)
続編にも期待しています。
BOOK GARDEN 東京南口店 文芸担当
大島範子さん
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9 映画化、期待しています!
バレー部顧問の“おっぱい”寺嶋先生、私とほぼ同年代ということもあってとても共感しました。
私もけっこう不器用なほうなので、もし私が寺嶋先生だったら似たようなことをしちゃうんじゃないかなあ……。
それにしても、男子中学生の描かれ方がイイ! きれいごとじゃなく、ありのままで、それでいてすっごくピュアで……。きっとそんなところが多くの人に支持されるんですね!
映画化、期待しています!!
さんわプラザ店
和田奈津子さん
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8 いやはや、まったく。やられた!
最初は主人公たちのあまりの馬鹿さかげんに「そうそう、中坊の頃ってこーゆーカンジだったよなあ……」と苦笑しつつ頁をめくっていましたが、いつしかそんな客観的な読み方なぞ出来なくなってる自分に気付き、軽く戸惑ったりしてみたり。
カナリノメリコメマス!
登場人物のいきいきとした描写や、文字を目で追いかけるだけで頭の中に映像のイメージが広がっていくこの感覚、そして終盤に近づくにつれてどんどん盛り上がっていく物語。読後感もさっぱりしてて、実に気持ち良いし。
いやはや、まったく。
やられた。こいつは面白いや。
紀伊國屋書店川崎店
文学書担当
小島明雄さん
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7 とにかく面白い!
この本を一言で言うなら、とにかく楽しい本!につきます。
二人の視点で物語が進み、お互いの勘違い、思い込みがこちら(読者)にだけわかり、そんなところもおもしろかったです。
それ以来、「最近のお薦め本は?」と聞かれるたび「『おっぱいバレー』です!」と即答の毎日です。
有隣堂厚木店
岩堀華江さん
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6 実にステキな本です。
数年間、想いを寄せた女の子からお互いストーリーを知らないまま借りた五木寛之の「青春の門」、それはそれは驚きに満ちたもので毎日少しずつ大切に読みました。
この「おっぱいバレー」を手にしただけで、当時のその時に似た感情がふつふつと込み上げてきました。
男の子にとっては毎日の生活を懸けるに値する挑戦、そんな日々こそまさに青春。素直に涙を流せる場面もあったりで、実に素敵な本でした。
ブックスユートピア野間店
山本拓之輔さん
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5 久しぶりに説得力のある「やればできる」を聞いた!
「おっぱいバレー」読みました。
感想は……おもしろかった!に尽きます。
タイトルのおちゃらけた感じのイメージをさらりと裏切ってくれて、動機は不純だけど育夫たちのひたむきな姿に、私の方がパワーをもらいました。
なんか力がみなぎってきたような気がしました。
寺嶋先生の「あなたたちは発展途上の人間なんだから、これができる、あれができないなんて考えても仕方ないの。やればすべてできる」。
この言葉に私まで励まされました。
「やればできる」今までに何回聞いたんだろう。
でも、久しぶりに説得力のある「やればできる」を聞いたなぁ。
こんな素敵な本に出会えたことが嬉しいです。
一人でも多くのひとりでも多くの人に、手に取ってもらえるように頑張りたいと思います。
ブックファースト宝塚店
南香織さん
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4 タイトルで本の中身を決めてはいけない!という好例
大まかな構成は、弱小男子バレー部が新任教師と共に成長し強くなっていく……という一昔前のスポ根青春ドラマを彷彿させるが、中身がかなり違う。
まず動機がすごい。
イマドキとはいえ田舎の男子中学生が教師のおっぱい見たさにバレーが上達していくって……オイ(笑)
承諾する教師もどうかと思うが(笑)
しかも教師に了解させる手段が麻雀なのもすごい。物語上とはいえ中学生がイカサマを極めた麻雀の達人って、おまえは阿佐田哲也か!などとツッコミ所満載。
そして文体もいい! 普通の書き方では文部科学省推薦!のような嘘くさい作品にしかならないところを、巧みに散りばめられた笑いによって一大エンタテイメントに仕上げている。(例えば、マラソンの掛け声とか、クール過ぎる中学生とか)
そして感動も忘れてはいけない! 一人だけ実力者の城は先輩達のていたらくにあきれ不良化していく。それを立ち直らせる過程で、仲間とか友情とかが見え隠れいていくのも見逃せない。
さらには新米教師が、前任校での挫折から、バレー部員たちの不純ではあるがある意味純粋な気持ちからだんだんバレーにのめりこんでいく姿を見ることにより立ち直っていく、という今はやりの「再生」を描いている点も見逃せない。
長々と書き連ねてきたがやはり本の面白さは実際に読んでみないとわからない!ということで読んでいない方はぜひご一読を☆
あおい書店博多本店
柴田正人さん
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3 何これ……このふざけた表紙とタイトル!(笑)
表紙を見て、何これ……!
タイトルを読んで、さらに、何これ……?
それが入荷してきたときの正直な感想。ふざけとんのか!と(笑)。
でも、読んでみたい。何か気になるものがありました。
で、実際読んでみると、ウォーターボーイズのような、スィングガールズのような。おっぱいボーイズ? そうそう、中学生の男子ってこんなかんじ。まじめにおバカでまっすぐなかんじ!! すごく好感をもちました。
ばかげた大人に、いたってまじめにおバカな方法で対抗する彼ら、大好きです。
オー・パイ!オー・パイ!オー!!
リブロ東池袋店
佐藤裕香さん
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2 ぜひ中学生の親に読んでほしい本
中学生たちの描写がすごくリアルで、自分の中学時代を思い出しとても懐かしい気持ちにさせられました。
携帯やネットの普及・ゲーム機の進化などで、子供たちの周囲の環境は昔と比べてとても変化してきてはいますが、考えていることは今も昔も同じ、大人の、子供たちを見る目が変わっただけだということを痛感させられました。
なので、現役の中学教師や中学生の子供をもつ保護者の方にはぜひ読んでもらいたい作品だと思いました。
内容は、本当にテレビドラマを見ているかのように、リズムよく、さらさらと最後まで一気に読み進めることができ、とても爽やかな気分になれました。「青春モノ」好きの自分にとっては、もう完全に的を射られた作品でした。
TSUTAYA WAY ガーデンパーク和歌山店
岩瀬竜太さん
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1 続編、楽しみにしてます。
「おっぱいバレー」を読む時間は、本当に涙あり笑いありで楽しいひとときでした。
普段は基本的に推理小説しか読まない私ですが、楽しい時間が過ごせました。
やっぱり思春期を越えてきた者として共感出来る事も多く異性に関する興味でモチベーションが上がるのは良く分かります。決勝戦のラストシーン現実味があって良かったです。
なかなか世の中甘くはないんですね……。
いまから続編、楽しみにしています。
芳林堂書店津田沼店
飯田和之さん
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