任期満了に伴う松原市長選は31日、投開票され、前市議で松原青年会議所理事長の澤井宏文氏(38)=自民、民主、公明推薦=が、松原民主商工会事務局長の梅木佳章氏(58)=共産推薦=を破り、初当選を果たした。府内で澤井氏は、箕面市の倉田哲郎氏(34)に次いで2番目に若い現職市長となる。当日有権者数は10万505人(男4万8127人、女5万2378人)。投票率は41・98%で、過去最低だった01年6月(41・60%)をわずかに上回った。【武井澄人、向畑泰司】
前回無投票当選の中野孝則市長(67)=2期目=が今年3月に引退を表明。中野市長が判断した市立松原病院閉院(3月末)を巡り、市民に広がった地域医療への不安解消の具体策を主な争点とした、8年ぶりの選挙戦だった。
澤井氏は橋下徹知事や国会議員らとのパイプを強調し、財政健全化の実現を主張。市議会の約3分の2を占める自民、民主、公明の推薦も得て、組織票をまとめた。同病院閉院後の医療については市長直轄チームをつくり、影響などを総点検すると主張した。若さと行動力をアピールしたのも奏功した。
松原市田井城1の澤井氏の事務所に当選の一報が伝わると、集まった支持者らは歓喜の渦に。澤井氏が姿を見せると握手攻めで出迎え、万歳三唱で初当選を祝った。
一方、梅木氏は閉院を進めた中野市長のリコール(解職請求)署名運動を支えた市民らに推されて立候補。3万人を超える署名を支えに閉院撤回や福祉の充実などを訴えたが、及ばなかった。
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◆開票結果
当 23066 澤井宏文 38 無新
18277 梅木佳章 58 無新
澤井宏文(さわい・ひろふみ)38 無新(1)
松原青年会議所理事長[歴]市議長▽衆院議員秘書▽レストラン運営会社員▽摂南大=[自][民][公]
毎日新聞 2009年6月1日 地方版