切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man's Blog
引用
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ネットはテレビに比べてアクセスが拾いやすくて正確で、広告効果が見えやすいからデジタルに広告市場がシフトしている、と言いたいところなんだけれども、それはあくまでビデオリサーチに比べてやや正確でターゲットをクライアントが指定しやすい、というだけなんじゃないかという気もするわけですがー。
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5年間もアメブロを使い続けていると、愛着も出てくる。
昔から、アメブロが水増しPV数をしていた事は周知の事実なのだが、今回の問題は、
新しいネット広告詐欺
という問題がクローズアップされている点。
【視聴率とPV数の天秤】
TV局の視聴率と同じくらいインターネットの「広告媒体」としての価値が急浮上している。
web2.0化により、多くの人が個人ブログを開設し、その勢いで芸能人もブログを書くようになった。
そうなると、芸能人の「個人テレビ局化」が加速され、それがアメブロを代表とする芸能人ブログへと進む。
今まで、テレビ局の視聴率がそのまま広告媒体の価値へとなり、広告価格が設定されていた。
そのため、下記のような方程式が出来る。
視聴率が高い=広告代が高い
となる。
このような方程式があるため、個人テレビ局化した芸能人ブログにおいて、アメブロを展開するサイバーエージェントがとった行動が・・・・・・、
PV数が高い=広告代が高い
という華麗なる方程式を創り上げ、それを営業活動にシフトしているのだ。
この新しい方程式が、実は「水増しPV数」ではないのか?というのが今回の騒動である。
【水増しをして広告代を高くする確定詐欺へ】
インターネットは、他の媒体と比較して「公平」であると言われている。
それはデータが拾いやすく、誰でも収得出来るからだ。
その盲点があるため、アクセス解析などのソフトは暗黙のルールが存在し、水増しPV数は「禁じ手」とされている。もし、このルールを逸脱した場合、ネットの公平性が崩れてしまうからだ。
このパンドラの箱を、業界トップのアメブロが破った。
これが今回の火種である。
私みたいな玄人からすれば、もともと水増しをしているのは、他のアクセス解析と併用すれば簡単に見破れる。約3・4倍程度のユニークユーザー数の水増しがあるのだが、ほとんど気にしない。
ただ、運営者のアメブロが言っている
ブログ界NO1サービス
というのが、実は裸の王様では?というのが本質だ。
そこには、実はブログでも、「はてな派閥」や「ライブドア派閥」などがあり、それぞれの勢力が、お互いの利点を強調し、戦っている現実があるのを、忘れてはいけない。
また、最近は独立系のムーバブルタイプもあり、ブログ界の公平性が重要になっている。
【お馬鹿で、これでいいのだ!!】
ただ、流石にアメブロが凄い点がある。
馬鹿を対象として成長している
という点だ。
テレビ局の主力は「女性」と「主婦」をメインターゲットとしている。
それは、購買力が強いのが原因であるが、それと表裏して情報操作が容易である「お馬鹿市場」である点。
このターゲット層を開拓してこそ、ネットビジネスの本流と言える。
この点、他のブログサービスは大きく舵取りを間違った。
はてなブログ=インテリ層&オタク
ライブドアブログ=リテラシーが高い「だけ」
ムーバブルタイプ=企業用「だけ」
となり、お馬鹿市場の開拓に全く手をつけなかった。
そこに登場したのがアメブロ。
アメブロ=女性に圧倒的な支持と芸能人の獲得
という金字塔を創り上げた。
この方向性が正しく、ブログ業界でNO1の広告代を演出できるようなる。
水増しPV数も、このお馬鹿を「煽りたてる」良い演出であり、華麗なる詐欺なのだ。
【華麗なる広告詐欺】
そのため、広告主は、水増しPV数は演出のひとつだと認識する。
いわば、「ハッタリ」であり、事実ではないのを承知している。
しかし。
営業とはハッタリも必要不可欠であり、演出の道具でもあるため、広告主が納得すれば良いだけ。
そして、広告効果が費用対効果で出れば良いだけ。
アメブロは言わば、禁じ手を逆手にとった王道を行く手法だ。
もし、他のはてなブログ派閥やライブドアブログ派閥が「うらやましい」のなら、同じように水増しPV数をして、女性層を獲得し、芸能人を誘致して、展開すればよい。
たぶん、恥ずかしくて出来ないであろう。※組織的にも
その点、アメブロの厚顔さは立派である。
1 ■無題
モバイルの世界では水増しなんて昔から普通ですけど。
今更感がある。みんな知ってるから離れていった。