成田空港内の飲食店に勤める女性(19)=佐倉市=が県内初の新型インフルエンザ感染者と確認された問題で、県は三十一日、この女性と行動を共にしていた女性二人にのどの痛みなどの症状が出ていると発表した。
二人は成田市内の発熱外来を受診し、詳しい検査を受けている。
県疾病対策課によると、二人は女性患者の同僚で、二十七日に成田市内で一緒にボウリングをした女性(18)=印旛郡=と、二十八日に一緒に都内で観劇した女性(19)=成田市=という。
このほか、女性患者と二十七〜二十九日に接触があった四十五人は三十一日現在、発熱などの症状はない。県は接触者全員に接触日から七日間の自宅待機を要請し、健康調査を行っている。
一方、成田市内の病院に入院した女性患者は、熱がほぼ平熱の三六度台に下がり、快方に向かっている。
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