【ソウル３１日共同】聯合ニュースによると、韓国南東部・慶尚北道の慶山市で３１日未明、知人を刺した疑いで警察施設で取り調べを受けていた会社員の男（４８）が、近くで参考人聴取を受けていた女性（５２）を刺殺した。
警察は男の所持品検査をせず、手錠も掛けていなかったため、ずさんな対応に非難の声が上がっている。警察は動機について「不利な証言をされると思ったようだ」としている。
男は女性が経営する飲食店の前で女性と口論になり、止めに入った職場の同僚男性（３８）を刃物で刺した疑いで連行された。取り調べ中に突然かばんから刃物を取り出し、約３メートル離れた席にいた女性に近寄り、脇腹などを刺した。女性は搬送先の病院で死亡した。
警官が男を銃で撃ち、男も病院に運ばれた。
（共同通信社）('09/05/31 無断転載禁止)
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