「リコール署名、誰が集めに」滋賀・安土町選管が住民に質問
6月1日0時11分配信 読売新聞
滋賀県安土町選管が、津村孝司町長の解職請求(リコール)のため住民団体から出された署名の審査に際し、署名した町民に、集めに来た人の名前を尋ねる文書を郵送、3日までの回答を求めていたことが分かった。
町選管は「署名の集め方に問題がなかったか、有効性を確認するため」と説明しているが、住民団体は「あからさまなリコールつぶしだ」と批判している。
文書は5月29日付。集めに来た人の名前を知らない場合は、性別や年齢層を記入させる欄があるほか、「リコールのためと説明を受けたか」、「署名簿の表紙やリコールの要旨を見たか」など計3項目。
署名活動は、近江八幡市との合併に反対する同町の住民団体「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」(大林宏代表)が実施。リコールに必要な3291人(有権者の3分の1)を上回る4209人分を集め、5月15日に町選管に提出した。大林代表は「文書を受け取った町民からどうしたらいいかという相談が相次いでいる。町選管のやり方は異常だ」と憤る。
一方、町選管は、「署名は登録された『受任者』らが面談して集めなければいけないが、一部で、署名簿がポストに投函(とうかん)されていたという情報があり、文書を送付した」としている。
町選管は「署名の集め方に問題がなかったか、有効性を確認するため」と説明しているが、住民団体は「あからさまなリコールつぶしだ」と批判している。
文書は5月29日付。集めに来た人の名前を知らない場合は、性別や年齢層を記入させる欄があるほか、「リコールのためと説明を受けたか」、「署名簿の表紙やリコールの要旨を見たか」など計3項目。
署名活動は、近江八幡市との合併に反対する同町の住民団体「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」(大林宏代表)が実施。リコールに必要な3291人(有権者の3分の1)を上回る4209人分を集め、5月15日に町選管に提出した。大林代表は「文書を受け取った町民からどうしたらいいかという相談が相次いでいる。町選管のやり方は異常だ」と憤る。
一方、町選管は、「署名は登録された『受任者』らが面談して集めなければいけないが、一部で、署名簿がポストに投函(とうかん)されていたという情報があり、文書を送付した」としている。
最終更新:6月1日0時11分