2009/1/20
徳増興産グループ〜アーバンスパリゾート「湯らら」誕生 都心のオアシスで癒しの時間を 記事は週3回(地区によっては週1回)郵送でお届けする企業情報紙「東経情報」から抜粋したものです。 インターネットからのお申込は1ヶ月間無料です。東経情報についてはこちら>>>
10月20日、キャナルシティ博多にほど近い福岡市博多区住吉に、新たな癒しの空間が誕生した。その名も「アーバンスパ 湯らら」。ブラック&ベージュをベースに、オレンジ&グリーンのアクセントカラーを利かせたスタイリッシュで新しい感覚の温浴施設だ。
◆ シックな雰囲気でリラクゼーション 北九州地区最大の超高層賃貸マンション「トーマスタワー」を建設するなど、地場ディベロッパーとして躍進を続ける徳増興産グループ。その徳増興産グループが本格的な福岡展開の第一歩として位置づける15階建て賃貸マンション「パークテラス住吉」。博多駅、キャナルシティを擁する都心部にもかかわらず長い歴史と悠久の木々を育む住吉神社の閑静な境内にも程近い立地。 同物件の竣工と同時に、1階、2階部分で自社事業のテナントとして開業したのが、温浴施設「アーバンスパ湯らら」だ。これは、トーマスタワーに出店した「華の湯馬借店HIBURAN」に続く同グループ直営温浴施設の4号店となる。「幸先の良いスタートを切ることができました。天神やキャナルからの帰りに寄る方はもちろん多いのですが、お客様の6割は中央区、博多区の比較的近隣の方、つまり、地元の方が利用して下さっています。深夜にかけてのお客様も多いので、営業時間も当初の午前1時までから午前3時までに延長しました」徳増雄三代表の手応えも十分だ。
スパ事業(温浴施設)、飲食事業などを独自のノウハウで自社オペレーションすることにより、開発物件に自ら高付加価値を与えるというビジネスモデルを確立してきた徳増代表だけに、湯ららについては高級感を維持しつつ、HIBURANよりも若干敷居を低くし、若い女性でも気軽に利用できるような施設にしたという。そのため内装は、ネオ・ジャポネスクを基調とし、色調もシックにまとめおしゃれなイメージを演出している。 ◆ イベント企画と料理で顧客満足 「都心部の施設ですから、郊外の大型店のように何種類ものお風呂を設置することはできません。その代わり、いろいろなイベント企画と充実のお料理でお客様には十分喜んでいただけると思います」と語るのは支配人の常盤理さん。 11月から12月にかけては、浴槽にヒノキの丸太を浮かべた「ひのき風呂」が大好評だったそうだ。用いられたのは、2004年、世界遺産として登録された紀伊山地の霊場と参詣道のうちの一つ、熊野古道の森で育ったひのき(入浴木)を特別に取り寄せたもの。ひのきからの芳香が精神を安定させ、心身をリラックスさせる効果があるという。 そのほかにも、「にごり酒風呂」、熊本産のバンペイユを浮かべた「世界一のみかん風呂」など、次々と『変わり風呂』の企画が繰り出される。 サウナでは本場フィンランドで行われている「ロウリュ」という入浴法が体験できる。ロウリュとは過熱したサウナストーンに水をかけて、マイナスイオンがたっぷり含まれた蒸気を発生させ、その状態でサウナ内に風を起こすことにより体感温度を高め、一気に発汗を促進するため、気持ちの良い汗が効率よくかけるというもの。通常の高温サウナに比べ心臓への負担が軽減されるというメリットもある。 ◆ 充実のディナーバイキング 「湯らら」の楽しみ方はこれだけでは終わらない。館内レストラン「きらら」では、ランチタイム、ドリンクタイム、ナイトタイムとそれぞれの時間帯に応じたメニューを提供しているが、何と言ってもメインは18時から22時までのバイキング料理。驚くことに980円というリーズナブルな料金で、20種類以上ものヘルシーメニューをお腹いっぱい楽しめてしまうのだ。 すでに淘汰の時代に入った感のある温浴施設だが、さまざまな企画とアイデアで差別化を図り、徹底的に顧客満足度を高めた「湯らら」には地元リピーターが根付くという成果がもたらされている。パターン化されたものを単純に展開していくのではなく、福岡市への今後の展開を見据え、同市における多様な地域特性をきちんと分析し、その場所に合ったものを的確に計画した結果だ。 もちろんタオルなどはレンタル・販売されているので、仕事帰り、遊び帰りに気軽に立ち寄ることもできる。一度訪ねてみれば、都心での癒しのひと時を十分に満足して過ごせること請け合いだ。
「アーバンスパ 湯らら」 所在地 〒812-0018 福岡市博多区住吉3-5-5 パークテラス住吉1・2F TEL 092-262-5110 入浴料 大人(中学生以上)850円、(会員)800円、子供400円 <会社概要> 住所 〒802-0005 北九州市小倉北区堺町1-9-6 TEL 093-512-5622 FAX 093-512-5624 代表者 徳増雄三 資本金 4,900万円 設立 昭和42年 業種 不動産管理・賃貸・不動産コンサルティング、スーパー銭湯事業、飲食等サービス、LPガス販売 年商 20億円(グループ) http://www.tokumasu.co.jp
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